遂にオールクリアー!!
長らく楽しませもらった秋篇もこれにて幕。今回も本編は勿論、オマケ要素も非常に楽しかったです!
では盛大にネタバレるので、今回も「続きを読む」で語ろうと思います!
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遂にオールクリアー!!
長らく楽しませもらった秋篇もこれにて幕。今回も本編は勿論、オマケ要素も非常に楽しかったです!
では盛大にネタバレるので、今回も「続きを読む」で語ろうと思います!
さてさて、今回は物語の節目となる合唱会に3回目となる推理と様々なイベントが目白押しでした。
まぁお蔭で胃が痛くなるような展開も多かったんですケドネ・・・。
※今回はネタバレせずには語れないので「続きを読む」に収めます。
譲葉先輩が改めてネリネ先輩への想いを再確認した前回。
今回は・・・遂に2回目の推理まで到達! 今回も勝ち目の薄い勝負を挑む事になりました(苦笑)
さてさて前回はシェイプシフター事件のお蔭でハロウィンパーティーが中止するかも?で奔走した譲葉先輩ですが、今回の事件は「森を彷徨うウェンディゴ」。
よくよく怪異事件が起こる学園ですねぇ・・・正直、プレイヤーの身としては「いい加減にしろよ、聖アングレカム (^--^#)」って気分です(笑)
とは言え、今回もまたケガ人(ウェンディゴを見た際に慌ててケガをした生徒)が居る以上、不審者事件という事になり放っておく事も出来ません。
しかも今回影響を受けるかも知れないイベントはネリネ先輩と想い出の歌を一緒に唄う合唱会。譲葉先輩の意地と想いのためにも、そして百合好きなプレイヤーの身としても調査は必須でしょう(笑)
が。
どうもバスキア教諭は合唱会を中止するつもりも延期するつもりも無い様子。
プレイヤーの身としては「合唱会に影響が無いなら、それで良いじゃん」と思う所ですが・・・譲葉先輩の意地が、ネリネ先輩との合唱会にケチを付けられたくないと言う意地がそれを許してくれません!
百合的に非常に萌える/燃える展開ですが、難しい推理を強いられるプレイヤーの身にもなって欲しい!(。´Д⊂)
タイトルにも書いた通り推理の一発解答はあと一歩の所で失敗・・・。
具体的に書くと4回の選択のうち3回は成功したのですが・・・ラストが(T.T)
今回に限ってイベント(合唱会)に影響が無いなんて言うから絶対にバスキア教諭が怪しいと思ったのになぁ・・・。
う~~ん、前半の2回は直前にほぼ解答と呼べるヒントが出ているから今回は実質2回、しかもちょっと分かり辛いとは言え作中にしっかりとヒントが出ている事を考えるとサービス回だったのに・・・これを落してしまったのは悲しい。
とまぁ推理その物には悔しい想いは有りつつも不満は無かったです。以前もそうでしたが、気持ちの良い悔しさでしたからね。
ただ・・・ちょっと演出的には不満も有りました。
今回も以前の事件と同じくモブに当たるキャラが事件に関わるのですが、そのキャラに対する演出が全く無いのはちょっと不満かなぁ。
前回の事件ではちょろっととは言え、イラストで顔も出ていたのに今回はそれも無しですからね(苦笑)
プレイ済みの方ならご存知でしょうが、今回の事件の原因は方喰寮長です。
が、この人、先述したように演出が全く無い・・・イラストは勿論、(恐らく)ボイスすら有りません。
前回の事件のように譲葉先輩とほとんど接点の無い生徒なら、それでも違和感は無かったですが、今回の方喰寮長は譲葉先輩とはそれなりの親交が有る様子。
しかも推理の決め手となったのは譲葉先輩が知る方喰寮長の人となりです。
しかし、今回のように全く演出の無いキャラに対して、そういう展開をされてもプレイヤーからすると全く親近感が涌きません。
先述のように作中に明確にヒントが出ていたので推理の展開に不満は無いですが、これほど方喰寮長をクローズアップするのなら、もう少ししっかりと演出・・・欲を言えばメインキャラと同じく立ち絵とボイスを付けて欲しかったのが正直なところです。
