「クダンノフォークロア」プレイ日記01

百合姫でのコミカライズがスタート&リマスター版が告知された事も有り、良い機会だと思ってプレイを開始です~。

面白い演出&朔夜は基本的にモテる事もあって、百合的にも楽しい

まず印象的なのは怪異の解説をしてくれる某影絵少女のような演出。

ここ最近では「まどか☆マギカ」と感じる方が多いかも知れませんが(と言っても、「まどマギ」ももう10年近く経っていますが)、管理人的には「少女革命ウテナ」を彷彿とさせて、この娘達が出て来る度に「かしら、かしら、ご存知かしら~」と呟いちゃいます(笑)

「クダンフォークロア」PC版より
上記したように、何を連想させるかで世代がばれそうな(笑)影絵少女
真面目な話、怪異という不気味な存在を解説してくれる演出としては印象的で好印象です

また、その”怪異”にしても一番始めに出会うクダンやゲーム開始直後に見る事になる朔夜の夢など、適度に不気味な演出、イラストは程良く怖くて良い感じです。

「クダンフォークロア」PC版より
不気味さ、怖さを感じさせつつも気分を悪くさせるような演出が入らないのが個人的には好印象
個人的には耐えられない訳じゃないけど、スプラッターな要素は苦手なので、この辺りのサジ加減は嬉しいところです

百合的には基本的に朔夜がモテるので楽しいですね(笑)

まだ序盤(第1の事件が解決した辺り)なので、そこまでストレートじゃないですが、それでもニヤニヤさせてくれる要素は多いです。

「クダンフォークロア」PC版より
クダンに遭遇してしまった塔子を守ろうと尽力する朔夜への一言
恋愛感情かはさておいて、百合好きには響くシーンの一つです

「クダンフォークロア」PC版より
表情がもう蕩けている塔子さん(笑)
年齢差がある事もあって色々と妄想し甲斐が有ります(笑)

「クダンフォークロア」PC版より
公式サイトでもあるシーンは教師から服装について難癖を付けられている小兎を助ける時のシーンでした
小兎の表情は勿論、偶然朔夜の手が小兎の胸に触れたという描写も妄想を掻き立てます(笑)

また、攻略キャラじゃないと思われる佳恋とも「もしかすると?」と思わせてくれるのも◎

「クダンフォークロア」PC版より
冒頭で見るハメになる”悪夢”の事を佳恋にだけ打ち明けている朔夜
こういう展開は特別感があって良いですよね!

「クダンフォークロア」PC版より
塔子さんと繋がりが出来てから佳恋からの誘いを異なる流れがあったのですが・・・こういう表情されると、ちょっとワクワクします(笑)
まぁ汎用の表情なので特別何かある訳じゃ無さそうですけど・・・そこは妄想が、ね?(笑)

お話としては「FLOWERS」を連想させる

まぁ同じ方が関わっているので当然と言えば当然かも知れませんが「FLOWERS」を連想させる・・・例えば料理ネタや映画ネタが多いのが印象的でした。

「クダンフォークロア」PC版より
塔子さんが料理教室の先生という事なので、当然の事ながら料理ネタは多め
・・・管理人、卵が用途によって専用の物があるとか知りませんでした(汗)

「クダンフォークロア」PC版より
管理人も知っている映画ネタがこれ
まぁ「指輪物語」として、ならファンタジー好きな方なら-どこまで、かはともかく-知らない人の方が少ないかも、ですが

・・・管理人を散々苦しませてくれた、ある要素も「FLOWERS」同様でしたケドr(^^;)

そこは察しの良い方ならすぐにお分かりになるでしょうし(苦笑)、未プレイの方にはネタバレになるので、そこは伏せ記事にします。

ここからはネタバレ記事です

さて・・・結論から言えば、一番最初の怪異”クダン”は塔子さんを逆恨みした人物からの嫌がらせ、脅迫といった類の人災でした。

当初は「裏世界ピクニック」ばりのオカルト路線で行くかも、と思っていたので、そこでちょっと驚きましたが、まぁそこは管理人の勝手な思い込みですし、そこが本作の持ち味とも言えるでしょう。

そう、そこは良いんですよ、そこは。

何が引っかかるかって、それはあれですよ、「FLOWERS」名物の推理=3択×複数回の選択肢、ですよ!!!!

「クダンフォークロア」PC版より
「FLOWERS」をプレイされている諸兄諸姉ならば、懐かしささえ感じそうな選択肢です(苦笑)

もう、頼みますよ、管理人、こういうのは本当に苦手なんですってば!!!!

・・・何か、途中から嫌~~な予感がしていたのですが「ちょっと嫌な予感がするけど・・・まぁ今回は主人公である朔夜ちゃんがぱぱっと推理しちゃうでしょ」とか思ったら、この選択肢ですもん!!!

「クダンフォークロア」PC版より
”クダン”が人間では?という話が出て来た時点で推理になりそうと思っていましたが・・・まさか本作でもプレイヤーが推理する事になるとは思いませんでした(苦笑)

まぁ今回は割と途中の描写が分かり易かったので、何とかなった=一発正解出来ましたが・・・これも消去法的に解答できただけで、きちんと理解した上で”分かった”訳じゃないですからねぇ(苦笑)

「クダンフォークロア」PC版より
朔夜が疑問を持ったシーンの一つ
推理の根拠の一つですが、管理人(プレイヤー)はこれが何故に疑問となり得るのか分かりませんでした(苦笑)

「FLOWERS」もそうでしたけど、主人公の娘達はもう少しプレイヤーに協力的になってくれても良いと思うんだ・・・。

まぁ”クダン”さんともちょっとフラグが立った=百合的に美味しいシーンがあったから良しとしましょう(笑)

「クダンフォークロア」PC版より
色々有りましたが、作中曰く「憑き物が落ちたよう」に正気に戻った自称”クダン”
流石に攻略可能キャラにはならないでしょうが、妄想材料としては美味しいです


え?流石に百合脳乙?

