![]() | 百合要素の傾向 | 恋愛 |
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全体的な傾向 | ほんわか、親友からの恋愛 | |
発売日 | 2013年11月27日 | |
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キャスト | 若宮 陽奈:三上 枝織 瀬川 彩愛:高森 奈津美 ほか | |
収録時間 | 約73分 | |
備考 | 明確に百合恋愛を打ち出しているシリーズ作品 ※2025/8/10 記事を改めて作成 |
りりくるVol.1『恋心フレンズ』CMボイス
りりくるVol.1『恋心フレンズ』試聴ボイス
百合恋愛がテーマのりりくるドラマシリーズ第1弾という事で、百合では比較的ポピュラーな関係と言える親友同士である陽奈&彩愛の恋愛が展開。
冒頭から陽奈の「好き」という告白を親友としての好意とするなど、親友から恋人へのステップアップ・・・ちょっとしたすれ違いや陽奈の彩愛への独占欲、彩愛の陽菜への恋情の自覚などが織り込まれ、非常に王道かつ取っ付き易いエピソードとなっていますね。
お話自体について 親友から恋人へのステップアップ
見出しが百合要素と被っていますが、お話が百合=恋愛譚であるため百合要素=お話になってしまうので(苦笑)
ただ、その中で言う事があるとすれば”シリーズのコンセプトがイチャラブ路線なので安心して聴ける”、”他のりりくるシリーズ登場の椎名姉妹、アリス&イブも登場”という要素がある事でしょうか。
今作の主役である陽奈&彩愛の関係は勿論、同学年の真衣やアリス、先輩である真優とイブとの関係性も微妙に変化していくのでシリーズを通してそういた変化を楽しめるのも「りりくるシリーズ」の魅力の一つと言えるでしょう。
注意点について 特に無し
注意点と言うべき要素は無い・・・と言って良いでしょうね。何せちょっとした波乱はあれどラブラブエンド、周囲もそんな二人をとやかく言う事も無し。
まぁ障害のある恋愛の方が良い・・・という方もいらっしゃるでしょうが、そういった点は個人の好みといった方が良さそうですし。
強いて何か言うとすればシリーズ作品であるので多少の時系列が有る事や他のカップル(椎名姉妹、アリス&イブ)が登場するので、単品だけだと楽しみ切れないかも?な部分がある事くらいかな。
まぁそれについてもあくまで”かも?”と言うだけの話で、単品だけを聴いても充分に楽しめる構成になっていると思いますが。
結論 ラブイチャ恋愛が好きな方は非常にお勧め
シリーズ全般を通して言える事ですが、ラブイチャ恋愛が好きな方は非常にお勧め。
全年齢向けという事もあって”行為”はそこまで突っ走りませんが、”好意”は完全に恋愛かつマイナスとなる要素は全く無し。
試聴動画なども充実しているので、それらを聴いて作風などに不満が無ければまず間違い無く楽しめるかと!
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DL販売(DLsite様)

※以前に書いた記事
百合がテーマのイチャラブドラマCD「りりくる」シリーズの記念すべき1作目。
各カップルがラブラブイチャイチャ状態&PCゲーム化まで果たした状況で改めて聴くと各メンバーがまだ仲良くなっていない・・・と言うか、一部のキャラ達に至ってはようやく直接話すようになるエピソードでもあるので、よそよそしさと言うか、ぎこちなさがあるのが懐かしい(笑)
そんな第一弾の中心カプはタイトル通り親友カプである彩愛&陽菜。
冒頭ではまだ甘さ控えめみたいな事を書いたが、初っ端から陽菜→彩愛の告白シーンから始まるスタートダッシュ振り。
今にして思えば、まだまだ「りりくる」シリーズが安心のブランドか分からず、裏切られる事がチャメシ・インシデント・・・じゃなかった(笑)日常茶飯事だった百合好きに対して非常に配慮した良いスタートだと思う。
まぁここで陽菜と彩愛が結ばれると百合的にはともかく、お話としては盛り上がらないので一旦は陽菜の告白を彩愛は”親友としての好き”として流してしまいますが。
勿論、イチャラブドラマCDなので紆余曲折あってちゃんと結ばれるので、そこはご安心を(笑)
聴き所としては親友同士から恋人同士へ、という王道が詰まった展開でしょうか。
・同性の親友という関係から恋人という関係へ移行する際の葛藤や戸惑い
・相手の・・・本作の場合だと彩愛の友達に対して嫉妬し、その感情に戸惑う陽菜
等々、親友百合ではよくクローズアップされる要素が詰まっています。
個人的に好感が持てるのは、こういう要素は一歩間違うと百合(同性愛)否定に繋がってしまうのですが、本作ではラストで「女の子同士だから良いんじゃん」と二人の関係をあっさりと肯定し、幸せになってくれるところ。
悲恋を否定する訳じゃないけど、”二人の気持ち”が否定されてしまうようじゃ素直に百合を楽しめませんからね。
もう一つの聴き所は陽菜と彩愛のテンション。
陽菜は控えめで優しいキャラなのですが、上記のように彩愛の友達に嫉妬したりとちょっとだけドロドロした所を見せる事も。
お蔭で中の人のフリートークや今後の作品ではヤンデレキャラ的な扱いをされる事が(笑)
でも、個人的にヤンデレヒロインは好きなので◎ですよ(笑)
一方の彩愛はそういう裏表は無い(笑)、真っ直ぐな娘。
その分リアクションが大きく、そこが楽しい♪
「(落ち込んでいるみたいだけど)机、美味しい?」
「食ってねーし!!」
の流れは妙にツボに入ってしまい、お気に入りです(笑)
あと、これは「りりくるシリーズ」全般に言える事ですが、キスシーンもある所が聴きどころ。
まぁシリーズ通して唇同士でのキス・・・とは中々行かないのですが、返ってそれが可愛らしさを感じさせて、それが「りりくる」らしさとも言える良さを出しているとも言えますね。
以上でしょうか。
ドラマCD発という、ちょっと変わったスタートを切ったシリーズですが、今ではPCゲームも出ていますしグッズも色々と展開中。
一応時系列は有りますが、どこからスタートしても全く話が分からないという事は無いので興味がある方は一度チェックをお勧めします。
作風の好みはあるでしょうが、百合であるという点においてハズレという事は無いシリーズですからね。
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