訪問者様よりバディ百合な要素が有りそうなラノベとして「ハウリング・ブレイズ 葬焔の剣士と不死の魔女」を教えて頂きましたので、話題に。(情報ありがとうございます!)
※敬称略で表記しています
作者:志瑞祐(X:https://x.com/shimizumfj)
状況:百合ファン目線では「やってきたよドルイドさん」以来の百合が期待できそうな志瑞祐 作品
頂いた情報では”バディ百合っぽい”との事でしたが、確かに公式ページのあらすじや表紙を見る限り、バディ百合を楽しめそうな印象を受けますね。で、あらすじを公式ページから抜粋すると
三十二年前、世界は溢れ出した黒い幻想に覆われた。
人類の生存圏を脅かす異界〈黒樂園〉より生じる妖魔を狩る者――〈魔女狩り〉月宮薫は、復讐のため訪れた〈禍龍島〉で〈白花の魔女〉フィオナと出会う。
喫茶店のマスター兼『(ほぼ)なんでも屋』を営む彼女は薫に提案する。
「私のボディガードになって欲しいんだ」
「……は?」
困惑しつつも居候することになった薫。その翌朝、〈猫遊館〉に早速、事件が持ち込まれる。
〈魔女〉と〈魔女狩り〉が最初に立ち向かうのは、Q市街の超巨大積層建造物〈骸閣楼〉で発生した連続行方不明事件だった。
異界の魔物、それを狩る主人公、正反対とも言える属性のバディ(コンビ)、と良い意味でラノベらしい設定が詰め込まれており、純粋な作品として親しみやすい印象です。
また、さり気無く薫がフィオナの元に居候する=同居するとされており、百合的にも期待できそうなポイントが盛り込まれているのも好印象です。
ビジュアル的にも表紙イラストは薫とフィオナのツーショットで、腕の絡め方などがこの二人の関係性がどう変わっていくか色々と想像できるのも◎。

「ハウリング・ブレイズ 葬焔の剣士と不死の魔女」表紙(公式Xなど)より
薫に腕を絡ませるフィオナという構図の表紙
フィオナの腕を掴む薫の表情からは、フィオナへの感情が読めず、二人の関係性がどう変化していくか想像を巡らせる事ができるイラストとなっています
百合がメイン・・・特に恋愛的なニュアンスはあらすじなどからは感じられませんが、”バディ魔法×剣舞アクション”といったアオリ文句も有り、順当に考えれば薫とフィオナの共闘や信頼といった姿と関係性の百合は楽しめそう。
また作者である志瑞祐先生の以前の作品「やってきたよ、ドルイドさん!」はライトなノリながら百合的に楽しめる作風であった=実績があるという事なので、そういう面からも期待したいところです!
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