小林さんちのメイドラゴン

アニメアニメ百合的感想 か~こ行

SEである女性”小林さん”の元にドラゴン娘”トール”がメイドとして押しかけ・・・もとい住み込む日常コメディ+ちょっぴり切ない要素もある百合ホームドラマ。

初見の方は勿論、既読の方も楽しめる内容

基本は原作準拠ですが、演劇や初詣のエピソードなど原作の雰囲気を維持しつつ、オリジナルのエピソードが盛り込まれていて面白いです。

特にドラゴン勢全員に加えて才川さんや翔太君まで参加したエピソードは原作を含めても多く無く(と言うか、無い?)、非常に楽しめました!

以前の記事でも言及しましたが、あのカオスっぷりはお腹を抱えて笑いましたよ(笑)

小林さんちのメイドラゴン 第10話より
以前の記事でも書きましたが捧腹絶倒のエピソードでした

百合的には原作通り小林さん&トール、カンナ&才川さん!

百合的にはメインである小林さん&トール。

見所としてはドラゴン達のような特別な能力は無いものの、持前の甲斐性と漢気で愛を示す小林さんですね!

トールのように強い愛情を示すキャラというのは他作品でも多数いる印象ですが、小林さんのような愛情・・・維持するのが大変な部類に入る愛情を示すタイプは少ない印象で、そこが尊い!

そりゃあトール達はドラゴンなので税金(住民税とか)などはゼロである可能性は高いです。

が!

それを差し引いても大きな新居に引っ越したり、娘(カンナ)を学校へ行かせたり、と言うのは少なくない負担が常にかかってくる訳です。それをさらっとこなす辺り、何だかんだ言って小林さんの愛情は深いです!

あともう一組のカップルであるカンナ&才川さん。

これは、既に婦妻感漂う小林さん&トールとは違う初々しさが有りますね(笑)

ぱっと見は「ぼへぇ~!」と才川さんが一方的にカンナを慕っているように見えますが、カンナも才川さんを好意的に想っている所がポイント。

時には才川さんをカンナが押し倒す(!)シーンも有り、何かの切っ掛けさえあれば、この二人はすぐにでも結ばれるでしょうね。

小林さんちのメイドラゴン 第6話より
ここで思わず拳を握ったのは管理人だけでは無いハズ(笑)

時には劇的な展開や切ない場面も

基本的には日常コメディですが終盤ではトールのお父さんである終焉帝に対して、小林さんが文字通り命懸けでトールを連れて行くなと説得するという劇的な展開も。

これは原作でもあった展開ですが、動きがあるアニメで見ると更に迫力があると言うか、相当に怖いシーンだった事が分かります。

小林さんが言った通り、終焉帝に殺すつもりは無かったのでしょうが・・・
人間基準で言えば銃弾を撃ち込まれたような状況な訳で、相当に怖いでしょうね、これは

そして、そんなピンチを乗り越えた後でも、トールが「小林さんと同じ時を生きる事が出来ない」と想っているのが切ない(。´Д⊂)

この種族間の差異は本作の隠れたテーマの一つであり、途中でもちょくちょく触れられてきたテーマ。分かってはいますが、やっぱり切ない気持ちになります。

基本的には大満足ながら、出番の無いイルルなどのキャラも有り

と、大満足だった本作ですが、原作(第5巻時点)で登場済みであるイルルの出番が無かった点などはちょっと残念。

イルルがメインのエピソードは小林さんとの絡みのお蔭で百合要素も結構有りますし、是非アニメでも見てみたいエピソード。今作が好調で第2期が実現する事を期待したいです!

原作漫画「小林さんちのメイドラゴン」第39話(単行本4巻)より
爆弾発言をかますイルル
トール目線で見れば、気が休まらない事この上無しです(笑)

当サイトの以前の記事

「小林さんちのメイドラゴン」第7-13話 百合的感想 – 百合ゲーム時々、他事語り

公式サイト

TVアニメ「小林さんちのメイドラゴン」公式サイト

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