背徳的とも言える純愛がテーマな教師×生徒百合「人妻教師が教え子の女子高生にドはまりする話」のコミカライズ版、 探偵を目指す少女のバディ探偵百合「或いは、私の名探偵」が、今月から連載開始されているので話題に。
概要
- 原作：入間人間
- 作画：川上しをん(キャラクターデザイン：猫屋敷ぷしお)
- 掲載誌：コミック電撃だいおうじ VOL.144（2025年8月27日発売号より連載開始）
関係は不純だけど、心は純粋 そんな不倫百合が漫画としてどう描かれるかが注目！
原作での紹介文の一文”淫らで不貞で、でもどこかあたたかい。女教師と女子生徒の恋愛小説。”からも察せられる通り、教師である”苺原 樹”とその生徒である”戸川 凛”の不倫を描いた百合恋愛コミカライズ作品ですね。
原作を読了している方は分かっているでしょうが、原作小説での樹の凛への”ドはまり”振りは凄まじく、凛が女友達とじゃれ合っている姿を見ただけで嫉妬に狂いそうになるのを理性で必死に抑えるほど。そして勿論、”身体”の面でも・・・。まぁこうした面は凛の方も有り、それは作中の「(凛は)重い」というセリフにも表れています。
むしろ、今回の第1話では、凛のそうした面の方・・・魅力的で小悪魔っぽい娘が年上である女性であり教師を振り回すという面が強調されている印象ですね。
「コミック電撃だいおうじ VOL.144」より
目出度く表紙を飾った凛＆樹
私見ですが、この構図だと”樹がハマった”というより”凛がハマらせた”という印象を強くしている気がします
「コミック電撃だいおうじ VOL.144」より
無邪気に樹をトキめかせて振り回す凛、というシーンに見える今回の一幕
実際にそうではあるのですが、後半の樹のハマり振りを考えると・・・ねぇ？という感じです
そのため―序盤という事も有り―非常に爽やかな生徒に振り回される教師という構図の恋愛ストーリーという印象ですが、実際は樹は人妻かつ教師であり、凛はその生徒。本来は恋愛的には交わってはいけない二人が心身ともに結ばれていく様が今後描かれていく事を考えると、非常に楽しみな作品と言えます！！
概要
- 作：毒田ぺパ子
- 掲載誌：コミックキューン 2025年10月号（2025年8月27日発売号より連載開始）
初回は日常百合な出だし 今後は重大事件に関わりそう
探偵に憧れ目指す”小田切 もも”とそんな彼女に引きずり込まれるような形で相棒となるクールで優秀な”赤石 琴音”が探偵として活動していくバディ物な作品ですね。
物語としての探偵と言うと殺人事件の解決がお約束・・・ですが、少なくとも今回の第1話は本作は2人が学生という事もあり、そんな事には関わりません。
と言うか琴音がももの好みをホームズのようにズバリと言い当てるなどの優秀さを示したのに対し、ももの方は謎が気になって猫の尻尾を踏んだりの粗相を繰り返した挙句に赤信号で飛び出しそうになるほどのポンコツ振り。
これで殺人事件なんぞに首を突っ込もうとすれば、それこそバリツでもマスターしてない限り危なくて見てられません。まぁだからこそ見かねた琴音がももに手を貸す事になるのですが。ツンデレ百合だね！！
そういった出だしという事もあり、今回は二人の出会いとバディ結成の経緯を描く日常エピソードという印象で二人の百合度自体は薄め。ですが・・・今回の”事件”は意外な百合要素が有り、そこは百合をメインテーマとして挙げているだけ有りますね。
「或いは、私の名探偵」第1話より
入居したアパートで偶然見つけたからくり箱の解除が今回の”事件”
箱の仕掛け(暗号)を解いていくと、そこには意外な百合が・・・
と、天真爛漫でちょっとポンコツなももとクールな琴音の日常＆友情的な百合を楽しむという印象の本作ですが、アオリ文や冒頭のページでは重大事件に関わりそうな予感を見せており、今後の展開が百合的な見所を合わせて楽しみです！！
「或いは、私の名探偵」第1話より
冒頭のシーンから続く扉ページで”大きな事件に巻き込まれていき”とあり、シリアスな展開も有り得ると思わせます
作中では不審死事件の報道が流れるシーンもあり、本当に殺人事件に関わるのかも？
掲載誌公式サイト
掲載誌、関連作
3巻公式サイトを見ると「安達としまむら」アニメ版キャストと同じ伊藤 美来さんと鬼頭 明里さんのボイスドラマが収録予定とのこと
毒田ペパ子先生の主従百合漫画(令嬢×メイド) 他にも百合アンソロでもちょくちょく作品を描かれていますね
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