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Category Archives: 漫画

賭ケグルイ

TVアニメ化も決定した、タイトル通りの賭け(ギャンブル)に狂った、もしくは狂わされるキャラクターが数多く登場する作品。

大まかな粗筋はギャンブル、特にリスクの大きいギャンブルほど快感を感じる主人公”蛇喰 夢子”がギャンブルで待遇、何らかの意志決定など文字通り全てが決まる百花王学園で生徒会メンバーなどを相手取って様々なギャンブル勝負をする姿を描く、というもの。

賭ケグルイ第1話より
「失楽園」でもそうでしたが、尚村透先生の作品は顔芸が多彩
夢子も普段はぽわわんとしていますが、刺激的なギャンブルの際は色々とアレな表情が多くなります(笑)

基本的に本作のギャンブルはイカサマが行われる、もしくは理論的な攻略法があり、それをどう見抜き、どう切り抜けるかが見所。

そういう意味ではギャンブル漫画と言うよりは、理論やパズルがテーマの漫画と言えるかも?です。

百合的には判断が難しかったが、第6巻の清華さんの言動は100%百合!

タイトル通り、お話としての面白さはともかく百合的には判断が難しい作品でした。

初っ端にゲスい姿を見せつつも(苦笑)、半ば夢子のパートナーになっている芽亜里や序盤から生徒会長である綺羅莉に心酔している風の生徒会書記 清華さんなど悪く無い感じでした。

が、大きな活躍はしないものの毎回のように男性キャラである涼太が夢子サイドの人間として登場する&芽亜里が気にかけているような描写があること。

テーマがテーマなだけに平然と裏切りが行われる事もしばしばあること。

そして何より、そういう”ジャブ”は有っても決定打とも言えるストレートな描写が無いこと。

上記の点から百合漫画としては楽しめるかは難しい・・・と思っていましたが、第6巻で清華さんがやってくれました!!

綺羅莉の立場を脅かしつつも、どこか通じ合うような所を見せる夢子。

清華さんは綺羅莉への忠誠は勿論、そんな夢子への嫉妬も込めて文字通り”命賭け”のギャンブルを第6巻丸々1冊使って夢子としますからね!!

賭ケグルイ第29話より
夢子への嫉妬と敵愾心をむき出しにして勝負を挑む清華さん
険しい顔をしていますが、こんなのは序の口です(笑)
ここからはネタバレるので一応畳みます

今後の展開や清華さんの出番がどうなるかは分かりませんが、清華さんの綺羅莉への想いは不動と言えるのは確か。

少なくとも第6巻は百合漫画として充分に読めるかと!!

公式サイト

賭ケグルイ - 連載作品 - ガンガンJOKER -SQUARE ENIX-

アニメ公式サイト

TVアニメ「賭ケグルイ」公式サイト

いつもは第1巻を表示していますが、本作は(記事執筆時は)百合的に第6巻が一番悶えるので(笑)6巻を掲載

ハルユリ

全2巻

言動が王子様で女子にモテる一条 蘭子と女子大好きな桜野 小町。

ひょんな事から百合ジャンルを愛する同好の士となる鳴海 あいと白浜 あん。

真面目で不器用な教師である南 沙希子とそんな沙希子を純粋な恋心と魔性とも言える魅力で振り回す園川 遥花。

生徒会の会長と副会長でガチなカップルである虹原 星奈と雨宮 瑞希。

三者三様という言葉が有りますが、本作では八者四様の百合ップル模様を楽しめる良作と言えるでしょう。

特にライト路線な百合と言える小町&蘭子とあい&あん、キッチリと恋愛を描いた沙希子先生&遥花と星奈&瑞希と、ライト路線と恋愛、両方の百合を楽しめると言うのは非常に贅沢。

ハルユリ第1話より 変態的とも言える言動をする小町にツッコミ、しばきをかましつつも仲が良い蘭子 作中では二人のこの絶妙な関係は奇跡と言われる事も
ハルユリ第1話より
変態的とも言える言動をする小町にツッコミ、しばきをかましつつも仲が良い蘭子
作中では二人のこの絶妙な関係は奇跡と言われる事も
ハルユリ第1話より ある意味、あいとあんの関係を端的に表してる1ページ こんなエピソードがありつつも漫画の百合ップルの仲を心配しておまじないをする仲になります(笑)
ハルユリ第1話より
ある意味、あいとあんの関係を端的に表してる1ページ
こんなエピソードがありつつも漫画の百合ップルの仲を心配しておまじないをする仲になります(笑)
ハルユリ第4話より 落ちそうで落ちない、攻めきれそうで攻めきれない この塩梅がこのカプの魅力
ハルユリ第4話より
落ちそうで落ちない、攻めきれそうで攻めきれない
この塩梅がこのカプの魅力
ハルユリ第4話より 多少の波があっても結局はラブラブな星奈と瑞希 抜群の安定感で安心して百合を楽しめます
ハルユリ第4話より
多少の波があっても結局はラブラブな星奈と瑞希
抜群の安定感で安心して百合を楽しめます

