ノートより安い恋

小説(ラノベ)小説(ラノベ)百合的感想 な~の行

※旧サイト(FC2ブログ)より転載、追記、修正

さて、今回「ノートより安い恋」を読了しましたので、軽くご紹介。

・・・なんで”軽く”かと言うと、小説の紹介って難しく感じるからです・・・。

いや、他のメディアの紹介もうまく行っているかは疑問デスケドネ(–;)

冗談はさておき、個人的には非常に楽しめたと思います。

内容はちょっとしたSFやオカルト、姉妹ものまで様々。

お話の展開もちょっと暗めの物もありますが、落ち込むレベルでは無いと思うので、色んな百合話を読みたい方に最適かと。

管理人の好みを挙げれば、やっぱり「相思相愛のこわし方」

こうやって百合姫掲載第1作を挙げると、懐古主義者みたいですが、このお話が好きなんですよね~。

一度読んでもいるし百合姫のお話にかこつけて散々語ったりもしましたが(笑)、読み出すとまた惹き込まれると言うか。

竜乃様がラブいと言うかw

こんなんだから人外スキーって言われるんですね。

巫女さんと神様の恋と言う辺りでキュンキュン来るんですが(笑)、二人の愛で困難に勝つと言う辺りが良い!

こう書くとベタ過ぎな感じがしますけど・・・。

良いじゃないですか!王道に勝るもの無しですよ!!

・・・妹に嫁を奪われた形になった兄神様はちょっと哀れですが(笑)

と言う訳で「ノートより安い恋」オススメです!

・・・と言いたい所なんですけど、ちょっと厳しい点も。

はい、皆様方が思っている通りだと思いますが・・・

価格が高い!!!

お金の話ばかりするのは無粋だとは思いますよ?

でも、ですね・・・この金額だと「ニーナとうさぎと魔法の戦車」などのラノベだったら2冊以上買える訳ですよ。

同じ森田先生の百合小説の「不動カリンは一切動ぜず」だって、余裕で買える。

前半と後半で、かなり雰囲気が異なるので、そこで好みが分かれるかも?

それで作中にイラストは無しと言うのも・・・。

確かに先ほど例に挙げた「不動カリンは一切動ぜず」・・・要はハヤカワ文庫も作中ではイラストはありません。

しかし・・・百合姫掲載時はイラスト、あったよね!?

と言うのが、正直な想いです。

もちろんイラストによって小説の質が左右される訳でもありませんし、各作品毎にイラストレーターの方が違うのもネックになっているだろうとは思います。

とは言え、やはり以前にあった物が今は無いと言うのは寂しいものです。

(とらのあな様で購入したら、百合姫掲載時のイラストを集めた冊子が付いたそうですが)

価格の配分がどうなっているかは分かりません。

が、表紙の装丁が大きな割合を占めていたとしたら、変に凝った物にしなくても良いのに・・・と思います。

どうも編集部は百合姫本誌も含めて、表紙に並々ならぬ拘りがあるようで毎回のように凝った物にしてきます。

それがインパクトを与えるためや新規読者へのアピールと言うのは分かるのですが・・・価格等に影響を強く与えてしまうなら、本末転倒のようにも感じてしまいます。

まぁ、全て推測ですし、個人的には満足しているので問題は無いですが。

それに竜乃様と更紗の話をまた出してもらえるなら、同じ価格でも買いますよ!(笑)

森田先生は百合姫で今「ウタカイ」を連載されている(本記事の執筆当時である2012年3月)ので、それは難しいでしょうけど・・・。

(「ウタカイ」も面白いので、それはそれで楽しみなんですけどね)

森田季節先生のサイト

森田電鉄

掲載誌公式サイト

一迅社WEB | コミック百合姫

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