訪問者様よりTRPG「銀剣のステラナイツ」に百合要素があるとの情報を頂きました!(情報ありがとうございます!&話題にするのが遅れて申し訳無いです)
遅ればせながら読了したので話題にしようかと!
公式サイト
銀剣のステラナイツ | 富士見書房公式 TRPG ONLINEどらこにあん新作TRPG『銀剣のステラナイツ』PV【2018年9月20日発売】
ゲームのバックボーンやルール設定はそれなりに濃いので、その辺りは公式サイトで確認して頂くとして(苦笑)、百合的なポイントをざっと挙げると
主人公(プレイヤー)は”ステラナイト”という二人で一人の騎士であり、必ず運命のパートナーとペアを組む存在。
ステラナイトは必ず希望を持つ者と絶望を抱いた者がペアになり、自分達の”願い”を叶えるために戦う。
”ブーケ”というご褒美(ゲーム内で使えるポイント的な要素)をペア同士の掛け合いに対して周囲のプレイヤーが与えられる=百合萌え上等(笑)なシステム
という3点でしょうか。ペアについては特に性別について規定は無く、男女や男性同士のペアも有り得ますが、逆に言えば百合(女性同士のペア)を良い意味で特別視していないという点では好感が持てると言えますね。
で、情報を下さった訪問者様も言及されていますが、サンプルキャラとして百合ペアも登場する・・・具体的にはサンプルペア2組、ルールブック収録のリプレイに登場するペア1組の計3組が登場するため百合好きとしても中々楽しめます。(表紙のペアは設定が無いですが、これを含めると4組ですね)
あくまでTRPGのルールブックなので読み物的に楽しめるのはリプレイ。で、ちゃんと百合ペアと言える主従(お嬢様&メイド)な”聖 白亜”&”シジマ”も登場します。
まぁTRPGのリプレイなので小説のような楽しみ方はし辛いですし、4組ある内の1組なのでコスパはあまり良く無いですが・・・ちゃんと美味しいシーンは有るので、そういう意味では安心できる内容と言えるでしょう。
特に”メイドさんが弱音や好意を見せる主に冷徹に、でも内心では優しくしたい、嬉しいと思いつつも叱咤激励する”といったシチュが好きな方にはかなり響くかと。
まぁTRPGをプレイ出来ない気質の管理人が言っても説得力が無いと言うか、何言ってんだ?な感じですが(苦笑)、ルールブックを読んだ限りでは実際にプレイするのはちょっと難しい・・・いや正確に言えば上手く盛り上げて楽しくプレイするのが難しい、でしょうか。
こう感じてしまう理由は百合萌え上等と言える素晴らしいシステムである”ブーケの譲渡”。
素晴らしいシステムと言いつつプレイを難しくしている、と言うのは、この”ブーケ”がゲーム内の戦闘におけるMPのような存在になっている事でしょう。
つまり”ペア同士の掛け合いに対しての称賛”という定性的な物に対して、ゲーム内のMP的なポイントという重要かつ定量的なシステムが直結しているのです。
こうなってくると色んな意味・・・付き合いと言う意味でも、ゲームでの戦闘で苦戦しないという意味でもブーケを投げざるを得ません。
個人的にはこの”ブーケ”は純粋な”掛け合いへの評価”とした方が良かったかな~とは思います。
あとキャラ同士の掛け合い=プレイヤー同士の掛け合いになる訳ですが、そういった掛け合いを作り上げるにはお互いにキャラについて造詣が深くないとし辛いはずで、そういう意味でも難しい印象が有ります。
まぁこれは逆に言えば”百合好き同士で好みのキャラをじっくり作成してから、ゲームをプレイすれば大盛り上がり間違い無し”のシステムとも言えるので、そこは相性や慣れの問題でも有るのでしょうが。
以上でしょうか。TRPGという一人ではプレイ出来ない&やや特殊なゲームだけに、やや敷居が高いのは否めません。
ただ百合的に楽しめる設定である作品なのは確かで、プレイ出来る方や設定だけでも楽しめる方にはお勧め出来ますね。
ちなみに余談ですが、ルールブックの〆は一推しな百合ペアの片割れ”犬吠埼みゆき”のセリフで〆られていました。今後追加のルールブックなどが刊行されるなら、この二人がクローズアップされるかも?と思えるため、個人的にはかなり楽しみです。
FC2ブログ時代に話題にさせて頂いたTRPG「永い後日談のネクロニカ」。設定が設定だけにグロい要素が有りますが、製作者様が百合を意識している事も有り、TRPGに抵抗が無いならチェックをお勧めしたい作品ですね。
※半角文字が含まれると、その種類や組み合わせによってはファイアウォールによってエラーが出る(サイトへの攻撃と誤認される)事が有ります。
その際はお手数ですが、半角文字を使用しないようにするなどして再度コメントして頂くようお願いします。
※メールで記事やコメントの投稿をWordPress.comを介して受け取れる機能が有ります。
ユーザー登録などは必要有りませんので、是非ご利用下さいませ。