今月の注目本は「百合嫁バトルっ! ~許嫁と親友と時々メイド~」ですね。
KTCの百合ラノベシリーズなので、成人向け要素がNGでなければ安心・安全の作品と言えるでしょう。
が、今回注目作品としたいのはそこでは無く、あらすじの
同性婚が法的に認められる時代に突入した!普通の女子校生・透の元には許嫁を名乗る女の子がやってきて……?
と言う点。
正直、男女モノなら目にタコが出来ると言うか、眼底出血を起こすレベルで見かける内容ですが、それの百合版という訳で「ようやくこういったベタなラブコメを百合で見る事が出来るんだな!」という想いでワクテカです(笑)
そしてもう一つ重要なのが”同性婚が法的に認められている”という世界観設定。
多くの百合作品が現代日本をベースにしている事もあって、どうしても恋人から結婚というステップもしくは結婚を前提とした展開をし辛い面が有りました。
本作のキーワードの”許婚”にしたって百合作品では本人が強弁しているだけ、というパターンである印象が強いです。
それがきちんと結婚・・・いわゆる”責任を取る”展開を込みにした百合作品になるのは個人的には期待&楽しみなところです。
たま~~に上記のようなネタ、展開の百合作品を指して「これ、女性主人公(百合)でやる意味ある?」なんて言葉を聴く事が有りますが・・・個人的には
主人公の性別に意味なんて求めてねーー!
ですね(笑)
見出しでも書きましたが、ハーレムモノ=主人公を取り合うって展開は百合でやってもワクテカだし、主人公が悪戦苦闘しつつ偉業を成し遂げて愛する人と結ばれるって展開も百合でやればやっぱり面白い。
と言うか、百合好きに「これ、女性主人公(百合)でやる意味ある?」なんて質問は愚問なんですよね。
百合好きは常に面白い百合作品を求めている訳なんですから、そこに百合をテーマにした作品があれば、その作品にどんなテーマが別に乗っかっていようと関係有りません。
とある登山家は何故山に登るか?と問われて「そこに山があるから」と答えたそうですが、正にそれと同じ。
そういった人達が山に登る意味を一々作らない、求めないのと一緒で百合好きも百合を鑑賞するのに一々意味なんて求めません。
まぁつまり何が言いたいかと言うと
百合でやる意味とか訳分かんねー事言ってんじゃねーー!
こっちはどんな百合作品でも見てみたいんじゃーーー!
って事ですな(笑)
いや~最近、こういった発言をちょくちょく見かけるので思わず滾っちゃいましたが、要はそんな訳の分からない言葉など気にせず、自分が楽しみたい百合を楽しみましょうよ、って事です、ハイ(笑)
なんか面白いです!
買いに行きます~
コメントありがとうございます!
またお越し頂けて嬉しいです!
おお、ファンを一人ゲットだぜ!って感じです(笑)・・・と冗談はともかく。
真面目な話、KTC様の百合ラノベは作風の好みはともかく”百合である”という点においては100%安心できるシリーズなので、そこは手放しにお勧めできますね。
これは以前にも書いた事が有りますが「百合かどうかを議論するのでは無く、純粋に面白いかどうかを議論できる」作品なのは本当に有難いところ。
この「百合嫁バトルっ!」も記事で言及した設定を上手く料理してくれるかどうか・・・そういった面でも楽しみです。
あと余談ですが、KTC様の百合ラノベは先述した通り百合であるという点で安心して読めるので、機会があれば他の作品も読んで見る事をお勧めします~。
(個人的に一番好きなのは「百合ラブスレイブ わたしだけの委員長」ですね)
コメントありがとうございました!
またお暇な時にでもお越し下さいませ。
それでは失礼致しますね。
う~ん、しかし個人的にはヘテロにありがちな「女性を性的対象としか扱わない」「男に都合のいいだけ」のような設定は「百合」でやってほしくはないですね。
まあ、かように(?)「女性同士」と「男女」という関係は、それだけで違いが生じるものだと思いますから、「女性同士」と「男女」を単純に変換可能と捉える向きは、キャラの関係性に対してよほど節穴な目の持ち主なのだと思いますね(苦笑)
まさに、「百合であること」「女性同士であること」に「意義がある」のですから。
コメントありがとうございます!
またお越し頂けて嬉しいです!
”シチュエーション”に関しては、これまで男性向け、男性主人公とされた作風を百合に当てはめるのは、そう難しくないと感じます。
ですが仰る通り”「女性同士」と「男女」を単純に変換可能”というのは少々無理が有りますね。
当たり前の話ですが、男女では基本的に考え方や受け取り方が異なるので、お相手の娘の反応や関係性も自ずと変わって来るでしょう。
例えシチュが同じでも、そこをどう料理するか、が百合作品を創作する際の作家さんの腕の見せ所の一つなんでしょうね。
コメントありがとうございました!
またお暇な時にでもお越し下さいませ。
それでは失礼致しますね。