ちくちくと進めている「メアリースケルター2」。紆余曲折を経て親指、白雪、眠りの3姉妹が正式に仲間に加入&第6章を突破です。
妹達を想うが故に刺々しい親指姫の態度に険悪ムード
さてタイヨウ教団の仲間達のために安全な場所を探すという目的のためにおつう達と合流&協力して探索を勧めている親指姫達3姉妹ですが、その長姉である親指姫は事ある毎におつう達に突っかかってきます。
曰く
開放地区を誰も防衛していない、つまり開放地区の人間はどうでも良いと想っているじゃないのか
ジャックはナイトメアである以上危険だから、連れ歩かずにスケルター化を防ぐ血だけを抜き取ってしまえ良い
等々。
勿論、おつう達もちゃんとした理由があって現状になっている訳ですから仲間達との仲も険悪な雰囲気に。
そんな中で”ナイトメアを倒せば監獄塔が伸びる”、”監獄塔が伸びれば地上に出られるかも”という情報が出るのですが・・・そこでも親指姫が反発して更に険悪な雰囲気になった上に、ダンジョン内の罠突破のためにおつう達が犠牲になれば良いとも受け取れる言動を取った事もあり、遂に白雪姫&眠り姫が親指姫から離反してしまいます。
色々とまずい点は多かったものの二人を想っての言動である事は当の二人も分かっている事がこれまでのイベントでも察せられますし、親指姫も少し冷静になった事でおつう達の助言も受け入れるように。
状況的には悪いですが、心理的には好転した所で二人を捜しにいく事に。
捜索自体は割とすぐに二人は見つかるのですが・・・お約束でナイトメアに襲撃される二人を助ける展開になり、ちょっと身構えましたが・・・ゲーム的には戦闘では無くナイトメアを振り切りさえすれば良いので思ったより簡単でした(笑)
妹達を助けるべく飛び込む親指姫の姿は百合的に美味しいと言えますし、良いイベントでしたヨ!
こうした経緯を経てようやく白雪姫、眠り姫がプレイアブルキャラとして加入、パーティ編成に幅が出て更に楽しくなって来ます。勿論、血式能力も使えるのでダンジョン探索も更に進みますしね。
戦力が更に安定、順調に核、ナイトメアを打倒するが・・・
ゲーム的には防御力が並みに有りつつもHPが低かったラプンツェル(HP320前後)が眠り姫に変った(HP680前後)事もあり、戦力が安定、順調に核、ナイトメアを打倒します。
まぁ核戦はそこまで穢れが溜まっていなかったハーメルンがスケルター化して際どい場面も有りましたが(苦笑)
その代わりと言う訳じゃないですが、ナイトメア戦では初のダメージ1,000超を叩き出して一気に押しきれた事もあり、どっちかと言えば楽勝でした!
無事にナイトメアを撃破し、ミチルの言う安全地帯に到着しますが・・・そこは敵の巣窟と言える監獄塔。
おつう達も「ここが安全?」と訝りますが・・・親指姫はミチル曰く「入口が二つあり、その1箇所が途中までしか行けないがメルヒェンが来ない」らしいとのこと
親指姫、疑り深いのに良く信じたと言われますが、ミチルのいう事だから信じたとの事でミチルの予言がいかに当たるかが分かります。
とは言え、安全確認は必要。中を調査しようとするもラプンツェルを始め疲労が目立つメンバーも居るため、一旦帰還する事に。
プレイヤーとしても比較手的楽勝だったとはいえ強敵を倒した直後だったので、やれやれと思っていたら・・・その拠点がナイトメアに襲われ、マモルとヘンゼルが防衛する事に!
