さて、紆余曲折があったものの無事に放送が終了&視聴し終えた「レガリア」。今回は総合的に見た感想(まとめ)を語ろうかと。
本作の良さは言わずもがなの百合要素。
外見と実年齢のギャップがある義姉妹のユイ&レナ、永い時を一緒に過ごして来た実の姉妹サラ&ティア、苦難に晒されながらも互いをずっと想い合ったイングリッド&ケイ。
メインメンバー全てが女子ペアであり、そのいづれもがイチャイチャしている百合ップル状態で百合好きとしては至福と言えるでしょう(笑)
そんな娘達が必殺技を叫ぶ系の熱いロボットアニメ展開をしてくれたのは非常に好印象。
各話の感想でも言及しましたが、正に「百合は世界を救う」という感じで、有りそうで無かった正統派の百合+ロボットアニメが世に出て来たのはとても喜ばしいです。
とまぁ個人的には非常に好印象だった本作ですが、客観的に見た場合、様々な点で詰め込み過ぎだった感は否めません。
昨今のオリジナルアニメでは有り勝ちな事では有りますが、それにしても欲張り過ぎた感は有ります。例えば
- ユイが王族、しかも女皇という地位に居ること
- イングリッドさんも他国の王族であり、しかも当初は敵であったこと
- 壮大な古代文明(レガリアやヨハン、神など)の設定
等々。
王族であればどうしても政治の話が気になるところですし(レガリアという武力を持っていれば尚更)、当初は敵だったイングリッドさんとユイが和解するには時間が必要。
レガリアなど古代文明の設定もどこかで説明が入らないと視聴者は腑に落ちません。
少ない尺の中で出来る限り表現してくれたとは思いますが、諸々の設定が活かし切れていたかと言うと正直、出来ていなかったと思います。
例えばユイやイングリッドさんが王族という設定自体は面白かったと思いますし、だからこその面はあったと思いますが、途中からユイ達が王族である意義はほとんど無かった気も(苦笑)
またレガリアなどの設定に関してもリュー&ロウによるエピソードとヨハン君の解説で一気に消化した感があり、管理人の頭では入りきりませんでした(汗)
終盤の展開はこれまで書いてきた通りの王道&熱い展開だったので、もう少し設定を簡素にした方が分かり易くて良かったのでは?とも思いましたね。
月並みでは有りますが、もう少しじっくりやって欲しかった作品ですね。ぶっちゃけ放送延期するくらいなら第16話くらいまでやって欲しかった(苦笑)
百合+王道なロボットアニメ展開と言うのは素晴らしかっただけに惜しかった作品だと思います。
当サイトの関連記事
「レガリア The Three Sacred Stars」 各話感想 – 百合ゲーム時々、他事語り
レガリア The Three Sacred Stars BD/DVD第6巻特典ドラマCD – 百合ゲーム時々、他事語り公式サイト
TVアニメ「レガリア The Three Sacred Stars」公式サイト
秘村シキです。
最終話の記事が、随分前になってしまったので、
今回は、こちらにコメントさせていただきますw
とうとう終わってしまいましたね。
ちょっと、詰込み過ぎ感がありましたが、
一応、ハッピーエンドで一安心でしたw
いや、むしろ勢いで、突っ走ったからこそのハッピーエンドと
言えるかもしれませんね。
何せ、ユイとレナは限界だとか、お迎えだとか、
その辺りが解決したのか、していないのか、全部省略されて
しまいましたからね(苦笑)
まあ、神をも揺るがす「おねだり」とか、
二人なら、何だって乗り越えられる!とか、
百合的に美味しい誤魔化し方をしたので、あまり
気になりませんでしたがw
しかし、全員合体でラスボスを倒すロボットアニメなんて、
久しぶりに見た気がしますね~。グレンラガン以来でしょうか。
まさに王道という感じですが、もっと合体の描写を
細かくできれば、百合的に美味しくなった気がして、少々、
勿体ないと思ったり、思わなかったり。
こう、ユイハーレムを強調するような、
やり取りとか、ほしかったですねww
そんなこんなで、まとめで仰る通り、
百合好きには、一定水準を超えた、いい感じのアニメでしたが、
百合要素を普通とみる人達からすると、微妙なアニメになっていた
かもしれませんね(苦笑)途中、中断とかもありましたし。
なんていうか、「よるのないくに」をクリアした後の感覚に似ています。
あと、もう一工夫で、名作になれたような、みたいな。
個人的な意見だと、ヨハンを消して、その役目をイングリッドとケイ、
もしくは、ケイだけに引き継がせた上で、
ユイVSイングリッドという、国同士の戦いという構図を最後まで維持して、
ユイがイングリッド達を(色んな意味で)攻略していく話に
すると、随分すっきりするかもしれないと思いました。
そうなると、ティアとサラも最初は敵だった、とかでもよかったかも、と思ったりもしましたね。何だか使い捨てっぽい敵ばかりだった、敵の魅力も上がりそうですし。
(そして、ユイハーレムが最終話で出来上がり、レナが
ヤキモチして、ユイを独占しようとし、ユイは、そんなレナの
気持ちを嬉しそうに受け入れて、イチャイチャして終わるw)
しかし、また、こういうアニメに挑戦してほしいですねw
百合要素の高いアニメが増えてきたとはいえ、日常系の比率が高いですし、
オリジナルで、百合アニメが増えてくれると、嬉しいですしw
それではw
コメントありがとうございます!
またお越し頂けて嬉しいです!
ハッピーエンドで良かったと言うのは完全に同意ですね~。
ただ、仰る通りちょっと詰め込み過ぎな所は有ったのが残念。神をも揺るがす「おねだり」www
でも、あれは本当にズルイですよ!!(笑)
まぁあれで世界が救われたのだから結果オーライなんでしょうけども!
正に「百合は世界を救う」(笑)
百合+王道展開は非常に好印象でしたね~。
“ユイハーレムを強調するような、やり取り”は確かにもっと欲しかったかも!
「シンフォギアG」みたく地上に居るアオイさん達の応援とかがあっても良かった展開でしたし。
あと、もう一工夫は確かに欲しかったですね!
記事でも言及しましたけど、中断するくらいなら話数を増やすか、もっとすっきりした構成にした方が良かった気はします。まぁ結果論と言ってしまえば、それまでですがr(^^;)
あ、やっぱりヨハン君は消す方向なんですね(笑)
まぁヨハン君の処遇はともかく、色々と要素が詰め込み過ぎだった感は強かったので、もう少し要素を削った方が良かったかな、とは思います。
個人的にはイングリッドさんを最初からユイサイドに付く流れにした方が流れがスッキリするかな?と思いましたね。
(ヨハン君に追われている状態で助けを求める、といったような)
敵と言えばアーベルさんは魅力的なポジションだっただけに惜しかったですよね。
決して、あの展開に不満がある訳じゃないですが、あの時点だと何でアーベルさんが散ったかが分かり辛かったですから。
百合作品の幅が広がったという意味では非常に良かったですよね!
特にロボットモノで百合というのはあまり見た事が無かったですし!
コメントありがとうございました!
またお暇な時にでもお越し下さいませ。
それでは失礼致しますね。