2025年9月 注目百合本

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今月、管理人が把握している範囲での注目百合本は「すぐケンカする都会ギャルと京美人を仲直りさせたいだけなのに! (※わたしを取り合うのはやめなさい!)」ですね!

作品概要
  • 著者:山賀 塩太郎
  • イラスト:昆布 わかめ
  • レーベル:富士見ファンタジア文庫
  • 発売日:2025年9月20日予定
  • 頁数:296ページ

公式特設サイト(店舗特典などの案内あり)

すぐケンカする都会ギャルと京美人を仲直りさせたいだけなのに! (※わたしを取り合うのはやめなさい!) | 特設ページ | ファンタジア文庫
あらすじ、予想される方向性

まず公開されている、あらすじ(商品紹介文)は以下の通り。

カリスマ都会ギャルと清楚可憐な京美人に挟ま……挟むなぁっ!

田舎から上京したわたし・栗本燕は、今、なぜか美少女2人にプレスされております。もう、むぎゅっと。――どうして、こうなった……。犬猿の仲である聖良ちゃんと織音さんを、ただ仲直りさせたいだけなのにっ……!

ちょっと情報量が少ないので(苦笑)公式サイトなどからの情報を補足して付け加えるとタイトル通りに田舎から上京したばかりの高校生である”栗本 燕”が何かと燕を巡って衝突する二人・・・京美人な”観月 織音”と都会ギャルな”田桐 聖良“に物理的にも精神的にも取り合われる物語、という印象ですね。

この辺りは王道な三角関係百合という印象ですが

  • 燕に恥ずかしい服を着せて写真と取る時なんかは息ピッタリになったりする=燕を愛でるという共通目的のためには手を組んだりする
  • 当の燕は二人に仲良くして欲しい=ナチュラルかつ無自覚にハーレムルートに行こうとしている

という風に受け取る事も出来て、ラブコメ作品としてはどう転ぶのか、かなり興味を引かれますね!

百合的な見所 三人の関係性は勿論、昆布わかめ先生のイラストによる”挟む”は色々と想像が膨らむ

京美人な”観月 織音”と都会ギャルな”田桐 聖良“という対照的とも言える二人だけに個々のキャラとして魅力が引き立ちそうなのは勿論、そんな対照的(正反対とも言える)な二人が燕の事に関しては息を合わせる場面も有ると言うのは、三角関係展開にしてもハーレム展開にしても色々と想像が膨らんで非常に楽しそうです。

またそんなヒロイン二人の言動は勿論、主人公である燕がどう立ち回るかも見所。

公式サイトを見る限りはとにかく二人を仲直りさせてから、それぞれの気持ちに応えたいという想いのようですが・・・二人それぞれからのアプローチを”誘惑”と思っている以上はかなりの魅力を感じている訳で、そんなアプローチに燕が屈するのか?それとも真摯に受け止めて毅然と二人の想いに応えるのか・・・お話としても百合としても楽しみかつ気になるところです。

勿論、ハーレムルートも全然アリですけどね!

そして、そんな魅力的な要素が詰まったストーリーに華を添えてくれるのが昆布わかめ先生のイラスト。百合でね、”物理的にむぎゅむぎゅと挟みながら~”というアオリが来たら、そりゃもう昆布わかめ先生でしょ?(笑)

「すぐケンカする都会ギャルと京美人を仲直りさせたいだけなのに! (※わたしを取り合うのはやめなさい!)」表紙より
アオリ通りに、物理的にむぎゅむぎゅと挟まれる燕が印象的なイラスト
昆布わかめ先生のこれまでの百合作品を知っている方は、挿絵担当に就任されたのは納得ですね(笑)

・・・冗談はともかく。これまで明るい作風の百合作品を多く描かれてきた昆布わかめ先生がイラスト担当と言うのは、イメージ通りでビジュアルという面でも安心して楽しめそうです!

昆布わかめ先生の百合代表作。色んな意味で”癖”全開の明るく楽しい百合作品でお勧めです!

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