コミックNewtypeにて”水星の魔女”スピンオフとなる「機動戦士ガンダム 水星の魔女 青春フロンティア」、百合漫画と明言されている「月はヒツジを数えない」の連載が開始されています!
該当ページ
【第1話】機動戦士ガンダム 水星の魔女 青春フロンティア
【episode.1】月はヒツジを数えない
まず「機動戦士ガンダム 水星の魔女 青春フロンティア」ですが、紹介文では
舞台はちょっとだけ未来の日本。神奈川県にあるアスティカシア高等専門学園。
編入生であるスレッタは、ひょんなことから地元名家の娘・ミオリネと知り合う。
将来の夢が見つからないミオリネに、スレッタが提案したのは……「やりたいことリスト、いっしょに埋めませんか?」。
青春全部懸けた、2人と仲間たちの新天地(フロンティア)が始まる!
との事で、ガンダムの名を冠しつつロボット要素がほぼ感じられない、正に学園青春ストーリーという印象です。実際、少なくとも第1話ではガンダムらしさを感じさせる要素は見当たらないです。
とは言え、スレッタとミオリネの出会いなど本家を彷彿とさせる物があり、スピンオフやパラレルワールドな物語としては非常に好印象。舞台設定を普通に考えれば死人も出ないでしょうし。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女 青春フロンティア」第1話より
原作に比べると良い雰囲気の出会い・・・かと思いきや、最終的にはドタバタと喧嘩っぽい雰囲気になっちゃうのは原作通り
百合好きとしては「水星ってお堅いのね」も再現して欲しいところですが・・・!
スレッタとミオリネの仲を原作通りに結婚まで持っていくのか?という点は勿論、第1話ラストで言及された”エアリアル”が原作通りのガンダム(ロボット)なのか?など気になる要素は多く、純粋に漫画としても楽しみですね!
「機動戦士ガンダム 水星の魔女 青春フロンティア」第1話より
乗りこなす、という言葉が有る事から乗り物では有るようですが・・・本作の”エアリアル”が何なのか気になる引きです!
続いて「月はヒツジを数えない」はきらら作品屈指の百合漫画「アネモネは熱を帯びる」の桜木蓮先生の新作。この時点で期待度は高いですが、しっかりとアオリで百合漫画と明言されており、その期待を裏切りません。
「月はヒツジを数えない」第1話より
美麗なカラーページとしっかりと百合漫画である事を明言したアオリが印象的です!
作品ジャンルとしては異世界転移モノですが、主人公である愛姫の特殊能力は”不眠の呪いにかかった皇女様を眠らせる”事だけという相当にピンポイントな能力、百合脳人間からすれば百合百合するためだけの能力じゃん!という感じです(笑)
純粋に物語としても険悪な雰囲気にもなった皇女様と愛姫ですが、いざ同衾するとなると良い雰囲気になる・・・少なくとも愛姫は好意的な感情も見せており、二人の仲と心情―特に皇女様―がどう変化していくかは見所と言えるでしょう。
「月はヒツジを数えない」第1話より
一時はかなり殺伐としたやり取りを交わすも同衾の際は穏やかな雰囲気が流れる二人
この調子でイチャラブな仲になるのか、それともまだまだ波乱が有るのか・・・続きが気になるところです!
「アネモネは熱を帯びる」の凪紗と茉白も最初は少しギクシャクした所からスタートしてイチャラブカップルになりましたが、今作ではどうなるか。先述の「機動戦士ガンダム 水星の魔女 青春フロンティア」のスレッタとミオリネと合わせて注目していきたいです!
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