それに、そうやって方喰寮長というキャラが印象付けられていたら一発解答の目もあったんじゃないか・・・という想いも無くは無いので(笑)
タイトルにも書いた通り、譲葉先輩の百合・・・恋模様に大きな進展は無し。
後顧の憂い無くネリネ先輩との合唱会に臨めるのは大きいでしょうが、沙沙貴姉妹への想いの回答も含め依然保留中。
これは合唱会が終わらない事には結論は出ない感じですね~。
で。
これもタイトルに書きましたが、百合的にはえりか&千鳥の方が頑張っている感じですね(笑)
特に千鳥はウェンディゴ事件について話し合っている時には、えりかにウェンディゴ捜索をおねだりしたり、蘇芳の事を思い出していたえりかを牽制するような事を言ったり。
通常運転と言えば通常運転ですが(笑)、やはりニヤニヤさせられます。
それよりも千鳥に合唱の指導を受けるなどの理由があるとしても、後輩しかもカップルの部屋に入り浸りな譲葉先輩の交友関係が本気で心配になってきますr(^^;)
毎度毎度二人のイチャラブっぷりを見るハメになる事を考えると、中々キツいシチュエーションだと思うんだけどなぁ(苦笑)
あとは・・・バスキア教諭ことダリア先生に相変わらず弱いえりかですかねぇ。
千鳥は嫉妬深いと言うか、面倒臭い女だと思いますが(笑)えりかのダリア先生への態度を見ていると心配になってくるのも分かります。
ぱっと見、メロメロですからね(笑)
う~~ん、こうして改めて見ると百合的には完全に「FLOWERS 夏篇」のアフターだわ、これ(笑)
早く本筋である譲葉先輩の百合になるよう進めないと、ですね(笑)
対応機種 : PC(Windows)/PSVita
ジャンル : 百合系ミステリィADV
プレイ人数 : 1人
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さてさて少しずつ進めている「FLOWERS秋篇」ですが今回は推理も無く、主人公である譲葉先輩は大変だったものの百合的に美味しいイベントも多く楽しい展開でした!
沙沙貴姉妹からの好意、ネリネ先輩への慕情。主人公たる譲葉先輩は悩みを誰にも相談出来ぬままのため悶々としているためか変な夢を見たり、周囲から気遣われたり。
譲葉先輩自身は悶々としていますが、プレイヤーからすると中々に楽しい状況でも有ります(笑)
特に夢の内容が。まるで譲葉先輩が沙沙貴姉妹とネリネ先輩の多角関係の中心となっているかのようで、大変なようで意外に楽しんでいるんじゃないか、この人?という気にもなってきます(苦笑)
またコミカルと言えば、譲葉先輩の髪型チェンジのシーン。
三つ編みおさげ、サイドポニー、ツインテールと様々な譲葉先輩を見れるファンサービスたっぷりのシーンで個人的にも大満足。
まぁ譲葉先輩はどれも似合わないなぁ・・・と不満&悲しそうでしたが、サイドポニーとツインテールは中々良かったと思います。
三つ編みおさげは・・・ちょっと厳しい物があるかな、と思いましたが(苦笑)
まぁネリネ先輩からの評価を気にしていた所へバッチリのタイミングで入って来るネリネ先輩に関しては 「タイミング良過ぎだろ!いい加減怖いよ、この人!?」 と思っちゃいましたが(笑)
ネリネ先輩、譲葉先輩に何か変化があると100%的確に気付いて来るし、今回は今回で別室なのにタイミングバッチリで表れるしで、一歩間違うとホラーですよ、この人(笑)
コミカルな展開で誤魔化されてはいますが、譲葉先輩の悩みと問題自体は一向に解決されていません。
そんな中、譲葉先輩は紅葉狩りをしている最中に足を挫いて一人動けなくなるという状態に陥いる事に。
そんな状況の中、過去の回想が語られるのですが・・・それがネリネ先輩との出会いだったんですね。
これまでにも時折語られていましたが、昔は内向的だった譲葉先輩が転んだ際に活発なネリネ先輩に助けて貰ったこと。これが譲葉先輩がネリネ先輩に好意を持つ切っ掛けだったようです。
些細な切っ掛けと言えばそれまでですが、心細く悲しい時に助けてくれる、しかも颯爽とも言える姿で助けられればときめかない方が不自然というもの。
で!!
