訪問者様から百合要素が有るかも知れない小説として「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」の情報を頂きました!(情報ありがとうございます!)
公式サイト
新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち | 魔法科高校の劣等生 | 書籍情報 | 電撃文庫・電撃の新文芸公式サイト前日譚掲載ページ
情報を下さった訪問者様が”元の作品が元の作品(「魔法科高校の劣等生」)なので判断が難しいですが、扉絵の雰囲気や本編での会話のやり取りからすると百合っぽい感じがしますね。”と言及されていますが、確かにメインとなるアリサと茉莉花の二人はかなり良い雰囲気で、挿絵のカラーイラストだけを見れば十分に百合作品と思えるレベルです。
ただ・・・試し読み&前日譚をチェックした限りでは”現時点では色んな意味で判断、好みが分かれそう”と言うのが個人的な印象でしょうか。
先述の原作云々については「緋弾のアリアAA」など、スピンオフ作品では百合要素が強くなる作品がある=前例が有るので問題無いとしても、気になる点はいくつか有ります。ざっと挙げると
あらすじが”魔法の勉強、部活、友情、青春、そして恋”と、恋愛を強調している感があること
アリサが茉莉花の兄:遼介(前日譚の時点で行方不明)に好意を持っていたという文言がある
男性キャラの描写が多く(試し読み時点だとアリサの義弟:竜樹や義兄:勇人)、今後二人と絡む可能性が高い
と言う辺りでしょうか。
百合前提でない作品で”恋”などの要素を出されると気になってしまうのはロートルの悪い癖だとしても(苦笑)、アリサが茉莉花の兄:遼介に好意を持っていた事やアリサと茉莉花とは別の高校に進学した竜樹に対して1章を割いて描写している事と合わせると、男性キャラとの恋愛要素は充分に有り得ると思います。
勿論、男性との恋愛=百合要素の否定では有りませんし、そもそも上記はあくまで管理人の個人的な推測です。それにそういった要素を差し引いてもアリサと茉莉花の仲は友情、家族愛(姉妹的な関係になっています)的な百合要素としては充分に期待できそうです。
総合すると冒頭に述べた言に戻りますが「現時点では色んな意味で判断、好みが分かれそうな印象」ですね。期待できる要素は有りますが、自分の好みに合っているか十分に吟味したい作品・・・参考物件的な作品だと思います。
あと最後に純粋に物語としてですが、アリサや茉莉花の魔法の素質やアリサの抱える疾患の行方など気になる要素は多く、続きが気になる展開は流石に長期シリーズのスピンオフ作品だと思います。
ですが、長期シリーズのスピンオフ作品であるが故に作品独自の用語や世界観が多く-作中でちゃんと説明などはされていますが-慣れるまで大変な印象も有ります。
管理人のように本作からこの世界観に足を入れる方はそういった既に出来上がっている多くの設定に馴染めるかどうかが肝、かも知れませんね。
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