さてさて「Fate/EXTELLA」に浮気しつつも(笑)進めている「FLOWERS秋篇」。今回は初の推理をしたり、ハロウィンパーティーを楽しんだりと見所が多く非常に楽しかったです!
まぁ個人的には憤ると言うか、悲しい出来事も有りましたけどね・・・。
さて遂に来た本シリーズの難関である”推理”! その内容は前回でも言及したように「被服室のシェイプシフター」絡み。
具体的には「内側から鍵を掛けられ密室状態だった被服室でシェイプシフターを見た生徒が驚き倒れた際にケガを負ってしまった。またその傍らには破れたドレスがあった」というもの。
今まではネリネ先輩に惚れた弱みで調査をしていた譲葉先輩もケガ人が出て、しかもそれを理由にハロウィンパーティーが中止するかも知れないとなると本格的に調査せざるを得ません。

URL:http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/
「FLOWERS秋篇」より
バスキア教諭から連絡を受け、事件の解決を図る事になった譲葉先輩
まぁプレイヤーからすると会長権限で蘇芳なり、えりかなりに丸投げして欲しいところですが(笑)、そういう訳にも行かず調査を開始する事に。
すると事前に悪戯を仕込む(被服室に隠れたり、侵入したりする等)は無理、破かれドレスは襲われた本人の物でない事などが判明しました。
となると・・・鏡を持ち込むのは無理との事でしたが、何らかの原因で幻を見た生徒が転倒した際にドレスを破いてしまったというのが妥当な線でしょう。
まぁその”何らかの原因”が分からないのですが・・・。
一抹の疑問は残るものの、譲葉先輩が我が師と仰ぐ蘇芳も似たような推理を下した事で一件落着・・・したかと思いきや、当然の事ながらまだ終わりません。

URL:http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/
「FLOWERS秋篇」より
奇しくも(珍しく、と言うべき?w)管理人と似たような推理を披露する蘇芳
出来れば、その一体感を春篇で披露して欲しかったな!(笑)

URL:http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/
「FLOWERS秋篇」より
全く問題の無い蘇芳の推理に疑問を呈す譲葉先輩
プレイヤーとしては、もうそれで良いじゃない!と言いたいところです(苦笑)
再調査を開始した譲葉先輩は
- ドレスにはハサミを入れて切り裂いたと思しきところがある
- 動機について考えていなかった
という事に気付きます。
う~~ん、これでは管理人の頭ではサッパリです。ですが、譲葉先輩は容赦無くあのセリフを呟きます。
「・・・必要な欠片(ピース)が集まったな」
全然揃ってねーー!
少なくと管理人の頭には全く揃ってねーーー!
くっ!先ほどの推理で問題無いと思っていたので、全く持って分かりません!(笑)


URL:http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/
「FLOWERS秋篇」より
容赦なく繰り出される選択肢
やはり一発回答は夢でした(T.T)
最初に事故だと思っていたので、それに沿った選択肢を選びますが・・・やはり失敗。
う~~ん、う~~ん( ̄へ ̄|||)
何だろうなぁ・・・と選択肢を見ながら考え込む事、しばし。ふと選択肢の一つである「恋敵が憎くなり破いた」を見ていると・・・閃きました!!
ピコーン!!「乱れ雪月花!!!」じゃない! 以前の会話でどこかの生徒が三角関係云々という話が有った事を!!
これを軸に選択肢を選ぶと・・・無事にクリア~~~!!
相変わらず一発回答は無理でしたが(苦笑)、事前にヒントが仕込んである事も有り「なるほど、そう来たか」という感じで、悔しくは有りましたが心地の良い悔しさでした。
お話としてタイトルにも書いた通り無事に事件が解決、ハロウィンパーティーも開催されます。
大きな展開としては、その後に沙沙貴姉妹のいずれかに告白された冒頭のシーンに続く事でしょうね。
譲葉先輩は持ち前の洞察力で、苺か林檎のどちらかであるかを察しましたが・・・それに関係無く答えを先延ばしにする事に。
譲葉先輩はちょくちょく自分を卑下する事が有りますが、こうした事・・・意中の人であるネリネ先輩がいるのに相手を傷付ける事を恐れて憶病な言動をしてしまうのが原因なのでしょう。
確かに理詰めで言えば、ネリネ先輩だけを好きでいる事、相手に誠実でいる事を選ぶならば、それは然りです。
とは言え、それが出来れば苦労はしないって話ですよね。それにこういう展開じゃないとお話としても盛り上がりませんし(笑)
そんな状況の中、何とか遠回しに蘇芳やえりか達に相談しようとしている・・・という所が今の管理人のプレイ状況ですね。
いよいよネリネ先輩を想い続けるのか、沙沙貴姉妹の手を取るのか・・・その判断を迫られそうで楽しくなってきました。

URL:http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/
「FLOWERS秋篇」より
何とか心の整理をしようと彷徨う譲葉先輩
その事自体は自然な事だと思うのですが、彷徨う場所が蘇芳が居る図書館だったり、えりか達の部屋だったりと後輩絡みの場所ばかりなので、同級生で信頼できるのはネリネ先輩以外いないんじゃ・・・と心配になってきます(苦笑)
百合的には譲葉先輩の恋情と、確かに譲葉先輩へ愛情を抱いているものの、それはあくまで友情(と譲葉先輩は思っている)であるという”ズレ”が切なく痛い。
特に「親友」という言葉が二人の仲と想いを考えると突き刺さります。