また各カプのキャラ達もそれぞれ相関があるためお互いのパートナー以外との絡みもあり、百合要素以外にもそれぞれのキャラの友情関係も面白く読めました。

個人的には遥花と瑞希の関係、特に恋愛相談をしている時が凄く面白かった!

ハルユリ第8話より 個人的に一番印象に残った1ページ 瑞希が姉御なんて呼ばれる一幕も有りましたが、納得(笑)
ハルユリ第8話より
個人的に一番印象に残った1ページ
瑞希が姉御なんて呼ばれる一幕も有りましたが、納得(笑)

お話の路線も良い意味で変わらず、最後まで非常に楽しめました!

強いて言えば2巻で終わりと言うのが物足りなさが有りましたが、お話として綺麗に纏まった一つの作品としてきちんと完結しており、そういう意味では不満は有りません。

むしろ良作であるが故に物足りなさを感じてしまうという所ですね。

先述したようにライト路線、恋愛両方の百合を楽しめますし、全2巻と手を出しやすい構成など初心者は勿論、百合ジャンルを深く楽しんでいる方にもオススメ出来る作品だと思います。

ゆたさんはままならない!

全1巻

紹介文
不器用なヤンキー×天然による、真逆な2人の日常を描いた「ポンコツのうた」シリーズに加え、少女たちのちょっとこじらせた恋心を描いた「うそつきは」も収録。
にもあるようにメインはヤンキー娘"れき"と天然娘"ゆた"の日常。

内容としては本当に日常といった感じで良くも悪くも波が無いのが特徴。これを安心して読めると取るか、変化が無くて面白味に欠けると思うかで評が分かれると思います。

個人的にはたまに見せるゆたさんの笑顔にドキっとするれきさんという構図は好きですが(笑)

「ゆたさんはままならない!」"ポンコツのうた 1"より 他愛無いシーンですが、女の子が女の子にドキッとするシーンは萌えます(笑)
「ゆたさんはままならない!」"ポンコツのうた 1"より
他愛無いシーンですが、女の子が女の子にドキッとするシーンは萌えます(笑)

「うそつきは」はお互いに好意を持ちつつも嘘と感情が拗れて本当の意味で結ばれない二人のお話。

すっきりしない感はあるものの決して面白く無い訳では無いのですが・・・作風が「ポンコツのうた」シリーズとかなり違う上に巻末に来ているので、ちょっと後味が良くない感は有ります。

「ゆたさんはままならない!」"うそつきは"より 無理矢理に関係を持った後に強い好意を持つものの・・・二人が本当の意味で結ばれたかどうかは語られずに終わります
「ゆたさんはままならない!」"うそつきは"より
無理矢理に関係を持った後に強い好意を持つものの・・・二人が本当の意味で結ばれたかどうかは語られずに終わります

まぁこれは作品の問題というより単行本の構成の問題なのですが・・・個人的には頑張ってもっと「ポンコツのうた」シリーズを描き下ろして貰って、ゆたさんとれきさんのお話で単行本を構成した方が好みにはなりましたね。

ユリ熊嵐

全3巻。

TVアニメ放送された同名作品のコミック版。

キャラクターデザインを手がけた森島明子先生による作品で、当たり前ですがキャラ的にはアニメ版との違和感はゼロ。

だがキャラクターデザインやクマ、過去の因縁などの設定を維持しつつも内容はパラレルであり、言わば森島明子先生による「もう一つのユリ熊嵐」と言える内容となっています。

特に特徴的なのはTVアニメ版では"クマ"という生物が実在し、人類と敵対している事が設定として存在したのに対し、本作では銀子など一部の人間だけが見えている存在・・・ある種のクオリアとして描かれていること。

そのため一種のファンタジーといった趣のあったTVアニメ版に対し、設定的にはかなりリアル寄りなドラマになっていますね。

「ユリ熊嵐」第8話より "クマ"は紅羽達には見えていない事が示唆されます
「ユリ熊嵐」第8話より
"クマ"は紅羽達には見えていない事が示唆されます

そしてもう一つ特徴的なのは、大人の百合・・・銀子や紅羽の母やユリーカなどの関係がクローズアップされていること。

もうこの辺りは素晴らしい大人の百合作品を多数描かれている森島明子先生の真骨頂という感じで、かなり良かったです!

