訪問者様より短編小説コンテスト企画”MF文庫Jevo”の参加作品「かいじゅうのせなか」に百合要素が有ると教えて頂きましたので話題に。(情報ありがとうございます!)
公式(掲載)サイト
かいじゅうのせなか【MF文庫J evo】|小川晴央 - スペシャル試し読み|キミラノ企画公式ページ
MF文庫J evoあらすじでは
”大怪獣の背中で繰り広げられる、元親友とのゆるくてスローなサバイバルライフ!”
と有りますが、内容的には大怪獣要素やサバイバル要素は要所要所で存在感を出しながらも薄めで、元親友とのゆるくてスローな生活がメイン。
そう!!主人公の娘と幼馴染の女の子と一緒に生活して何も無い訳がない!!!!
(o ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)・;'
・・・すみません。内容を真面目に語ると主人公である桃香と幼馴染のエメリは本編スタート時には疎遠になってしまっていたのですが、かいじゅう”タルゴン”の背中に引っ掛かり共同生活を送る内に再び親友としての絆を結び直すという展開です。
で!二人の関係が修復されていく様が尊いんですよね~。エメリが一途に桃香を慕っていた事が分かる展開、そして桃香がエメリを-作中の言葉を借りれば-”エメリに憧れて、エメリのことが大好きで、そのことに一ミリも疑問を抱いていなかった”事を思い出す展開は百合好きに取っては秀逸の一言。
状況設定も相まって基本的に桃香とエメリのみで話が進みますし、友情百合作品として短編ながら充分に読み応えのある内容だと思います。
物語としてはキリの良い所で終わっているものの、二人がこの後どうなっていくのか?と言う想像を巡らさずにはいられない結末を迎えた「かいじゅうのせなか」。
そんな本作の続きが読めるとすれば・・・コンテストで1位を取ること。企画の内容によれば
「PV数」「読者投票」「編集部審査」によって10作品から1位作品を決定し、1位作品は長編に加筆修正して文庫刊行されます。
との事で積極的に投票などを行動を起こす事で1位になれる可能性が上がる=続きが読める可能性が上がると言えます。
勿論、PV数や編集部審査の要素も絡むので投票だけが決め手になる訳では有りませんが・・・読んだ方全員が投票すれば大きな力になるはず。読了して良い印象を持たれた方は是非忘れずに投票される事をお勧めします!
作者様は「サクラの降る町」シリーズを書かれていますが、訪問者様によるとこちらも百合要素があるとのこと。