お約束かも知れませんが、今回も譲葉先輩を救ったのはネリネ先輩な訳ですヨ!!
元々好きだった所にこんな昔の慕情をくすぐるようなシチュエーションをやられたら、ますます好きになる決まっています!
一度はその辛い想いに心が揺れていた譲葉先輩ですが、これはやっぱり諦めれるものじゃあないですね。
とまぁ以上のように譲葉先輩はとてもじゃないですがネリネ先輩を諦めるなんて出来ない様に思えますが、今の管理人がプレイしている時点では結局、お話自体は動いていない・・・譲葉先輩は何も決断できていない状態です。
譲葉先輩が足を挫いてしまったのは沙沙貴姉妹が原因である部分も有りますし、状況的にはネリネ先輩とのルートになりそうですが・・・。
とは言え、選択肢がまだあまり出ていない事も有り、まだまだどんな展開になるか分かりません!
ネリネ先輩とのEDを目指しつつ、今後の展開を楽しみたいと思います!
はい、今回も蛇足を語ります(笑)
と言っても今回は珍しく嘆きでは無く(笑)、立花さんの可愛いシーンが見れた喜びを語りたい!
そう、プレイ済みの方ならお察しのあの「おヒゲ!」のシーンです!
いやまぁ立花さん本人からすれば凄まじく恥ずかしい場面だった訳で、不遇と言えば不遇ですけど・・・リアルゾンビやるよりは遥かにこっちの方が良いよね!?と言う訳です(笑)
あと印象的だったのは「立花さんが上級生にシンパを増やしつつある」という譲葉先輩の評があった事でしょうか。
プレイヤー目線からすると不遇感ばかりが目立つ立花さんですが(苦笑)、作中ではちゃんと評価して貰っているようです。
・・・こういった評価と同時に「(一緒に居た蘇芳も含めて立花さんへは)羨むもどこか嫉妬の視線が潜んでいる。そう観えた。」という評があるのが気になりますが。
う~~~ん、蘇芳もセットでの評ですが、なんでこう結局は不遇な感があるんでしょうね、立花さん(。´Д⊂)
恐らく今後、蘇芳の選挙の事も有るでしょうし、今回の譲葉先輩の見立てが刺さるような事が無いと良いのですが・・・。譲葉先輩の恋情も含めて気になるところです。
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さてさて「Fate/EXTELLA」に浮気しつつも(笑)進めている「FLOWERS秋篇」。今回は初の推理をしたり、ハロウィンパーティーを楽しんだりと見所が多く非常に楽しかったです!
まぁ個人的には憤ると言うか、悲しい出来事も有りましたけどね・・・。
さて遂に来た本シリーズの難関である”推理”! その内容は前回でも言及したように「被服室のシェイプシフター」絡み。
具体的には「内側から鍵を掛けられ密室状態だった被服室でシェイプシフターを見た生徒が驚き倒れた際にケガを負ってしまった。またその傍らには破れたドレスがあった」というもの。
今まではネリネ先輩に惚れた弱みで調査をしていた譲葉先輩もケガ人が出て、しかもそれを理由にハロウィンパーティーが中止するかも知れないとなると本格的に調査せざるを得ません。
まぁプレイヤーからすると会長権限で蘇芳なり、えりかなりに丸投げして欲しいところですが(笑)、そういう訳にも行かず調査を開始する事に。
すると事前に悪戯を仕込む(被服室に隠れたり、侵入したりする等)は無理、破かれドレスは襲われた本人の物でない事などが判明しました。
となると・・・鏡を持ち込むのは無理との事でしたが、何らかの原因で幻を見た生徒が転倒した際にドレスを破いてしまったというのが妥当な線でしょう。
まぁその”何らかの原因”が分からないのですが・・・。
一抹の疑問は残るものの、譲葉先輩が我が師と仰ぐ蘇芳も似たような推理を下した事で一件落着・・・したかと思いきや、当然の事ながらまだ終わりません。
再調査を開始した譲葉先輩は
という事に気付きます。
う~~ん、これでは管理人の頭ではサッパリです。ですが、譲葉先輩は容赦無くあのセリフを呟きます。
「・・・必要な欠片(ピース)が集まったな」
全然揃ってねーー!
