劇場版アニメ「プリンセス・プリンシパル Crown Handler」第3章を見たので軽く話題に。
公式サイト
『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』公式サイト
「プリンセス・プリンシパル Crown Handler」第3章本予告
話のハードさも百合度も急上昇 今回もズルい引きのラストで次回が待ち遠しい
第2章から引き続き・・・いや更に物語の舞台となるアルビオン王国の王位継承権争いが苛烈になっており、そういう意味では話はかなりハードな展開になっています。
特にエドワード王子暗殺によって継承権が繰り上がった=次期女王となったメアリーはこれまで以上に過酷な教育が施されるようになり、この辺りは胃が痛くなるレベルです。
各キャラの思惑(特にリチャード王子とノルマンディー公)は政治劇として見応えが有りますが・・・チーム白鳩の目線で見るとキツいです(苦笑)
と、こう書くと百合的に見応えが無いように思えますが・・・ところがどっこい、今回はかなり百合度高いです!
1つは過酷な教育に参ってしまっているメアリーを心配するシャーロットとメアリーの教育係であるオリビア。何せお話のメインは上記の政治劇であると同時にメアリーを取り巻く状況もまたメインですからね。
まぁ過酷な教育だけならず、命も狙われているので緊張感が半端じゃないのですが(汗)
何かにつけメアリーを心配する二人の姿も勿論ですが、そんな数少ない味方である二人を心配をかけまいとしつつも頼ろうとするメアリーがまた可愛く、ここは個人的にかなり美味しいと感じましたね。
で!大本命であるアンジェ&シャーロットも勿論有ります!いや、イチャコラする訳じゃないし、そんな余裕も無い状況なので、そういう意味では全く無いのですが・・・”女王を目指すにはメアリーを除くのが手っ取り早い。でも幼く何の罪もないメアリーを害したくないし、むしろ助けたい”と迷うシャーロットに対して「貴女はどうしたいの?」、「貴女が決めた事なら私が必ず実行してみせる」と迫るシーンが有るんですが、ここが個人的にはかなり来ましたね~。
このシーンのアンジェは刺々しいと感じるくらい強くシャーロットに決断を求めているんですが、当然の事ながらこの状況で迷いは禁物であると諭しているのと同時に、シャーロットの決断ならばどんなに厳しい事でも実行してみせると宣言している訳で、これは百合脳人間からしたら、もう愛の告白ですよ(笑)
まぁその辺りは妄想乙な訳ですが(苦笑)、パンフレットの声優さんインタビューによると、台本ではこのシーンのアンジェのセリフを聞いて無言のシャーロットのト書きに”重い”と書いてあったそうで、相当な重さの感情を乗せたセリフであった事は確かだと言えるかと。
実際、終盤ではシャーロットの決断によってアンジェ達はとんでもない作戦を実行する事になる訳ですし。
とお話としても百合としてもかなり良い展開になって来たのですが、ラストがががが。
これも声優さんインタビューで言及されていますが、今回も「そこで終わるのはズルいだろう!」ってラストで次回がかなり待ち遠しいです。シャーロットとアンジェの関係もそうですが、メアリーは色んな意味でいつ死んでもおかしくない状況だったので(汗)
純粋にお話としても継承権争いがどういう形で決着するのか?また今は静観を決め込んでいる共和国がどう動くのか?など先が気になる要素が満載。
これまで同様に友情的な百合とお話としても面白さを共に楽しめる良作と言え、チェックがまだの方はぜひ今からでもチェックをお勧めしたいです。