訪問者様より「少女巡礼」が百合要素有りと情報を頂きました!(情報ありがとうございます!)
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少女巡礼|サイコミ本作の大筋・・・少なくとも第1話時点では純粋さが過剰とも言える少女”アイコ”と実は有名漫画家であり、それをアイコに隠そうとする”マオ”とのガールミーツガールストーリー。
恋愛的な方向に行くかどうかはともかくとして、アイコに好意を持つマオが有名漫画家しかもアイコの憧れである”東雲しおん”である事がバレる=1個人であるマオとして見られなくなる事を恐れるというのは人間関係をテーマにした作品ではちょくちょくある展開で、百合的に◎。
と、ここまでは王道的な百合ストーリーと言えるのですが・・・どうも不穏な要素も。
誰かを妄信する、過剰に愛するというのは作風次第ではコメディにすらなり得る要素で、アイコの東雲しおんに対する妄信もそれほど不安になる要素では無いはず。
ですが、作中では東京が異常気象と地震に日常的に晒され、人心が不安定になっている事が示唆。そして漫画というメディアによって有名漫画家というある種の”神”を創り出そうと画策しているシーンが有ります。
そこに純粋に過ぎ、見方によっては狂信的に”東雲しおん”を信奉するアイコの姿を見ると言い知れぬ不安を覚えます。
人は自分の想像と現実のギャップが大きければ大きいほどショックを受けるもの。果たして”東雲しおん”の正体を知った時にアイコがどういう反応をするのか・・・。
百合好きとしてはそのギャップを乗り越えアイコがマオを受け入れてハッピーエンド、を期待したい所ですが、周囲の思惑と”東雲しおん”の人気がそれを許さない印象。
果たしてどういう展開をしていくのか・・・先が不安では有りますが、それ故に続きが気になる作品。今後が怖くも楽しみです!