少なくと管理人の頭には全く揃ってねーーー!
くっ!先ほどの推理で問題無いと思っていたので、全く持って分かりません!(笑)
最初に事故だと思っていたので、それに沿った選択肢を選びますが・・・やはり失敗。
う~~ん、う~~ん( ̄へ ̄|||)
何だろうなぁ・・・と選択肢を見ながら考え込む事、しばし。ふと選択肢の一つである「恋敵が憎くなり破いた」を見ていると・・・閃きました!!
ピコーン!!「乱れ雪月花!!!」じゃない! 以前の会話でどこかの生徒が三角関係云々という話が有った事を!!
これを軸に選択肢を選ぶと・・・無事にクリア~~~!!
相変わらず一発回答は無理でしたが(苦笑)、事前にヒントが仕込んである事も有り「なるほど、そう来たか」という感じで、悔しくは有りましたが心地の良い悔しさでした。
お話としてタイトルにも書いた通り無事に事件が解決、ハロウィンパーティーも開催されます。
大きな展開としては、その後に沙沙貴姉妹のいずれかに告白された冒頭のシーンに続く事でしょうね。
譲葉先輩は持ち前の洞察力で、苺か林檎のどちらかであるかを察しましたが・・・それに関係無く答えを先延ばしにする事に。
譲葉先輩はちょくちょく自分を卑下する事が有りますが、こうした事・・・意中の人であるネリネ先輩がいるのに相手を傷付ける事を恐れて憶病な言動をしてしまうのが原因なのでしょう。
確かに理詰めで言えば、ネリネ先輩だけを好きでいる事、相手に誠実でいる事を選ぶならば、それは然りです。
とは言え、それが出来れば苦労はしないって話ですよね。それにこういう展開じゃないとお話としても盛り上がりませんし(笑)
そんな状況の中、何とか遠回しに蘇芳やえりか達に相談しようとしている・・・という所が今の管理人のプレイ状況ですね。
いよいよネリネ先輩を想い続けるのか、沙沙貴姉妹の手を取るのか・・・その判断を迫られそうで楽しくなってきました。
百合的には譲葉先輩の恋情と、確かに譲葉先輩へ愛情を抱いているものの、それはあくまで友情(と譲葉先輩は思っている)であるという”ズレ”が切なく痛い。
特に「親友」という言葉が二人の仲と想いを考えると突き刺さります。
ですが、これはある意味で予想通りの展開。意外性という点では譲葉先輩の事を同性愛者であり、その感情が劣情でもあると明言した事でしょうか。
勿論これまでのシリーズのカップルもそうであった訳ですが、これほどハッキリと文言(セリフ)にした印象は無く、ちょっと驚きました。
やはり先輩組という事で、一歩踏み込んだ表現になったのかな、と思いましたね。
友情と恋情という対比は百合作品でも一般的なテーマの一つですが、今回はそれが強く出ている関係と言えます。
これまでのカップルは何だかんだで自然に惹かれ合う展開だったので、この展開は逆に新鮮に感じます。
ネリネ先輩がキリスト教徒という事もあり、譲葉先輩の気持ちが伝わる、成就するというのは難しい印象ですが・・・それは今後の楽しみですね!