「ユリ熊嵐」第7話より 紅羽の母"澪愛"を巡って複雑な関係になっている銀子の母"カレ"と義妹であるユリーカ
「ユリ熊嵐」第7話より
紅羽の母"澪愛"を巡って複雑な関係になっている銀子の母"カレ"と義妹であるユリーカ

TVアニメ版でもユリーカと澪愛の関係-大人の百合-は有りましたが、本作では更にじっくりそれが描かれていますね。

他にも純花や蜜子もTVアニメ版とはまた違った形で登場し、物語に花を添えてくれます。

・・・TVアニメ版を視聴した後だと、純花と蜜子のその後に驚かされます。まさか、あの二人がああいう関係になるとは・・・いや、個人的には好印象でしたが。

あ、あと"ライフ・ジャッジメント・ガイズ"の3人も意外なポジションだった事も面白かったですね~。いやまぁTVアニメ版のポジションを考えると、ある意味で最初から隠す気は無かったのでしょうけども。

話の方向性はTVアニメ版とは大きく異なりますが、クマなどの設定や過去の因縁など-銀子の過去の罪など-のTVアニメ版の要素がうま~く料理されており「もう一つのユリ熊嵐」として素晴らしい作品となっています。

個人的には澪愛と銀子の因縁に関して、ここで"罪グマ"という要素が出て来るか~と感服しました。

抽象的な表現も多く、また悲劇的な要素も多かったTVアニメ版と比べると、切ない要素を含みながらも明るい内容で非常に読みやすいです。

特に純花のファンは彼女の活躍を見る事が出来るので、是非読んで見る事をお勧めします

紙本kindle

アンジュ・ヴィエルジュ cross†L.I.N.K.s

アニメ化もされたカードゲーム「アンジュ・ヴィエルジュ」のコミカライズ作品。

ストーリーの案内役はアニメには登場しないクレア、メルビナが中心であるが、連載がアニメ化の前後だったせいか、登場キャラなどアニメ版を意識した作りとなっており百合度はかなり高め。

形式的には各カプのオムニバス形式といった感じで、ざっと挙げると

  • クレア&メルビナ
  • 沙夜&美海先輩
  • アルマリア&ソフィーナ先輩
  • レミエル&エルエル、クレア、メルビナ
  • ユーフィリア&セニア
  • サナギ姉妹

のエピソード(百合要素)を楽しめる。

個人的にはアルマリア&ソフィーナ先輩が好きかな。
アニメ版でもかなりの百合度を誇った二人だけど、この漫画版でも中々の百合度。

「アンジュ・ヴィエルジュ cross†L.I.N.K.s」第3話より アニメ視聴前の時点で百合度が高くて好きな二人 まぁアニメ版で"初めて"があんな事になるとは思いませんでしたが(笑)
「アンジュ・ヴィエルジュ cross†L.I.N.K.s」第3話より
アニメ視聴前の時点で百合度が高くて好きな二人
まぁアニメ版で"初めて"があんな事になるとは思いませんでしたが(笑)

世界観の説明などはアニメ版と同じく早足であり、重厚なストーリー展開を求める方には不向きかも知れませんが、百合要素に関しては安心して楽しめる作品。

欲を言えばもっと続いて欲しかった所では有りますが、アニメ版では見れなかったキャラの相関(ユーフィリア&セニア)などもあり、セットで楽しみたい作品ですね。

公式サイト(試し読みサイト)

アンジュ・ヴィエルジュ cross†L.I.N.K.s 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker

当サイトの関連記事

アンジュ・ヴィエルジュ アニメ各話感想記事 百合ゲーム時々、他事語り

オンリー☆ユー ~あなたと私の二人ぼっち計画~

全1巻

「ハートフル百合コメディ!!」などのアオリ文句で連載が開始した強制百合カップリング漫画(笑)

内容としては生徒が対人能力(コミュニケーション能力)の向上のためのプロジェクトという口実で無理矢理カップリングさせられるという物で、具体的には学費などの恩恵を受けられる代わりに

