予定通りアーリーアクセスが開始された「ウィッチアンドリリィズ」。CF企画に出資していた事もあり、少しだけ早く入手できたので短時間ながらプレイして見たので、その感想をば!
公式サイト
WITCH&LILIES ウィッチ・アンド・リリィズCF企画ページ(終了済み)
【百合×ダンジョンRPG】「ウィッチアンドリリィズ」Steam版開発プロジェクト - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)steamページ
【百合×ダンジョンRPG】ウィッチ・アンド・リリィズ本告知トレイラー
まず肝心要の百合要素ですが・・・流石に1時間程度のプレイ時間ではあまり確認できていません(汗) ただキャラクリの幅は結構広く、様々なカップリングが実現可能なのは◎
特に”性格・ボイス”は20種とかなり充実しているので、見た目との組み合わせで色んなキャラ像を想像できるのは非常に良いですね。まぁ流石にフルボイスは無理だった=パートボイスになっていますが、それでもボイスがある恩恵は十分で、この辺りはCF企画に出資した甲斐を感じます。
そして短時間プレイでも感じられる百合要素としてはダンジョン脱出後に行われるボーナス行動での組み合わせですね。これは以下の
修行:次回のダンジョン探索開始から終了まで能力値アップ
採集:アイテムを得る。管理人のプレイでは換金アイテムを入手
料理:次回のダンジョン探索開始から終了までの間に使える回復アイテム”弁当”を入手
といった行動のうち、二人組で行動させる事で関係を深めてもらえるというもの。
まだ1度しか実行していないので分かりませんが、仲が良いと効果が上がる・・・なんて事もあるかも知れません。
と、その辺りはこれから分かる事として、仕様なのか偶然なのか分からないですが、一緒に行動した二人はいきなりデートのお誘いをしていました!
正直これには、みんな積極的だな~とびっくり。いやまぁニヤったのは確かですけども(笑) で、今回のプレイでは一組はデートならずで不満が発生、もう一組はデート成就で仲がより深まったというパターンでした。
まだ1回目のデートイベントという事もあり、内容はかなりアッサリしていましたが、仲が深まった状態ならば変化があると思われますし、ダンジョン攻略にも影響があるとの事なので、百合的にもゲーム的にも非常に楽しい要素ですね。
お陰で一人あぶれるという状況をどう対処しようか今から悩ましいです(笑) どうにか上手く3人カップリングとかハーレムパーティーとかに出来ないものか(笑)
ちなみに主人公は事前の告知通り、非常に影が薄くほとんど壁や空気か、ってくらいに存在感を消してくれるので、そこは安心。まぁ一応”ウィッチハントリーダー”という職に就く事になる事や妖精であるトリムから認められるという事は特別、という主人公感は有りますけどね。
翻ってダンジョンRPGとしては、事前の印象通り奇をてらわないシンプルかつ堅実な造りという印象でしょうか。
簡素な演出のフロントビュー戦闘に、HPとMPを管理しつつダンジョンを進むというRPGの形は、形式の違いこそあれど様々なRPGで用いられてきた手法なのでほとんどの人はすぐに慣れると思います。
ただ、こうした基本的な要素自体はシンプルですが、スキルをどう習得するか、キャラの得手不得手などを考えだすと中々に奥深い物があり、こうした点もRPGの王道的な面白さを盛り込んでいるな、と感じます。
あと個人的に印象が良かったのはモンスターからのドロップアイテムを売却する事で金策になると同時に店の品揃えが良くなる=戦力強化も出来るというところ。
この辺りのゲームサイクル・・・モンスターを狩って素材を得て装備強化という流れは―ゲーム性は全く違いますが―モンスターハンターみたいで個人的には後を引く面白さがあって好きですね。
言わずと知れた超有名作。ちなみにヒノエ&ミノト姉妹に百合を感じたのは管理人だけではないはず(笑)
と、短いプレイ時間なりに色々と楽しい、楽しんで行けそうな要素が多い本作。ですが、アーリーアクセスという状況のせいか、所々不便な所も。
例えばダンジョン探索での操作ですが、現状だと後ろキー押下では後ろに振り向くのですが、個人的には後ろ移動に慣れているので、ここはコンフィグで選ばせてもらいたかったところ。
また開示している地点まで自動で移動してくれる”オートパイロット”という機能も無く、楽をしたいプレイヤーに取ってはちょっと不便感が有りますね(苦笑)
他にも操作系の話では、スキルツリー表示中にキャラ変更が出来ないと思われるのも地味ながら不便。
これらの点はもしかしたら既に可能な点なのかも知れませんが・・・もしそうだとしても、これらの点は勿論のこと、戦闘関連でも現状だとちょっと説明不足な所が有ります。
例えば隊列で前衛と後衛にはどんな効果があるのか?やそれぞれの武器の特徴などなど・・・。
これらは他のRPGでもお約束な要素では有るものの、そうだと言っても本作でも同じような仕様なのかどうか分かりませんし、そもそも本作が初のRPGというプレイヤーが居ないとは限りません。
チュートリアルという形での実装は手間がかかるとしても、ヘルプや説明書の用意とそれらへの導線はしっかりと用意して欲しいところです。
あと・・・これは英語弱者な管理人が悪いのかも知れませんが、メニュー項目が英語なのが地味に辛い!! 管理人は英語がてんでダメなので、メニューを見る度に”これ、何の事だったけ・・・”となるので(苦笑)
とは言え、これらは細かい点ですし、今後のアップデートで対応される可能性も有る事を考えると現時点ではそれほど気にする必要はないかも、ですね。
最後に細かい点をつらつらと書きましたが、総合的にはやはり面白くなっていきそうな百合ゲーなのは確か。
これはゲームを進めていくと、という意味でもそうですし、今後のアップデートや次回作の実現という点でもそうです。
まぁ流石に次回作の話は気が早すぎですが(苦笑)、CF企画での出資額を考えると分母の数は少ないかも知れませんが、やっぱり百合ゲーは需要はあると思いますし、人は魅力がしっかりと伝わればお金を出して良いと思えるもの。
そうした事を考えると、より良い完成を目指しつつ、数字という点でも良い結果が出るような、そんな良い展開になる事を期待したいです!
対応機種 : PC(steam)
ジャンル : 百合ダンジョンRPG
プレイ人数 : 1人