ポッピンQ

アニメアニメ百合的感想 は~ほ行

2019/11/24 記事を追記、修正

以前から情報を頂いていた劇場用オリジナルアニメ。先日、鑑賞して来たので話題に。

内容は良くも悪くも友情王道アニメ

原作が”東堂いづみ”名義になっているせいか、プリキュアなど王道の魔法少女系作品を彷彿とさせる内容でしたね。

つまり「異世界へ召喚され世界の危機を告げれられる。そして仲間と絆を深めて危機を打破、めでたしめでたし」といったもの。

で、管理人の感想としては最初に書いた通り、この辺りは良くも悪くも、といった所です。

仲間との絆を深めて危機を打破、と言うのは王道であるが故に嫌味が無く楽しめますし、百合的にも美味しい。

ですが、いきなり世界の危機を告げられ頑張れるか、とか10日間程度で世界の危機を救えるレベルのダンスを修得&メンバーの絆を深められるか、など考えてしまう所も。

まぁ世界の危機云々はこの手の作品のお約束なんですけど、異世界の連中ってなんでこうも臆面も無く「自分達の力で手に負えなかったら助けてくれ~」と言えるなぁと思いますね。

頼まれた側に「何故そこで死なんかったんか。なんでこんな所で声ば張り上げとる~云々」とか言われたら、どうするつもりなんだろうと(笑)

百合的にも友情百合としてはかなり良し

内容が友情王道アニメだけに友情百合としては非常に良く感じられる場面が多いですね。

カプ的には女の子らしい可愛いものに憧れが有る故に女の子らしい小夏に惹かれ、さっさと仲良くなるあさひ。

と言っても小夏とあさひは最初に抱き合うシーン以外には特別に印象に残るシーンは無かったのですが(苦笑)、基本的に二人とも人と争う事が嫌いである事や文化系と武道という違いがあるとは言え、一つの物事に打ち込んでいるという共通点などカプ妄想し易い二人でした(笑)

次に、かつての仲間との衝突で傷付き、心を閉ざした沙紀とそんな沙紀に対して懸命に手を差し伸べる伊純。

特にこの二人に関しては終盤で、沙紀がその特殊能力(メインの5人には後半、それぞれに特殊能力を授かります)で伊純を助けた時は萌えました(笑)

そして全方位にツンデレかます蒼さん。個人的には蒼→伊純×沙紀の方程式が成り立つと美味しいです(笑)

とまぁ、メイン5人の友情を妄想すれば十分に百合的に楽しめるかと。

まぁ一番の百合キャラは後輩ちゃん(深町 美晴)だけどね!!

今までの語りが台無しだろが!(o ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)・;’

いや、でも待って下さいよ!!本当にこの娘に関しては伊純に対しての愛が半端ないんですよ!!

公式サイトのストーリー紹介やPV「本編冒頭映像」などでも分かる通り、部内の伊純の立場って相当に悪いんですよ。

※PV「本編冒頭映像」は2019/11/24に確認した際、削除されている模様

そんな中-状況によっては他の先輩から因縁つけられる可能性すら有り得る-で、必死に伊純の練習に付き合い、励ます。その姿は非常に甲斐甲斐しく、正に献身と言って良いでしょう。

え?単に部活マネージャーとしての責務を果たしているだけ?

バカヤロウ!!

さっきも書きましたけど部内の伊純の立場は最悪、しかもそれは-気持ちは分からないでも無いですが-伊純の自業自得。

それを自分の立場が悪くなる可能性をも度外視して尽すのが、部活マネージャーとして頑張っているだけな訳が無いでしょう!

正に愛ですよ、愛!!