黎明を滅ぼした強力なナイトメア相手に一般人であるマモルと不死性を失ったヘンゼルでどこまで対抗できるか・・・不安な状況ですが、戦闘がスタートします。
で、その戦闘ですが・・・案の定、負けイベント。
※ヘンゼルの火力はそれなりに有り、マモルがアイテムを使用できるようなので、もしかしたら勝ち目があったかも知れませんが・・・マモルは一撃でKOされるレベル、ヘンゼル単体では回復スキルを持っていないので相当厳しいでしょう。
おつう達一行が戻って来ると、今回もナイトメアは逃亡してしまう・・・逆に言えば拠点自体は事無きを得たのですが・・・大怪我を負ったヘンゼルはそのまま逝ってしまう事に。
過酷な世界観ながら、何だかんだで主要キャラは無事だった事もあって、ここはかなり悲しいです。
特に兄妹として過ごして来たグレーテルとのやり取りが本当に切ない・・・(T.T)
ヘンゼルの死という形で幕を閉じた第6章ですが、新しい章である第7章は恒例となりつつある謎の夢でスタート。
その夢の中では前回から人魚姫と繋がりこそ断たれていないものの、会話などの交流が出来ない状態が続ている事が語られます。
そんな状況の中、夢の主は決心して人魚姫と直接会って話そうとしますが・・・その時から人魚姫の姿が見えなくなります。
前作の前日譚などを考えると、人魚姫が居なくなってしまったのは死亡してしまったから、とも言えますがゲーム本編では登場している訳で、やはりこの時点では謎は解けません。
勿論、そんな事を夢の主が知っているはずは無く、人魚姫を捜しに出かけますが・・・地下洞窟に迷い込んだ上、そこは生きるだけで精一杯の環境。
そんな場所で10年もの間、彷徨った結果、身体が変形、言葉も忘れてしまうという事態に・・・。
散々な状況ですが、人間に追われた事が幸いして根城としていた”都庁”に帰る事が出来、落ち着いた事によって人魚姫を思い出し、お礼を伝えたいと思うようになった所で現実へ。
う~~ん、相変わらず良く分かりませんが(苦笑)、人魚姫の年齢を考えるとかなり現在の時間軸に近付いているので、次の章辺りで色々と謎が明かされる事を期待したいですね。
タイヨウ教団の安全は確保されたので、血式少女と思しき人を捜しに行く事に
ヘンゼルの死は悲しいと言えますが、妹であるグレーテルが冷静にしている事もあり、今後の事は比較的スムーズに決まりました。
簡単に言えば
タイヨウ教団は安全を確認した監獄塔へ
親指姫たち3姉妹はミチルの許可もありおつう達と合流(今後もパーティイン)
白髪の人間が暴れているとの情報があり、スケルター化した赤ずきんかも知れず捜しに行く事に
といった所でしょうか。
タイヨウ教団に関しては相変わらずミチルが掴み所が無いですが、重要戦力とも言える親指姫たち3姉妹をあっさりとおつう達に協力させてくれる辺りは嬉しくも豪胆だな、とも思います。
まぁプレイヤーとしては、ようやく探索が楽になった・・・特に眠り姫が頼りになる事もあって大歓迎ですけどね(笑)
この調子で血式少女捜し・・・おつう達の見立てでは赤ずきんも楽に見つけたいところです。
章始めという事もあり、また一気に各キャラのイベントが盛り沢山。
流石に全てに言及すると大変なので印象的な物をいくつか話題にします。
相変わらず隙あればイチャつくおつうと人魚姫
まずは肝心要の百合要素・・・要はおつうと人魚姫のエピソードから。
今回、百合的に美味しかったのは白雪姫と眠り姫を助けてあげるエピソードの中での会話。
白雪姫のエピソードは鏡が怖いという”血式リビドー”を持っている彼女のために、廊下にかかっている姿見をおつうと人魚姫で遮る事で助けてあげるというもの。
このエピソード、鏡が怖い=自分を見れない=身支度がし辛い白雪姫のために姉である親指姫が世話をしてあげているという時点で中々に萌える物が有ったのですが、そうした姉妹の仲を聞いたおつうが惚気て、人魚姫もまた惚気るという・・・!
おつう「兄弟姉妹が居なくて良かった、人魚姫を一緒に好きになったら取り合いになるから」
人魚姫「おつうちゃんを独占できるから一人で良かった」
ですからね!!
