最近、色々とAIが話題ですよね。特に今のAIは昔ではSF作品の中でしか出来なかった事を成し得るレベルに到達しているのでは?と思わせる程になっており、その高機能性ゆえに人類の権利-特に今話題になっているのは著作権ですね-を侵害するとすら言われています。
が!凄いのは凄いけど、割とAIって間抜けと言うか、頼りない所も多いんですよね。「やがて君になる」の事を聞いたら作者名は間違えるし、夕食の献立と調理法を教えて欲しいと聞いたら、オムレツを勧めてくれるのは良いけど何度見ても具材を炒める工程が無いし(笑)
この程度なら、こと”創作”に関して人間に敵う訳ないやろ、と言う事でAI・・・今回はChatGPTちゃんと新進気鋭のBardちゃんに百合小説を書かせてみました。
※チャットGPTの回答
彼女がいない私は、いつも友達と過ごしていた。大学生活は楽しいけれど、恋愛については疎いままだった。ある日、私は同じクラスの女の子、美羽と出会った。
美羽は私と同じくらいの背丈で、長い黒髪がとても美しかった。彼女はいつもニコニコしていて、誰とでも話しやすかった。私たちはすぐに仲良くなり、お互いに毎日のように連絡を取り合うようになった。
しかし、私は美羽に対して特別な感情を抱いていた。私は自分が女の子に惹かれていることを認められなかったが、美羽と一緒にいるときには胸が高鳴り、何かが変わっていくような気がしていた。
ある日、美羽が私に「好きな人がいるんだけど、どうしたらいいか分からない」と相談してきた。私は心の中で「もしかして私のことを言っているのかな?」と思いながら、冷静にアドバイスをしようと努めた。しかし、どうしても気持ちを伝えたいという衝動にかられた。
その日の授業が終わった後、私は美羽を呼び止めた。「美羽、私は君が好きだ」と告白した。美羽はしばらく言葉を失っていたが、その後に「私もあなたが好きだったんだけど、言えなかった」と答えた。
それから私たちは、お互いの気持ちを確かめ合い、付き合うことになった。初めは周りの反応が心配だったが、私たちの友人たちは私たちを応援してくれた。そして、私たちは彼女同士の恋人として、毎日を楽しく過ごすことができた。
しかし、ある日、美羽が「私、留学することになった」と言ってきた。私はショックを受けたが、美羽を応援することしかできなかった。彼女が留学する前に、私たちはたくさんの思い出を作った。
美羽が留学してからは、遠距離恋愛になった。時差があるため、なかなか会えなかったが、お互いにメッセージを送り合い、連絡を取り合っていた。そして、美羽が留学してからしばらくして、私は卒業して就職した。それでも、美羽との関係は続いていた。彼女が帰国したら、私たちはまた一緒にいられると思っていた。
しかし、美羽が留学先で新しい出会いがあったことを私に話してきた。私はショックを受けたが、美羽に対して恨みや嫉妬を持つことはできなかった。彼女が幸せになってくれることを願っていた。
それから、私たちは疎遠になってしまった。美羽が帰国してからも、連絡を取り合うことはなかった。しかし、私たちはお互いに忘れられない存在だった。
数年後、私は偶然に美羽と再会することになった。彼女は今でも美しく、笑顔も変わっていなかった。私たちはお互いの近況を話し合い、過去の思い出に浸った。
そして、美羽は私に「やっぱり私、あなたが好きだったんだよ」と告白してきた。私は驚いたが、同時に嬉しかった。私たちは再び恋人として、また一緒に過ごすことになった。
今は、私たちは一緒に暮らしている。美羽が留学する前のように、毎日を楽しく過ごしている。私たちの過去は悲しい出来事もあったが、今は幸せであり、未来も一緒に歩んでいくことを誓い合っている。
※Bardの回答
昔々、アリスとサラという2人の女の子がいました。彼らは幼なじみであり、親友でした。彼らはいつも一緒に遊んでいて、お互いにとても親しんでいました。
ある日、アリスとサラが公園で遊んでいると、男の子グループに会いました。男の子たちはアリスとサラをからかいだしました。彼らは彼らに名前を呼んで、彼らの服をからかった。アリスとサラはとても怖かったが、何をすべきか分からなかった。
突然、サラは立ち上がって男の子たちに立ち向かった。彼女は彼らに立ち去るように言い、彼らが彼女を恐れていないと言いました。男の子たちは驚いて、サラに立ち向かう女の子を見たことがありませんでした。彼らは最後には立ち去り、アリスとサラを放っておいた。
アリスはサラをとても誇りに思っていました。彼女はサラがとても勇敢で、男の子たちを恐れていなかったことに感動しました。サラもアリスを誇りに思っていました。彼女はアリサがとても強い女の子で、自分自身を守ることができることを知っていました。
その日から、アリスとサラの関係はさらに深まりました。彼らは親友以上になりました。彼らは恋人でした。彼らは毎日一緒に過ごし、お互いにとても幸せでした。
しかし、彼らの関係は秘密にしておくことが重要でした。当時、同性愛は受け入れられていなかったからです。彼らは人々が彼らについて知ったらどう思うか、そして彼らが彼らをどのように扱うかを恐れていました。
しかし、彼らはまた、彼らの愛を隠すのは難しいことを知っていました。彼らは常にお互いのことを考えており、一緒にいることができないことを切望していました。
