![]() | 百合要素の傾向 | 明確な恋愛感情描写は無いが、かぐやと彩葉のお互いの想いはかなり強め |
|---|---|---|
| 全体的な傾向 | 切ない要素もあるが、全体的に明るく楽しい作風とテンポの良い展開で非常に見易い | |
| 放送期間 | 2026/1/22より配信開始 | |
| 公式サイト | Netflix映画『超かぐや姫!』公式サイト | |
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| 視聴サイトリンク | ※記事執筆時点での配信を確認 | |
| 備考 | コミック、ノベライズ版もあり |
百合の主軸はメインキャラのかぐやと彩葉の関係性ですね。
その関係性は約140分という尺の中で目まぐるしく変わる・・・赤ん坊状態のかぐやが急速に成長するに従って、彩葉の立場が庇護者から友達へ、そしてかぐやをある種の憧れの対象へとしていく様は、テンポの良い展開もあって爽やかで有りつつも百合的にも物語的にも大いに楽しめる要素です。

特に手繋ぎ描写がちょくちょく有る事や”かぐや姫(竹取物語)”のあらすじを聞いたかぐやの「ハッピーエンドを目指す!」という想いと彩葉の「普通のエンドで良いんだよ」という想いが、いつの間にか反転している展開は百合好きにはかなり刺さります!


「超かぐや姫!」より
花火を見ると言うシチュの中で”お別れ(月からのお迎え)”が来ると告げるシーン
ビジュアル的な面は勿論、”運命に抗う者(かぐや)”と”運命を受け入れる者(彩葉)”が入れ替わるという面でも象徴的なシーンです
そして、何だかんだ手を繋ぐのが、ね!!
と、この辺りのシーンまでは-かぐやが「好き」、「あ〜もう彩葉と結婚しよっかなぁ」というセリフが有りつつも-信頼や友情という印象が強く、恋愛寄りな百合や強い感情の発露を求める百合好きとしては物足りない感が有ります。

が!!終盤でのかぐやと彩葉に訪れた別れとその後、そして序盤から重要なキャラとして存在感を放ちつつも謎だった”ヤチヨ”の正体が判明した瞬間に百合度が爆裂します!!
比喩でも何でもなく「これ、相手に人生捧げちゃってるじゃん・・・!」ってなります!!
キスなどの分かりやすいシーンや展開は無いものの、終盤に判明する謎、カグヤと彩葉の”激重感情”と言える気持ちは百合好きには溜まらないと言えるでしょう!!


「超かぐや姫!」より
正体がネタバレの塊であり、彩葉の憧れの存在であるヤチヨ
そんな彼女に対してかぐやが放った「私がヤチヨだったら、もっと虜に出来たのかな・・・」というセリフから続く展開は、ヤチヨの正体を知ってから見ると更に百合的に楽しめます!
お話自体について 竹取物語&音楽映画&SF
タイトル通りに物語のベースは「かぐや姫(竹取物語)」ながら、仮想現実や歌、AIそしてライバーという非常に現代的な要素を織り交ぜた音楽映画と言えるでしょう。
仮想空間”ツクヨミ”と現実の世界を行き来しながら、彩葉の家族関係などの鬱屈をかぐやの明るさで照らし、未来を描いてく様はテンポの良さも相まって非常に秀逸。


「超かぐや姫!」より
現実のかぐやと彩葉の生活や仮想現実”ツクヨミ”でのライブシーンなどが、テンポ良く展開され見易さは抜群
約140分というアニメ映画としては長めのボリュームながら、中だるみな印象を感じさせないのは素晴らしかったです!
また百合要素の項でも言及しましたが、かぐやと彩葉の立場が入れ替わっていく展開は必然的に彩葉の成長をも描かれており、百合云々を抜きにしても一人の少女の成長と青春の物語としても素晴らしいです。
注意点について 直接的なインパクトは薄め
個人的には注意点は特にない・・・男性キャラも活躍しますが、あくまでかぐやと彩葉の成長を促す役回りという印象で、問題は感じられません。
強いて言えば、まず百合的には直接的なインパクトは薄め。
心情としては恋愛感情と言っても良さそうな結びつきを見せてくれるかぐやと彩葉ですが、キスなどの直接的な愛情表現は無く、そうした直接的なインパクトは有りません。
なので、そうした分かりやすいサインを求める方には物足りないかも?です。
あと一つは作中でゲーム対決をしたりするのですが、ルールなどは詳細に説明されないので、展開がちょっと分かり辛いかな?と思った所は有りました。
まぁこれは最終的な決着が分かりさえすれば良い話なので、そこまで気にする要素じゃないかな?とは思いますし、管理人がゲーム実況という文化に疎いせいかも知れませんが(苦笑)


「超かぐや姫!」より
作中では”ブラックオニキス”とゲーム対戦するシーンがあるのですが、ルールが上手く飲み込めなかったので、ちょっと展開が分かり辛く感じた印象も
まぁ仮想現実という事で、単純にバトル展開していると思えば良いんですけどね(苦笑)
結論について はっきりと明言はしないながらも、それぞれの激重感情は見所!
百合的にはハッキリとした恋愛や結婚といった分かりやすい関係にはならないものの、序~中盤の二人の絆を育む過程、終盤のそれぞれのキャラの激重感情が炸裂する展開は非常に秀逸。
また、ちょくちょくと差し込まれる手繋ぎやふとしたセリフはキスなどの直接的なインパクト以上に刺さる瞬間がある・・・特に百合に精神的な結びつきを強く求める方にはかなり刺さる作品と言えるでしょう。
楽曲も純粋に素晴らしいのは勿論、ラストまで見てから改めて聞くとまた違った味わいがあるのもグッド。
純粋に物語としての印象も良く、総じてお勧めしたい素晴らしい作品と言えます!!
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