※旧サイト(FC2ブログ)より転載
要約
さて、かなり時間がかかりましたが「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 乙女ノ五重奏(クインテット)」のまとめ記事です。
まず百合的な面から言うと、カップリングシステムを搭載しているだけあって非常に百合的なイベントが多いです。
キスシーンや手繋ぎなど、思わずニヤニヤしてしまうものもw
どちらかと言えば友情寄りで少し軽めの感もありますが、完全な百合作品という訳では無い事を考えれば充分かと。
(アニメ自体に百合要素が希薄だった事を考えると、快挙と言えるかも知れません。)
ゲーム的に見れば、演奏システムは中々面白かったですね。
実際の演奏力に合せて、演奏が変わるのは良かった。
ただ、演奏力の変動理由がちょっとおかしい時(ジャストフィットする下着を着たからとかw)があるのは良いとして、ただ単に話の流れとして変動するのはちょっと寂しかったかも。
ちょっとしたリズムゲームが入った方が上手く行った時の達成感があったかな~と思う時もあります。
まぁ、そうなっていたら管理人はリズムゲームが下手なので、苦しめられた可能性が高いですがw
またアニメ版を見ているとイリア公女(リオのお姉さん)の話やちょっとしたエピソードに触れられ、にやりと出来るのも良い点ですね。
総じてアニメのゲーム化作品として、また百合作品として面白い作品ですが、やはり気になる点はあります。
まずスキップに関してですが、かなり遅いです。
また既読の判定が甘いのは辛いです。
どの辺が甘いかというと、このゲームはキャラを選択してそのキャラの視点で話を進めるのですが、どうしても同じ会話のシーンが出てきますよね?
そのシーンが全て未読扱いになっています。
恐らくそのキャラ特有のセリフ(心情、内心の想い)があるためだと思われますが、もう少し精度を高めて欲しかったところ。
しかもスキップできない演出があり、これが遅さに拍車をかけています。
繰り返しプレイする魅力があるゲームだけに、これはちょっと辛かったですね。
そして、百合的にマイナスと取れる発言がたまにですが、あるところです。
例えば
「女の子同士のキスはノーカン」
「女の子同士の擬似恋愛で~」
といった趣旨の発言ですね。
元々恋愛方面への百合を打ち出している訳ではありませんし、この手の発言が無いイベントの方が多いのですが・・・やはり百合好きとしては水を差された感があるのは否めません。
完全な百合作品ではありませんが、やはりこの辺りはもう少し気を使って欲しかった所ではあります。
対応機種 : PSP
ジャンル : 演奏作成アドベンチャー
プレイ人数 : 1人
当サイトのプレイ日記
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ゲーム公式サイト
こんな人にオススメ
- カップリングが好きな方
- アニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」が好きな方
作品の方向性
- 作品での百合的要素の重要度 軽い ● 重い
- 百合の方向性 友愛 ● 恋愛
- 作品の雰囲気 コメディ ● シリアス
- 男性の(百合的な)重要度 軽い● 重い
百合的な見どころ
- カップリングシステムが搭載されているところ
- イベントも百合を意識したものが多いところ
ゲーム的な見どころ
- 演奏レベルによって実際の演奏が変わるところ
- キャラクターの視点が変わるので、それぞれのキャラの心情がわかるところ
- オマケモードが充実している (サウンド、イベントリスト、EDリスト、CGギャラリーなど)
注意した方が良いかも?な点
- ごく一部に百合的にマイナスな発言がある
- スキップが遅い、スキップできない演出がある
- 選択肢表示時にセーブできないのが地味に面倒 (巻き戻し機能があるので、致命的ではありませんが)
限定版/通常版
・・・時間がかかり過ぎですね、はい。
う~~ん、管理人の浮気性がはっきりと分かりますw
言い訳させて頂くとやはりAVGはまとめてプレイしたいので、まとまった時間が取れないと延び延びになってしまうんですよね。
これがRPGやSLGだとレベル上げだけやって終了という感じでプレイするんですが、AVGだと話が気になったら一気にプレイしたいし、細々とプレイすると話が頭に入らないんですよ。
要は時間の取り方が下手なんですねw
まぁ、この辺りは記事の書き方の変更や生活習慣の変更で乗り切るしか・・・!
とこの辺りで私事は切り上げて、作品の話でもしましょうか。
本文でも書いた通り、多少マイナス発言があったりしたものの"システム"として百合要素を搭載したというのは快挙だと思います。
百合ゲーム自体も少ないですが、システムとして百合が盛り込まれているゲームはもっと少ないように感じます。
これが男女の好感度を持ったゲームだとシステムに絡む事はさほど珍しく無いように思うんです。
例えばサクラ大戦とか好感度がモロに戦闘力に影響しますよね。
(まぁジャンルが違うので、一概に比べられるものでは無いのかも知れませんが・・・)
そういう意味では、AVGで主人公が誰かと結ばれるパターンが多かった百合ゲームに新しい楽しみ方(システム)が増えたと言えますね。
この調子で百合ゲームも新しいジャンル、システムが増えて欲しいところ。
そのためには百合ゲーム業界(?)が盛り上がらないと行けないんですよね・・・。
個人的には、百合姫のゆるゆりがアニメ化→ゲーム化辺りが盛り上がりの第一歩だと思っているんですがw
(でも真面目にゆるゆりにカップリングシステムを搭載して話を作ったら、結構面白いと思います)
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