ある日、アリスとサラは一緒にいられないことに耐えられなくなりました。彼らは家族や友人に自分たちの真実を話すことにしました。彼らは怖かったが、幸せでもあった。彼らはついに自分らしくいることができることを知っていました。
彼らの家族や友人は彼らを受け入れてくれました。彼らは彼らをとても愛し、彼らが幸せであることを願っていました。アリスとサラはとても幸せでした。彼らはついに自分の愛を祝うことができました。
アリスとサラはその後ずっと一緒に幸せに暮らしました。彼らは結婚して子供をもうけました。彼らは愛に満ちた人生を送り、お互いにとても幸せでした。
う~~~ん。Bardちゃんの方の小説は文章が少々おかしいのは海外発のAIという事で甘めに見るとしても、話の起伏に欠ける所があって盛り上がりに欠けますし、何よりしれっと子供が出来ているのが(汗)
”昔々”から始まっているのに、現代でも実現はほぼ不可能な百合ップルの子供が出来ているのは流石に展開が杜撰過ぎますね(苦笑)
勿論、舞台設定が現代日本とは全く違うとか、養子を取ったなどの解釈も出来ますが、それならそれで話の展開に説明が必要でしょう。特に日本語で”子供をもうけた”と言えば、基本的には実子を連想すると思いますし。
翻ってチャットGPTちゃんの方は文章に目立った破綻は無いですし、お話もそれなりの起伏があって普通に面白いと思います。まぁ個人的には「美羽、ちょっと勝手過ぎだろ」と思わないでも無いですが(笑)、それだけ主人公が一途だったと思えば、これはこれで良いと思えますし。
しかし、確かにこれは侮れませんが・・・人間と比べてどうかと言われると何とも言えませんし、一方のBardちゃんはへっぽこと言って良いレベルです(笑)
と言う訳で、今度は人間の・・・管理人の作品も交えて比べてみましょう。先ほどの小説を書かせたのが約1か月ほど前なので後発=学習時間が少なかったBardちゃんがどう変化するか、という意味でも興味を引かれますしね。
※先入観を無くすために、一旦製作元を隠します
以上が管理人+AIが書いた小説で、恐らく察しが付くと思いますが
- 1.管理人
- 2.ChatGPT
- 3.Bard
と言う内訳です。書けませんと言ってきたBardちゃんは論外として(苦笑)、ChatGPTちゃんの方もちょっと文章が説明臭い所が多いと言うか、小説と言うよりあらすじや紹介文といった趣が強い内容だったと思います。
正直、これなら前回の方が小説としては面白い出来栄えですね。
こういう結果になったのは、恐らく画像AIと同じく質問の仕方によって出力される”成果物”の内容が大きく左右されるのでしょう。
試行回数としては参考にならないレベルでは有るものの、こと創作に関してはやはりAIはまだまだなのかな、とは思います。ただ素人の筆とは言え、出来るだけ早く書こうと努めた管理人の小説「加茂先生の憂鬱」が何だかんだ言って数時間を要したのに対し、AIは数分もかからないくらいの速さで完成させています。
”商品”として通用するレベルかと言えば厳しいと感じさせるものの、この数分で完成する圧倒的速度というアドバンテージは凄まじく、今後の発展具合を考えるとやはり驚異と脅威の両方を感じざるを得ません。
果たして今後AIがどういう方向に、そしてどこまで発展していくのか・・・新聞やニュースなどで興味を引かれていましたが、今回記事にした事で身に染みる形で改めて興味を引かれましたね。
願わくばプラスの形で・・・当サイト的には特に百合ジャンルにプラスに働く形で決着、発展していく事を願うばかりです。
chichi-puiというAIイラスト専門の投稿サイトで百合画像をマメに見ていますが、ファンタジー寄りもあり、リアル寄りもありで、これがAIで出来るのか…と思わされています。
小説、画像と来たので漫画作成に特化したAIも完成間近なのでは?と思います。
読者側は良いかもしれませんが、作家様が難しい立場に立たされる事にならなければ良いですね。双方にメリットがある状況を期待しています。
コメントありがとうございます!
またお越し頂けて嬉しいです!
AI画像は”ぱっと見のクォリティがかなり高い”という点で文章作成AIよりもインパクトが凄いですよね。
まだ何というか”クセ”のような物があり、見分けが付く感が有りますが、それでもAI画像かどうか分からない時が有りますし。
ツィッターでもドラえもんの秘密道具に有った機械その物が出来るんじゃないかって言われてますし、実際に夢物語じゃない気がします。
いや、本当に仰る通りです。
画像作成AIとか見ていると「プログラミングは下手なりに何とか出来そうなが気がするけど、イラストは全くまともな物が描ける気がしない・・・」という管理人のような立場の人からすると、ゲームが一人でも作れるかも!?という希望を持たせてくれるという点で素晴らしい技術だと思います。
ですが、イラストレーターなどの職業の方に取っては大問題という事も分かるので非常に複雑な気持ちです。
記事でも言及しましたが、良い形でこの問題が決着する事を期待したいです。
コメントありがとうございました!
またお暇な時にでもお越し下さいませ。
それでは失礼致しますね。