ちなみに伊純は卒業と同時に東京に引っ越す訳ですが、その際に美晴ちゃんはじゃれ合いながら「東京まで追いかけて行きます~」と言っています。管理人としてはこれは本気の発言だと信じて疑っていません!!(爆)

そしてきっと沙紀と出来上がっている伊純を見てヤンデレ化するんですよ(笑)

個人的には百合目的でも十分楽しめる作品 ただ続編を予定しているらしく、それによっては・・・

公開予定などの具体的な情報は無かったものの、高校生となった5人を描いたエピローグ&次回作(?)予告のようなシーンがあり、そこでは同位体・・・要はマスコットキャラが人間化しているシーンが。

また恐らく男性キャラがボスになる可能性が高い。

男性キャラ登場=百合的に楽しめない、では有りませんが、この手のキャラはポジション的に恋愛に絡めようとする流れになり易い気がするのも確か。

あくまで友情路線で行くのか、恋愛要素を絡めて来るのか。それによって”百合的な評価”は分かれそうな気がします。いやまぁ勿論、百合恋愛ならオールオッケーですけどね(笑)

公式サイト

劇場アニメ「ポッピンQ」 | 公式サイト

コメント

  1. 緋色のアクアマリン より:

    YouTubeで17分もの本編が公開されていて、かつ原作が東堂 いづみさんとのことから気になっていましたが、友情百合として楽しめましたか!
    これはきっと “友情からも強い百合を見いだせるよう、日々妄想を怠らぬこと” という百合の神様からの啓示…ということで近くのMOVIXに観に行こうと思います。レビューありがとうございます 🙂

    今年も様々なことがありましたが、最も記憶に残っているのが4月に重瀬漣役の餅よもぎさんが亡くなられたことでした。ひょっとしてねのかみシリーズはここで終了なのかな…と危惧していましたが、その後百合好きにはお馴染みの杏花さんに続投が決定したことでこちらもびっくりしました。どちらのレンも私には欠かせない存在です。

    次に周囲に薦めているエクレア及び来年発売のガレット創刊です。作家陣がかなり強力で来年の楽しみです。

    よるのないくに2や捏造トラップとCitrusがアニメ化など2017年も良い意味で忙しくなりそう。

    今年もたくさんの記事を書いていただきありがとうございました。来年も無理せず続けていって下さい。それでは良いお年を 😀

    • 百合ゲ好き管理人 百合ゲ好き管理人 より:

      コメントありがとうございます!&あけましておめでとうございます!
      またお越し頂けて嬉しいです!

      百合の神様からの啓示(笑)
      まぁでも真面目な話、個人的には百合妄想するには充分楽しめた作品でした!
      記事でも言及しましたが、後輩ちゃんの伊純への尽くしっぷりは妄想が滾って仕方無かったです(笑)

      どんな人でも有り得る事ですが・・・それが自分に関わりのある方ですと寂しいですよね。
      特に「ねのかみ」シリーズのように前後編での途中という事になると。
      シリーズが継続したのにはほっとしましたが、やはり一抹の寂しさは拭えないですよね。

      「エクレア」は短編アンソロとしてはぜひ押さえておきたい一冊ですよね!
      今まで知らない先生の作品も有りましたが、それも十分に楽しめたましたし!

      ガレットはイベント販売のみでなくkindleでも販売予定なのが有難いですね!
      どんなに良い作品でも手に取れなければ意味が無い訳で、そういう意味で電子書籍は本当に有難いです。
      内容としては以前に百合姫で活躍されていた方が多い印象で、今度はどんな作風で来るのかな~と、管理人も楽しみです。

      ゲームはガストちゃんが「百合ゲーメーカーになるの?」というくらい頑張ってくれていますからね(笑)
      まぁ本来なら2016年内に「よるのないくに2」はプレイ出来て・・・ゲフンゲフン!
      他にも気になる作品が多数あるのでチェックしていきたいですね!

      捏造トラップもCitrusも原作が終わっていないので、アニメはどこまでやるのかな~と言うのが気になるところです。
      個人的にはオリジナル展開もそれはそれで面白いと思う所ですけど・・・それは見てのお楽しみですね。

      応援ありがとうございます!
      出来るだけ続けていくつもりですので、今年もまたどうぞよろしくお願い致します。

      コメントありがとうございました!
      またお暇な時にでもお越し下さいませ。
      それでは失礼致しますね。

タイトルとURLをコピーしました