今月、管理人が把握している範囲での注目作は「血の百合怪談」ですね!
- 発売予定日 : 2025/9/16
- 対応機種 : steam(PC)
- ジャンル : 闇が深い女幽霊のホラーADV
- プレイ人数 : 1人
- 体験版:配信中(2025/9/2現在)
- 本作だけで楽しめると思われるが、シリーズ作の内の1作
百合的にはやや弱め・・・少なくとも約10分の体験版をプレイした限りではリリとスイのスキンシップシーンや怪談でほんのり語られる程度。

そうした状況で本作を推したい理由は・・・まだまだ暑いからだよ!!!
いや、ほんと、この記事を書いている時点でも暑くて暑くて・・・それなら怪談を楽しみつつ=ちょっとでも涼しくなりつつ百合を楽しみたいじゃないですか、という次第です。
怪談としては、体験版の範囲では主人公(操作キャラ)となるアオイの主導で怪談会を行うという物で、出だしとしては非常に王道・・・怪異が関わって来る予兆を感じさせつつ、お話が続くというもの。

この体験版ではリリが怪談を語るのですが、アオイがその怪談とリリの発言に疑問を感じる場面もあり、ちょっとしたミステリ風味を感じられ続き(製品版)が気になる、良い引きになっていると思いますね。
ゲーム的には序盤にキャラの操作があるものの、怪談が始まればビジュアルノベルの体裁となり、怪談に集中できる形式となっています。ストアページでも言及されている通り、立ち絵がシルエット表示となっており、不穏な印象を受ける事が出来るのは怪談ホラーとしては良い演出。
動作も―管理人の環境では―テンポ良く動作しており、ストレスを感じる場面もなく◎。
ただ、完全なビジュアルノベルでは無いせいか、そうしたADV系ゲームのお約束であるオプション周りやセーブ回りは弱めで、ビジュアルノベルとして見ると不便な感も有りますね。あとマウス不可なのもビジュアルノベルと思ってしまうと違和感が有るのは辛い所では有ります。
マウスでゲームをプレイする事が多い方には留意点かもしれません。
体験版の範囲では百合的なインパクトは薄かったものの、続きが気になる引きとなっており物語(怪談)としてのオチが気になりますし、そうした怖さの中にリリの感情がどう表現されるか気になるところ。
ボリュームとしては1章である体験版が10~15分くらいで終了するを考えると、全体としてコンパクトな作品ですが、先述した通りまだまだ滅茶苦茶に暑いのでサクっと怖さを楽しめる本作はある意味でちょうど良いと言えるでしょう。
小規模なホラーを楽しみつつ、百合を期待できそうな作品として注目したいですね。
余談ですが、百合ゲーで怪談と言えば「FLOWERS」ですよね! いやまぁ正確には百合ゲー+怪談な作品ですが(苦笑)
キッチリと百合&怪談な百合ゲーは「クダンノフォークロア」ですね。個人的にはもっとこの3人の話を見たかったので、また復活して欲しい次第。
コメント