※2022/6/21 記事を追記、修正
原作はキャラ限定されているものの同性婚が可能＝百合プレイが可能だった「ファイアーエムブレム 風花雪月」。
無双ゲーになった事でその辺りがどうなっているか未知数だった「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」体験版の帝国ルートをチェックして見たので話題に。
公式サイト
ファイアーエムブレム無双 風花雪月『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』Finalトレーラー
原作ではキャラ同士の支援値(好感度と思えば、ほぼ間違い無いです)が存在し、主人公と結婚可能なキャラは最高レベルとして"S"が表示されていたのですが・・・少なくとも今作の体験版では確認できず。
主人公から見た他キャラへの上昇可能な支援値一覧
少なくとも体験版で見る限りは最大でも”A”までしか上昇しない模様
そのため可能なキャラがかなり限られていたとは言え、しっかりと同性結婚が可能だった原作に比べると百合的には物足りない可能性は有ります。ですが支援会話自体は存在しますし、支援会話は原作同様にフルボイスで楽しめる事を考えると、ある程度は楽しめると思って良いかと。
体験版ではB以上上げるのは難しいので百合的に確認できる要素は少ないですが・・・それでも同性キャラ同士の会話は楽しめるので、百合要素は有ると言って良いかと
また相性の良い者同士で訓練などを行うとちょっとした会話を楽しめるので、そうした細かいやり取りも百合的な見所ですね。
元歌劇団出身で先輩後輩の間柄のマヌエラとドロテアは訓練などを一緒に行わせるとちょっとしたやり取りを楽しめる事も
ちなみにこの二人、原作ではペアエンドが存在します。・・・今作では何故かCランクまでしか上がらないみたいですが(涙)
原作と比べると支援会話の総量は少ない感が有りますが、ジャンルが無双ゲー(アクションゲーム)になった事を考えると、そこは仕方ないかな、と思います。
支援値のアルファベットの上に”・・・”が有ると支援会話を楽しめます
逆に言えば”・・・”が無いとAランクまで支援値が上がる組み合わせでも支援会話をA、B、Cの3つのランク全てで会話を楽しめる訳ではないという事になります
原作とは完全にifなストーリー展開をする事もあって、体験版の範囲でも「おお～」と思える仕掛けや展開を楽しめるのはポイント。
特に印象的だったのは、今回は敵役となる前作主人公の”先生”と会話できること！！そのため今作では主人公もガンガン喋りますし、そういう意味ではストーリーの雰囲気もまた前作と違ったものを楽しめます。
今回は敵役として登場する前作主人公(主人公同様に性別を選択可能)
前作では戦闘ボイスやレベルアップコメント以外は喋らなかったので、普通に話している姿を見れるのは新鮮！
ストーリーや支援会話などでガンガン喋る主人公
個人的に主人公はボイス有りで喋ってくれる方が嬉しいので、今回の仕様は嬉しい限り
あと嬉しかったのは原作では不幸＆不遇だったキャラ”モニカ”が登場、帝国ルートならばしっかり味方になること。原作では本来の性格があまり掴めなかった事に加えて、エーデルガルトラブな人(笑)という事が分かってこれは本当に嬉しい展開でした。
本作は序章、序章から約2年後の主人公が選んだ各勢力ルートによる本編へと進んでいくのですが、モニカは最初からエーデルガルトラブですね～
主人公との支援会話ですが、少なくともCランクでは主人公の事そっちのけでエーデルガルトの動向ばかり気に掛けて来ます(笑)
ゲーム的には思った以上に「FE 風花雪月」要素がある・・・一緒に食事を取って支援値アップ、兵種の切り替え＆ランクアップ、兵種の相性や指示などが組み込んであるのが好印象。
キャラを好きなように育成できるのが「FE 風花雪月」の醍醐味の一つでしたが、今作でも一部の専用職を除いて自由に兵種を選べます
勿論相性はありますが(力が弱いキャラは物理攻撃系の兵種は不向きなど)、やってやれない事は無いです
支援値アップなどの恩恵は勿論ですが、ちょっとしたコメントを楽しめるのも食事や作業の楽しみと言えますね
戦闘での味方への指示出しは救援対象を護衛させたり、特定の敵を攻撃させたりといったオーソドックスな物から宝箱の回収といったFEシリーズお馴染みの行動を取らせる事が出来て、個人的には楽しいです。
まぁ指示出しはアクション面でちょっとテンポが悪くなりやすい面はあるものの、基本方針も決める事が出来る・・・基本的に味方は待機させて自分で全て敵を倒すという無双ゲーならではの楽しみ方も出来ますし、カジュアルモードならば味方がやられても無問題ですからね。
逆にFEらしくクラシックモード(味方がロストし得る)で緊張感を持ったバトルを楽しむのもまた一興でしょう。
本作のFEらしさの象徴の一つと言える指示出し
操作キャラを切り替える事も出来るので、CPUが当てにならないと思ったら自分で操作キャラを都度切り替えていくのも手です
プレイヤーが操作すれば相性の悪い相手に勝つ事も充分可能ですしね
上述したように原作をプレイしていると楽しめる要素があると書きましたが、逆に言うと原作をプレイしていないとストーリーも含めて色々と把握するまで時間がかかりそうな所はあり、そこはちょっと留意した方が良いかも、です。
それを除けば概ね好印象で、百合要素も結婚まで行けるかは未知数ながら支援会話が存在する以上、友情や親愛といった百合は楽しめるはず。原作を楽しめた、興味が有るという方はチェックをお勧めしたいです。
体験版では確認出来なかった要素”作戦”について、かなり具体的な紹介が記事にされていたので追記。
記事掲載サイト様
『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』レビュー。3つのパートで、シミュレーションRPGと無双アクションがうまく融合。先生と出会わなかったもうひとつの物語 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」の戦闘の魅力を紹介。“無双”らしい爽快感だけでなく，軍記ものとしても楽しめるアクションゲームに：4gamer体験版でも”作戦”を行うための”作戦資源”は入手できるものの使用する場面までは行けず、また具体的にどんな作戦が実行できるかは分かりませんでした。(一応、アビスの人達(要はバルタザールなど)なら説得して引き入れられるかも、みたいな話は有りましたが)
が、今回の記事を見てみると説得して仲間にするという”作戦”を実行可能であること、番外編的なキャラと言えるバルタザール達「灰狼の学級(ヴォルフクラッセ)」以外の面々も説得できる場面がある模様。
前作では一部の例外を除いてスカウトによって自分の好きなメンバーを揃えて編成できるのが大きな魅力でしたが、今作でもそうした要素を期待できる事が判明したのは嬉しいですね。
好きなメンバーで編成できる可能性が増した事は勿論ですが、また学級(国)を越えたキャラ同士の支援会話を楽しめるのが嬉しい。(4gamer様の記事のスクショだと帝国のリンハルトと同盟のヒルダが話すシーンが有りますね)
原作とはまた微妙に違った関係性・・・百合好きとしては女性キャラ同士の関係性が新たに見られる事を期待したいです！
発売予定日 ： 2022/6/24
対応機種 ： NS
ジャンル ： タクティカルアクション
プレイ人数 ： 1～2人(画面分割による2人プレイが可能)
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