本当、隙あらばイチャつくな、この二人は!!(いいぞ、もっとやれ(笑))
続いて百合要素有りなイベントは眠り姫のイベントで、その名の通り眠気に襲われる事が多い彼女をおつうが介抱してあげた事から始まります。
眠り姫はしょっちゅう眠気に襲われる性質らしく、続けておつうが人魚姫と一緒に居る時も眠気でふらふら。
勿論、そんな彼女を放っておける訳もなく、再び介抱してあげるのですが・・・そこで「また、おつうと寝たい」と爆弾発言!!
やましい事は一切無いおつうですが、いきなり人魚姫の目の前での発言だったためか動揺しまくり(笑)
正直、ここまで動揺しちゃうと逆に疑われそうな気がしますが(苦笑)、そんなおつうに人魚姫は「最初から疑ってなんていないよ」、「むしろおつうちゃんがみんなに優しくて嬉しいくらい」と冷静かつ優しい対応。
眠り姫の言動にしても「つい甘えたくなっちゃったんだよ」と、眠り姫にも優しさ全開。
この言動には思わず「んん?この娘、天使かな?」と呟いちゃいました(笑) プレイヤー目線だと嬉しいような残念なような(笑)展開ですが、こんな良い娘と相思相愛なおつうは幸せ者だなぁ~とほっこり&ニヤニヤ出来たイベントでした。
ハーメルンの悩みは解決したものの・・・
と百合的イベントが美味しかった一方で悩みが解決した娘・・・ハーメルンが居れば、新たなに悩み出す娘・・・白雪姫&眠り姫が居る、と精神的にも中々メンバー全員が落ち着く状況にはなりません。
まぁハーメルンは皆にヨイショされたら、割とあっさり立ち直ったのは予想通りと言うか、やっぱりな~という感じでしたが(笑)
とさほど深刻な状態に陥らなかったハーメルンの悩みですが、白雪姫&眠り姫の方の悩みは二人とも内向きなタイプである事もあって深刻な印象が強いです。
具体的には、まず白雪姫の場合は姉である親指姫と喧嘩して落ち込むと言う物で、その事自体は単なる姉妹喧嘩なのですが・・・問題は親指姫の白雪姫への指摘が正論であるが故に全て親指姫の言う通りにしよう=自分の考えを放棄するような結論に達したのは問題と言って良いでしょう。
おつうも自分の考えを放棄するような事は親指も本意ではないと諭すも疑心暗鬼になっている白雪はまともに受け止められません。
眠り姫の方も上手く喋れない・・・切っ掛けとしては男性スタッフに服が破れていると教えたかったものの、上手く伝える事が出来なかったこと。
以前から上手く喋れるように頑張ろうと-おつうの目からは無理をしているようにすら見えるほど-していた眠り姫ですが、その反動もあってかかなり落ち込んでしまいます。
そんな彼女を気遣っておつうと人魚姫は向き不向きがあるのだから落ち込む必要が無いと励ますも、眠り姫は頑張っても出来ない事があると受け止めしまい、”上手く喋る”、”上手く伝える”という事自体を諦めてしまいます。
ハーメルンの時もそうでしたが、今回もおつうや人魚姫の言葉が届かない、もしくは逆効果になってしまう結果となっており、中々にもどかしいです。
ですが、こうして悩みを抱えている様を見ていると、特殊な力を持っている”血式少女”である彼女達も普通の人間であると思えて、そういう意味では好印象です。
まぁ世界観が過酷という事もあって、中々気が休まらない感も有りますが(苦笑)
グレーテル、ヘンゼルの死を想う
キャライベント関連で最後に話題にするのはグレーテルのイベント・・・今回のストーリーで戦死してしまった兄:ヘンゼルへの想いについて。
血縁的な物の真偽は不明ながら兄妹として過ごしていたヘンゼルが死亡した事によってグレーテルが落ち込んでいると思ったおつう達はグレーテルを慰めようと彼女を元を訪れるのですが・・・当のグレーテルは「落ち込んでいない」、「ヘンゼルは無駄死にした訳じゃないのだから、むしろ喜ばしい」と特に落ち込んだり、悲しんだりした様子は有りません。
