「電撃PS Vol.659」にて「神獄塔 メアリスケルター2」のインタビュー記事や前日譚小説などが掲載されています!
記事掲載雑誌様
今回の記事ではシステム的な情報も有りましたが、より注目なのはインタビュー記事。
ディレクターである”石塚篤史”さん、原案の”乙野四方字”さんのやり取りの中に「百合で行きたい」などの文言が!
記事を読んだ限りでは
「ジャック(男性主人公)をナイトメアにしたい」
流石にそれは無理
でもヒロイン達がジャック以外の男性とイチャイチャして欲しく無い
なら百合しかない!!
という流れになったようですね。
見方によっては消極的な理由で百合要素を入れ込む流れになったとも言えますが、ライトノベルのスピンオフ作品が往々にして百合要素の強い作品になるのは似たような理由である可能性が高い事を考えると、決して悪い事では無いでしょう。
創作物に関しては何でもそうですが、動機の是非が作品の良し悪しに直結するとは限りませんからね。
100%安心できるとまでは言い辛いものの、制作陣が百合を意識していると分かって一安心の今号には前日譚小説 第1話も掲載。
キャラクターが童話をモチーフにしている事もあり、序盤は意味深な人魚姫の童話が語られるという展開でしたが・・・後半はつうと人魚姫の出会いと求婚に至る経緯が語られています!
いや~何と言うか凄いですね~。つう、初対面(少なくとも人魚姫はそう思っている)でいきなりに人魚姫に「どうか私を、あなたのお嫁さんにしてください!」ですからね~。
シチュエーションとしては人魚姫を化け物からつうが助けたという物なのですが、その時点でつうを男性的な印象にしない・・・例えば人魚姫にお嫁さんになって欲しいと言わせないのは個人的に好印象。
ここで人魚姫がある種の条件としてつうに王子様になる事を求めて、二人は結婚したという事になるのですが・・・人魚姫はモチーフ故に”王子”、”結婚”という物を強く意識している節があり、そこがゲーム本編を含めて今後どうなるのかが百合的にもストーリー的にも焦点になりそう。
今回の記事の注目点は以上でしょうか。
タイトルでも書いたように前作の作風やジャックが重要なキャラである事は変わらず、そこはやはり懸念事項です。
ですが、制作陣がはっきりと百合を意識していると明かしたのは大きなポイント。上述したように制作サイドとユーザーサイドで百合に対する認識のズレがある可能性もまた否定出来ませんが、百合を意識している以上は女性キャラ同士の絡みを中心にしようとしているのは確かでしょう。
ここは「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」(ゲーム版(PSP)公式サイトはこちら)を百合ゲーにした実績を持つコンパイルハート様の百合魂(ソウル)を信じたいと思います!(笑)
公式サイト
神獄塔 メアリスケルター2PS4「神獄塔 メアリスケルター2」 ティザー&オープニングムービー