はい、ここからは番外、蛇足です。
もう作品が出る毎にこの嘆きを書いている気がしますが、今回も書きます!だって本当に不遇なんだもん!(`へ´)
まず立花さんの不遇を感じたのはネリネ先輩の誕生日パーティーの1件。
譲葉先輩はネリネ先輩を祝うべく、せっせとケーキ作りをしたりプレゼントのマフラーを編んだりと努力と苦労を重ねました。が、その一歩手前で誕生日パーティーを開催した人が居ました。
そう!立花さんです!!
うぉーーーい!これ譲葉先輩視点だったら、完全に不意打ちの邪魔者やないかー!!
下手すると視点を共有しているプレイヤーの印象も悪いやんけ・・・(T.T)
とは言え、これはまだ良いです。
えりかに弄られつつも譲葉先輩は「ネリーが・・・親友がこれ程慕われているのを観られたんだ。純粋に嬉しいよ」と言っていましたし、その容姿から人好きながら人が近寄り辛いネリネ先輩からして見れば大勢の後輩達から祝われるのは本当に嬉しかったでしょう。
それに譲葉先輩の方はその後でネリネ先輩と二人だけでまた誕生日を祝うというイベントも有ってフォローされましたし。
そう!!一番の不遇はハロウィンパーティーだ!!
何で他の面々は可愛いモン娘や魔女をやっている中で、一人だけリアルゾンビなんじゃーーー!!
責任者出てこいーーー!(#`Д´)ノノ┻┻;:'、・゙
この扱いに憤りつつ話を進めて行くと、このメイクを施したのは蘇芳だとか。
(^-^)
(^-^)
(^-^)
スゥゥゥゥゥオォォォォォウゥゥ!!!
お前かぁぁぁ!!
なんつー事してくれてんだ!!アンタ、本当は立花さん嫌いなんじゃないのか!?
譲葉先輩、ドラキュラ(ヴラド3世)コスをやってたけど、こっちが人間辞めて吸血鬼になりそうだわ!!
ハァハァハァ・・・。
一体全体、この不遇振りは何なんだ・・・前作ヒロインの千鳥なんかフランケンシュタインで「ふんがー」とか言って「怪物くん」かよ!?可愛いじゃねぇか、コンチクショウ!な感じなのに・・・何で立花さん一人だけこんな姿に(。´Д⊂)
もうこのまま立花さんはネタ&オチ担当で終わるのでしょうか。サブヒロインという事を差し引いても不遇だと思うのは管理人だけでしょうか。
まだまだ序盤なので、もう少しマシな扱いがある事を信じたい・・・!(血涙)
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さてさてようやくプレイを開始した「FLOWERS秋篇」。まぁまだまだ序盤・・・推理の洗礼も浴びてない状況ですが(笑)、それでも色々と見所があったので語りたいと思います!
今回の主人公は譲葉先輩であり主人公が変わればがらっと雰囲気が変わるのは当然なのですが、今作で特筆すべき点はこれまでの作品が恋が始まっていく物語であったのに対し、譲葉先輩が既にネリネ先輩に恋している・・・その抱えた想いをどうしていくかと言う物語であること。
譲葉先輩とネリネ先輩が幼馴染である事から予想できた展開では有りますが、幼馴染への恋情を隠しながら抱えるというのは百合作品の王道の一つであり、これもまた面白いです。
・・・って言うか譲葉先輩、ネリネ先輩の事好き過ぎだろ!!