確かにそう言われても仕方ないと思いますけど、世の中にはマミさんと助けられたモブOLさん(「まどマギ」)で同人誌を2冊も出す方がいらっしゃる事を考えると、楽しい百合ライフに妄想は不可欠だと思うんだ。

※成人向け作品で活躍中のあやね先生が描かれています。(ちなみに続編的な「いつもの巴さんち」も有ります)

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※更に余談ですが、あやね先生は商業誌では男女モノの中に百合モノが有るという状況でしたが、2020年になってようやく念願の100%百合な単行本を刊行されました!(おめでとうございます!)

kindle版はまだ無いみたいですが、電子版は有りますね(望月血液研究所の娘【DLsite限定特典付き】)

事件は解決したものの、謎も残しながら次なる怪異”フォーチュンライン”へ

ゲーム本編では第1の事件と言える塔子さんを巻き込んだクダン事件。今のところ、それは無事に解決した・・・のですが、いくつかの謎は残ったまま。

例えばゲーム冒頭の朔夜の夢については全くの謎のまま。また事件解決後に、再び塔子さんがクダンを見たような描写もあって・・・。

「クダンフォークロア」PC版より
しっかりと”退治”されたはずのクダン
しかし、塔子さんが再びクダンを目撃したような描写が・・・

あと怪異的な謎でこそ無いものの、塔子さんの話を聞いた小兎の反応も気になるところ。

「クダンフォークロア」PC版より
社長令嬢である塔子さんはある意味で有名人では有るのですが・・・それを差し引いても詳しい&不審な反応を見せる小兎
塔子さんの実家は大企業である事もあって、何らかの闇が有るのかも知れません

次なる怪異となるであろう”フォーチュンライン”も管理人は詳しく無く、次なる事件(章)も進めて行くのが楽しみです!

「クダンフォークロア」PC版より
どうやらチェーンメールの変型版(ライン版)と言える”フォーチュンライン”
願いが叶うなら良い話と言えますが・・・手順や内容を間違うと罰・・・絶対に遭いたくない怖い相手にあう、が有るなどはやはり怪異の類と言えます
ちなみに管理人は送るべき人数が4人も要る=友達がそんなに居ないので安心ですね(笑)

余談 百合姫コミカラズを読んで

ようやく手元に百合姫が届いたので読んで見ましたが・・・内容的には第1話は塔子さん&朔夜がクダンと初遭遇する所までで、基本的にはゲームとほぼ同じ展開でした。

と、こう言うと見所が無いようですが、ゲーム版では分かり辛い描写・・・要はCGが無いシーンもしっかり描かれているので楽しいシーンも多いです。

例えば朔夜が冒頭の悪夢のせいで寝不足になっている事を確認するために佳恋が顔を近づけるシーンや料理教室での朔夜など。

特に料理教室での朔夜はエプロン姿に髪を纏めているという、(少なくとも管理人がプレイしている範囲では)ゲームでは見られない姿を拝めるのは◎

まぁ沙和子さんファンの方に取っては、ちょっと寂しい第1話だったかも、ですが(苦笑)

※沙和子さん、登場はするものの自己紹介シーンや登場シーンはほとんど端折られているため、出番はゲーム本編以上に少ない印象です

ゲームでは選択肢が出ているシーンもさらっと進んでいるので、もしかするとクリア済みの方には今後のルートも予想できるかも、ですが・・・このままゲーム通りに進むか、全く違う展開になるのか管理人は全く想像できないので、今後の連載が楽しみです!

企画告知から1年以上の時を経て、遂にコミカライズ版が掲載された号

余談ですが、百合ゲームのコミカライズという事で「アオイシロ」も少し話題に。

「アオイシロ」では管理人の知る限り、2種類がコミカライズされており、一つは百合姫でコミカライズされたヒロイン”保美”とその友人”百子”の過去を描く「アオイシロ―青い城の円舞曲―」

ゲーム本編では賑やかしな面が強かった百子ですが、こちらでは切ない心情(個人的には名前を消そうとしたシーンが印象的)が描かれ、人によっては本編以上に百合だったという感想も。

そしてもう一つは「アオイシロ 花影抄」で、こちらは原作ゲームの流れを踏襲しつつも完全にオリジナルな展開をしていました。

原作ゲームの前作「アカイイト」のメンバーも登場し、ある種のドリームゲーム的な展開になっていきました

どちらもコミカライズ版独自と言える展開やエピソードを描いており、そこはかなり印象的でした。

ちなみにコミック版からでも楽しめるので、お勧めしたい・・・のですが、どちらも結構古い作品である上に電子書籍化していないので、ちょっと入手し辛いのが辛いところです。

個人的にはゲーム上の展開をなぞるよりオリジナルの展開の方が楽しみやすいですが、やはりオリジナル展開は賛否が分かれる所なので、その辺りのサジ加減は難しいですね。

何にせよ「クダンノフォークロア」の場合は、管理人はゲーム本編もまだ途中ですし、コミカライズ版も始まったばかり。どちらがどんな”良さ”を見せていくか、そしてどんな違いが出て来るか・・・探りながらそれぞれを楽しんで行こうと思います。

対応機種 : Windows/スマホ
ジャンル : 百合系フォークロアADV
プレイ人数 : 1人

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リマスター版公式サイト

クダンノフォークロア HDリマスター版 – sukerasparo

原作公式サイト

クダンノフォークロア – sukerasparo

『クダンノフォークロア』 OPデモムービー

DL版(DLsite様)

gyutto様などでも取扱い有り

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