そんなグレーテルに対しておつう怒りますが・・・グレーテルはそんなおつうを余所にふいと居なくなってしまいます。
ようやく打ち解けて来たグレーテルとまた亀裂が・・・と思う所ですが、そんな状況を諫めるのはやはり人魚姫。言い方がキツかったとおつうを嗜め、おつうも自覚が有ったので人魚姫に謝罪しつつグレーテルにも次にあった謝るつもりと言ってくれます。
このやり取りを見ていたハーメルンが「人魚姫の尻に敷かれているのか?」と言いますが、プレイヤーとしては「何を今更」という感じですね(笑)
時と所変わって食堂でおつうがグレーテルに謝る練習をしているとグレーテル本人に出くわします。
おつう同様に先が読めない展開でしたが、グレーテルはおつうに自分の気持ちと語った上で「自分の感情を上手く言語化出来なかった事が意思の疎通が上手くいかなくなった原因になったから」と謝罪してくれます。
グレーテルの気持ち・・・ヘンゼルの死をどう思っているかは「ヘンゼルの死が悲しく無いのは誇りに思っているから」、「もしヘンゼルが無駄死にしていたら冷静でいられたかどうかわからない」と語ってくれ、ヘンゼル死亡時の言葉が今回語った気持ちとちゃんと連動していたのが印象的でした。
一般的な感覚では悲しみが-少なくとも自覚できる程には-感じられないグレーテルの感性は変わっているとも言えますが、突然に逝く事になった兄を”送り出す”者の気持ちの整理の付け方としては理解出来ます。
そして印象的だったのは自分の気持ちを上手く言語化できなかった事をおつうに謝罪してくれた事でしょうか。
現実の世界だとその場の感情と勢いだけで物を言っているのでは?と思う場面に出くわす事が多いだけに-創作の世界の人物の言葉とは言え-、何と言うか心が洗われたような気持ちでした。
そしておつうもまたそんなグレーテルを人魚姫が優しい人だと言っていた事に納得。
と、非常に良いエピソードだったのですが、百合好き人間としては「人魚姫のグレーテルへの理解度、高過ぎじゃね?」という感じで、また百合カプが妄想が(笑)
いやぁだって出会った当初のグレーテルはどちらかが死ぬまで戦うとまで言っていたんですよ?そんな彼女を仲間に引き入れる事に成功したのは人魚姫の命懸けと言える行動だった訳で・・・。
そんな状況と関係の二人だったら、やっぱりこう色々とね?(笑)
管理人が個人的にグレーテルが好きなキャラなためか、どうも色々とカプ妄想してしまいます(笑)
順調にメンバーが加入して残りのメンバーは赤ずきん、アリス、シンデレラ。
このメンバーは赤ずきん、アリスは最序盤に登場したものの、その後は名前しか出てこない状況ですし、シンデレラに至っては死亡したと思われていたりと出番が全然有りません。正直プレイヤーとしてはいい加減合流しなさいという気分なので(笑)、ようやく仲間になるかも?と、ほっとしたような気持ちです。
まぁこれまで上手くメンバーが加入したからと言って今回も、とはならないかも知れませんが(汗) とは言え、感覚的には中盤には入っているので、そろそろフルメンバーになって欲しいですね。
ゲーム的な・・・パーティ編成に幅を持たせるという点は勿論、おつう達と接点の多いメンバー達でも有るので、どういう形で合流、集結するかというお話の点でも気になるところですし。
ダンジョンが中々に大変ですが、じっくり進めて行きたいと思います!
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対応機種 : PS4/NS
ジャンル : ダンジョンRPG
プレイ人数 : 1人
PS4版 公式サイト
神獄塔 メアリスケルター2NS版 公式サイト
神獄塔 メアリスケルター2 for Nintendo Switch
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