これまでの他人視点(蘇芳、えりか)でも譲葉先輩がネリネ先輩に好意を持っている事は伺えましたが、これほど拗らせていると言うかラブラブMAX状態とは思わなかった!(笑)
それに加えて結構アプローチと言うか、隙を見てはネリネ先輩へ好意を伝えているんですよねぇ。
まぁこの辺りは幼馴染百合のお約束と言うか真剣に受け取って貰えない様子で、譲葉先輩が不憫と思える一方で普段の言動が悪いとも(苦笑)
そんな譲葉先輩も下級生から告白を受け振ってしまった事もあり、真剣にネリネ先輩へ好意を伝えるべく奮闘・・・手作りのケーキ、マフラー製作に勤しんだり、ネリネ先輩の好きな怪奇事件(被服室のシェイプシフター事件)の調査に協力したり。
傍目には切っ掛けさえあればすぐにでもくっ付きそうな二人ですが・・・二人の出会いや譲葉先輩がネリネ先輩に惹かれた経緯もまだ不明。
どんな障害が表れ、そしてどういう関係を二人が築くのか・・・楽しみです。
メインヒロインであるネリネ先輩に対し、サブヒロインであろう沙沙貴姉妹ですがこちらは始まる恋・・・譲葉先輩への恋です。
で、ここで面白いのが沙沙貴姉妹の内、片方が譲葉先輩を好きになり、もう片方が姉妹の調和を保つために譲葉先輩を好きになった・・・ならねばならないと思っていること。
この辺りは発売直前のレビュー記事で読んで知っていたのですが、これはやはりドラマティックで面白い!
表面的には苺の方が譲葉先輩に対して積極的であり、林檎が控えめに接してくるため譲葉先輩に嘘を吐いているのは林檎のように思えます。
ですが、これも見方を変えれば林檎の秘めた想いに気付いた苺が積極的に譲葉先輩へ好意を見せている・・・とも取れます。
果たして物語冒頭で譲葉先輩へ告白したのは苺なのか林檎なのか・・・恋が成就するか否かという点は勿論、姉妹の関係がどうなるかという点でも興味を引かれますね。
物語の序盤から普段の譲葉先輩は演技・・・素の譲葉先輩は可愛らしい物を好む、少女趣味と言うか俗に言う「女の子らしい」人という事が示唆されており、譲葉先輩の様々な顔が時にシリアスな要素を交えつつもコミカルなエピソードで楽しめます。
特に譲葉先輩の中の人の要望があったせいか千鳥(そしてえりか)との絡みが多いですね。
単に雑談とも言える内容から、ネリネ先輩へのプレゼントである手編みマフラーの指南と、もしかしたらネリネ先輩と接している時間よりもえりか達と接している時間の方が多いんじゃ?と思えるくらいです。
ちなみに余談ですが、何故かえりかとの会話だとちょっとえちぃ話が多い印象が。
お蔭で管理人の中でえりかはムッツリというイメージが夏篇に引き続き強くなりました(笑)
また他の場面では譲葉先輩はネリネ先輩ラブと言いつつ、チョコの味見するために苺の指を舐めたり、蘇芳の身体測定を役得だと思っていたり。
そんなんだからネリネ先輩に真剣に受け止めて貰えないんだよ!と思う事もしばしばです(笑)
こういった"演技"も譲葉先輩が「なりたい自分」を目指すが故なのですが・・・どうもこれが恋の成就を妨げているんじゃ?とも思えます。
と言うのも春篇での蘇芳とネリネ先輩の会話を思い起こすとネリネ先輩も想いを寄せている相手が居る事が伺える=恐らくはそれは譲葉先輩な訳で、お互いの想いという点においては特に障害らしい障害があるとは思えない訳ですね。
が、普段の譲葉先輩がこんなんだから遠慮というかネリネ先輩が歩み寄れないのかな~、とそう思う訳です。
まぁ何度も書いているようにまだまだ序盤。ネリネ先輩や沙沙貴姉妹の真意は勿論、譲葉先輩がどういう結末を迎えるのか・・・楽しみにしつつ進めたいと思います。
・・・先に推理の洗礼を浴びなきゃけませんケドネ!!
はぁ~~~(溜息) 次の怪異(恐らくこれが推理に繋がるのでしょう)は「被服室のシェイプシフター」ですかぁ・・・。
出来れば一発で決めたい所ですが、まず間違い無く轟沈させれられるのはこっちでしょうなぁ(苦笑)
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