超遅れていますが(苦笑)「小林さんちのメイドラゴン」、後半の感想です!
今回のアニメでも原作でもトールとは勢力が対立している上に戦闘力も拮抗しているという絵に描いたようなライバル。それがエルマ。
(異界への行き来が自由に出来る点などを考えると総合力はトールの方が上な気もしますが)
が、しかし!
この世界において所属勢力だの、戦闘力だのは問題では有りません。
ですが、エルマはトールの最大の敵です。
何故か?
それは職場でず~~っと小林さんと一緒だからですよ!!
アンソロコミック1巻(伊藤ハチ先生作「メイドラゴン本の新刊ください」)でも書かれているように新人指導は百合なんですよ!(笑)
しかも部署まで一緒で先輩後輩となれば、ずっと家に居るトールより長い時間を共に過ごしているとも言える訳です!
前回の感想ではジョージ―さんを警戒すべきと書きましたが、後半戦でトールが一番警戒すべきはエルマです!
そりゃあ嫉妬のあまりブレスを撃つのも致し方無しです(笑)
まぁそうは言っても現時点では完全にとばっちりだったエルマを放っておいて嫁たるトールを慰めにかかる小林さんを見る限り、トールと小林さんの仲は盤石でしょう。
・・・しかし原作(第5巻時点)の事を考えると、家の中には小林さんと子作りを迫るイルルが居るし、職場にはちょっと小林さんに迫られると受け入れ態勢に入るエルマが居るし、でトールの気苦労は絶えませんね(笑)
純粋にお話としても様々なイベントがあり、楽しませて貰いました。
特に演劇はカオスっぷりが凄まじく、終始笑いっ放しでしたね。
百合的な観点でもカンナ居る所に才川さん有りで、ニヤニヤさせてくれましたし!
もう「ぼへぇ~~!」顔のオンパレードですよ(笑)
終盤では原作で比較的初期に完了していた小林さんとトールの出会い~お父さん、娘さんを下さいイベントが展開。
百合的に素晴らしいのは勿論、最初の方の展開を思い出してほっこり。
(まぁトール父とのやり取りや流れは色々と増量されていましたが)
・・・改めて見ると小林さんの酒乱振りにもびっくりしましたが(笑)
消えて無くなった事を考えると一種の哲学兵装だったのかも知れませんけど、それでも身の丈数倍は有ろうかと言う剣を引っこ抜くとは・・・。
酔っ払いって怖いですね(笑)
トールのお父さんである終焉帝とのエピソードは小林さんの漢気が炸裂したのが素晴らしかったのは勿論ですが、お父さんに認めて貰った瞬間にオープニングのシーンを回収する演出が更に良かった!
原作を非常に楽しく読ませて貰っていましたが、今回のアニメ版もオリジナルのエピソードが有り”小林さんち”という家族感がより強く打ち出されていて原作に負けず劣らず面白かったです。
強いて不満を言えば原作では登場済みのイルルの出番が無かった事かな。
彼女も魅力的ですし、小林さんとの絡みは勿論、才川さんとの絡み(「カンナの日常」での絡みも楽しいですね)が百合的にも物語的にも面白い。
是非是非、第2期を実現してイルルも登場するエピソードを見てみたいです!
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