  • お互いに指輪を付ける
  • パートナーとは5m以上離れない
  • (離れると電撃が走る)
  • プロジェクトの事は秘密

という制約が課される事に。

改めて見返すと結構酷い話ですが(苦笑)、メインとなる知多子&よしやは百合漫画に相応しいイチャイチャを見せてくれます。

特によしやのツンデレと言うか、チョロインな姿は見ていてニヤニヤしてしまう(笑)

「オンリー☆ユー ~あなたと私の二人ぼっち計画~」第03話より
「オンリー☆ユー ~あなたと私の二人ぼっち計画~」第03話より よしやは基本的にこういうノリです(笑)
「オンリー☆ユー ~あなたと私の二人ぼっち計画~」第03話より
よしやは基本的にこういうノリです(笑)

また、もう一組のカップル海&小百合に関しては初登場時から出来上がっているというかっ飛ばし振り!

初っ端から自分達を"比翼の鳥"と言い出しますからね!

「オンリー☆ユー ~あなたと私の二人ぼっち計画~」第02話より よしや&知多子は波乱も有りましたが、この二人は終始盤石でしたね
「オンリー☆ユー ~あなたと私の二人ぼっち計画~」第02話より
よしや&知多子は波乱も有りましたが、この二人は終始盤石でしたね

と、百合をうたい文句にしただけあって百合度は満点と言って良い作品なのですが、惜しむらくはボリュームが控えめだったこと。

展開としては上手く収まりましたが、やや早足である感は否めず、もう少し長く続いても良かったと思います。

特に生徒会カプを掘り下げた話は欲しかった!

「オンリー☆ユー ~あなたと私の二人ぼっち計画~」第04話より この二人の馴れ初めが明かされなかったのは残念 恐らく、この二人もプロジェクトでカップルになったのでしょうが・・・
「オンリー☆ユー ~あなたと私の二人ぼっち計画~」第04話より
この二人の馴れ初めが明かされなかったのは残念
恐らく、この二人もプロジェクトでカップルになったのでしょうが・・・

先述したようにボリュームは控えめですが、安心して楽しめる短編百合漫画と言えるでしょう。
長編作品に疲れたor手を出し辛いという方にはお勧めです!

MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-

百合漫画図書館より転載、追記&修正
※情報を下さった訪問者様、ありがとうございました!

毒を持って毒を制す。

極悪犯に対して当局は、また極悪犯-大量殺人者-である"紅守 黒湖"にその対処を行わせていた。
と言うのが物語の概要であり、黒湖とそのバディである"屠桜 ひな子"が極悪犯に対峙して事件解決を図ると言うのが基本的なストーリー。

話の"流れ"としては王道的だが、主人公である黒湖が正真正銘のサイコパスである事が本作の特徴であり、際立っているところだろう。
(作者であるよしむら かな先生からするとサイコパスでは無いという認識のようですが)

そのためか、作風もやや暴力的かつグロいシーンがちょくちょくある。
例を挙げれば手足切断などで見ていてちょっとゾクッと来る物があるが、そういった事も黒湖は平然とやってのけ、そこに一切の躊躇は感じられない。

と、こう書くと不快なだけの作品のようだが、黒湖がバリバリのレズビアンである事が本作の面白いところ。

そう、この黒湖は大の女の子好きであるため、気に入った女の子とベッドインするためには命懸けの事態になっても女の子を助けるし、女の子に請われれば自分を殺そうとした相手をも助ける。

所々で見せるこういった所が妙に憎めず、何だか良い人に見えるのが彼女の性質の悪い所である(笑)

まぁ女の子でも気に入った相手でなければ容赦なく殺すのだから、やっぱり最悪な人間なのだが・・・そこがサイコパスらしいと言えばらしいとも言える。

百合的には先述した通りだが、凄まじいのはその出だしだろう。

何せ開幕数ページで百合なニャンニャンシーンが展開されるのだから。
一番最初に読んだ時は事前に百合要素がある事は知っていたが、まさか全年齢向けで、しかも初っ端も初っ端から百合ニャンニャンを拝めるとは思わなかった!

「MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-」第01話より 出だしから酷い(褒め言葉)スタートであるw
「MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-」第01話より
出だしから酷い(褒め言葉)スタートであるw

オークス出版「L」シリーズでもここまで早い展開はそうそう無いぞ(笑)

少々バイオレンスな所が人を選ぶものの、絵柄が可愛いためそれほどキツくないし、百合要素は先述のように強烈(笑)
刺激の強い作品を求めるなら、是非チェックしたい作品である。

公式サイト

MURCIELAGO-ムルシエラゴ- | 作品紹介 | ヤングガンガン YOUNG GANGAN OFFICIALSITE

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