さてさて、今回は数多いヒロイン達の中でも特別な立ち位置となる有理と麻央のエピソードについて語ろうかと。
有理 優秀な頭脳でもって日菜子の置かれている状況を把握するも日常生活はポンコツ(笑)
有理は非常に特殊・・・原種との戦いなどの事象を、日菜子達に巻き込まれる前に気付いている―しかも科学的な考察でもって―稀有な存在ですね。
しかもクラスにはあまり馴染んでいない感が有りつつも、その研究見解からクラスに不和が多い事なども見抜いているなど、設定に違わない優秀さです。
と感心しきりな彼女ですが、本格的に彼女のイベントが始まるとあっさりと化けの皮が剥がれます(笑)
何せ日菜子に非常事態だと言わんばかりの電話を入れてきたと思ったら
「いつも使っているサイトがメンテ中で食糧も買えない」
「サイト以外で=リアル店舗で物を買った事が無い」
「結果として2~3日、飲まず食わず」
といった言葉の連発。途中で日菜子がぼやいていますが、よくこれまで生きて来れたな、と(笑)
色々と酷い(苦笑)有理ですが、百合的には
- 学校で私的な番号交換をしているのは日菜子だけ
- 思わず「ダメだ、この子を放っておいたら本気で干からびても不思議じゃない・・・」とこぼす日菜子
と、見方によっては美味しいですね。実際、この後、一般的な買い物の仕方などを教えるついでにファミレスデート、みたいになっていますし。
そんな有理にもコモンへ行くイベントが発生・・・するのですが、他のメンバーには存在する”フラグメント”が無い・・・つまり感情が無いのでは?という展開に。
こういった展開に至る理由として有理が”サヴァン症候群”であり、驚異的な能力があれど人の心や常識を解するのが難しいというのですが・・・正直、この辺りは”サヴァン症候群”という物がまだまだ未知の部分が多い症状である事を考えると、ちょっと釈然としない気持ちも有ります。
まぁお話としては落胆する有理に「そういった気持ち(感情が無いと悲しむ事も)も感情だよ」と日菜子が教え、それが切っ掛けでフラグメント(感情)が発生するという展開は良いと思いますけどね。
また、こうした展開は勿論、有理は気難しいようで意外に素直と言うか、日菜子に頼る場面も多く、しほりとはまた違った百合要素を感じます。
麻央 小狡いだけの娘かと思いきや・・・大物枠なキャラ?
有理のイベントと前後して発生していたのが麻央のイベント。
千紘への嫌がらせの件や日菜子を陥れるために日菜子が主役である文化祭の劇”人魚姫”の脚本を酷い物にすり替えたりと、これまでの悪事が発覚した事によって一気にお話が動きます。
まぁ千紘への嫌がらせに関しては麻央がけしかけていたのはバレバレだったので、プレイヤーからするとようやくか、という感じですが(笑)
ここでも日菜子が麻央のコモンに入る=心の内を見る展開になるのですが・・・コモンへの入り方が特殊だったり、日菜子が麻央の悪意に流されそうになったりと、他のメンバーに比べるとやはり一味違う展開に。
こうした経緯を見て行くと印象の悪かった麻央にも色々な事情が有ったのだと分かり、人にも善意があると説く日菜子に対して悪意しか無いとする麻央の気持ちも分からないでは無いですね。
と、リアルならこのまま物別れに終わりそうな二人のぶつかり合いですが・・・本作では”原種”という脅威がある事もあって、協力できる流れに。
その辺りは少年漫画のような展開・・・自分の居場所たる学校を守りたいという想いは同じ=その点で協力できるはず、という流れで中々に熱いです。
まぁ正直、やっていた事が小物っぽかった事も有って、麻央が啖呵を切った時には「急に大物感を出して来たな!」と思いましたが(苦笑)
と、ストーリー的にも印象的でしたが、ゲーム的にもイベント敗北やオーバードライブが3回可能、合体技使用可能と非常に印象的。
特に合体技は見栄えも良く、使っていて気持ち良いですね。・・・使わなくても余裕で勝てるのが、ちょっと味気無いと言えば味気無いですがr(^^;)
あと戦闘と言えば戦闘中の有理と麻央のサポートが凄い事に。有理のマシンガンは100歩譲って良いとして、麻央の爆撃要請はもう何と言って良いやら(笑)
こうして遂に原種を”撃退”では無く”殲滅”出来ましたし、麻央とも和解-ライバルキャラが主人公に何かと理由を付けるパターンで、ですが(笑)-出来たりと、少なくともこの時点では万事順調という感じですね。
直球なイチャイチャでは無かったものの、物語的に印象深かった二人
と言う訳で、百合的には直接的なイチャイチャ路線では無かったものの
- 有理:日菜子の状況を自らの頭脳のみで把握。頼れるのは基本的に日菜子のみ
- 麻央:ライバル枠キャラ。日菜子に”もう一人の自分”と感じさせる
と、非常に印象的な二人でした。
特に麻央は当初の印象では姑息なキャラという感じだったのですが(苦笑)、何だか大物みたいな印象になったり、日菜子が”麻央はもう一人の私かも知れない=周囲に助けられなかった私”と思うなど、インパクトが強烈でした。
有理は現状、友達&頼れる人物が日菜子しか居ないので、自ずと百合的に美味しくなりそうな感じですが(笑)、麻央はどう転ぶか分からないですね。
ライバル百合的な路線か、それともツンデレるか(笑) 物語自体も佳境に入って来ていますし、どんな終わりを迎えるかじっくり楽しみたいと思います。
対応機種 : PS4/PSVita
ジャンル : ヒロイックRPG
プレイ人数 : 1人
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