URL:http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/
「FLOWERS秋篇」より
友人として最大限の愛情を示すネリネ先輩
作中で譲葉先輩が「心の内が温かく、そして冷える言の葉。」と思ったように、とても切なく辛い言葉です
ですが、これはある意味で予想通りの展開。意外性という点では譲葉先輩の事を同性愛者であり、その感情が劣情でもあると明言した事でしょうか。
勿論これまでのシリーズのカップルもそうであった訳ですが、これほどハッキリと文言(セリフ)にした印象は無く、ちょっと驚きました。
やはり先輩組という事で、一歩踏み込んだ表現になったのかな、と思いましたね。

URL:http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/
「FLOWERS秋篇」より
これまでの作品以上にストレートな文言
全年齢向け作品で劣情という言葉を出されるとドキっとしてしまいます
友情と恋情という対比は百合作品でも一般的なテーマの一つですが、今回はそれが強く出ている関係と言えます。
これまでのカップルは何だかんだで自然に惹かれ合う展開だったので、この展開は逆に新鮮に感じます。
ネリネ先輩がキリスト教徒という事もあり、譲葉先輩の気持ちが伝わる、成就するというのは難しい印象ですが・・・それは今後の楽しみですね!
はい、ここからは番外、蛇足です。
もう作品が出る毎にこの嘆きを書いている気がしますが、今回も書きます!だって本当に不遇なんだもん!(`へ´)
まず立花さんの不遇を感じたのはネリネ先輩の誕生日パーティーの1件。
譲葉先輩はネリネ先輩を祝うべく、せっせとケーキ作りをしたりプレゼントのマフラーを編んだりと努力と苦労を重ねました。が、その一歩手前で誕生日パーティーを開催した人が居ました。
そう!立花さんです!!
うぉーーーい!これ譲葉先輩視点だったら、完全に不意打ちの邪魔者やないかー!!
下手すると視点を共有しているプレイヤーの印象も悪いやんけ・・・(T.T)

URL:http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/
「FLOWERS秋篇」より
サプライズパーティーを喰らって動揺する譲葉先輩
立花さん、間が悪いよ・・・
とは言え、これはまだ良いです。
えりかに弄られつつも譲葉先輩は「ネリーが・・・親友がこれ程慕われているのを観られたんだ。純粋に嬉しいよ」と言っていましたし、その容姿から人好きながら人が近寄り辛いネリネ先輩からして見れば大勢の後輩達から祝われるのは本当に嬉しかったでしょう。
それに譲葉先輩の方はその後でネリネ先輩と二人だけでまた誕生日を祝うというイベントも有ってフォローされましたし。
そう!!一番の不遇はハロウィンパーティーだ!!
何で他の面々は可愛いモン娘や魔女をやっている中で、一人だけリアルゾンビなんじゃーーー!!
責任者出てこいーーー!(#`Д´)ノノ┻┻;:'、・゙

URL:http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/
「FLOWERS秋篇」より
「新たな怪異が生まれた瞬間であった」じゃねぇよ!と叫びたい!!
この扱いに憤りつつ話を進めて行くと、このメイクを施したのは蘇芳だとか。
(^-^)
(^-^)
(^-^)
スゥゥゥゥゥオォォォォォウゥゥ!!!
お前かぁぁぁ!!
なんつー事してくれてんだ!!アンタ、本当は立花さん嫌いなんじゃないのか!?
譲葉先輩、ドラキュラ(ヴラド3世)コスをやってたけど、こっちが人間辞めて吸血鬼になりそうだわ!!
ハァハァハァ・・・。
一体全体、この不遇振りは何なんだ・・・前作ヒロインの千鳥なんかフランケンシュタインで「ふんがー」とか言って「怪物くん」かよ!?可愛いじゃねぇか、コンチクショウ!な感じなのに・・・何で立花さん一人だけこんな姿に(。´Д⊂)

URL:http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/
「FLOWERS秋篇」より
声優さんの演技のお蔭も有りメチャクチャ可愛い千鳥
このシーン以外にもえりかを「私の物」と言ったり大活躍
これも中の人(譲葉先輩役 瑞沢 渓さん)に好かれている影響でしょうか(笑)
もうこのまま立花さんはネタ&オチ担当で終わるのでしょうか。サブヒロインという事を差し引いても不遇だと思うのは管理人だけでしょうか。
まだまだ序盤なので、もう少しマシな扱いがある事を信じたい・・・!(血涙)
対応機種 : PC(Windows)/PSVita
ジャンル : 百合系ミステリィADV
プレイ人数 : 1人
当サイトの次の記事
「FLOWERS秋篇(PC版)」プレイ日記03当サイトの以前の記事
「FLOWERS秋篇(PC版)」プレイ日記01PC版公式サイト
FLOWERSPSVita版公式サイト
FLOWERS秋篇PC版
PSVita版