百合がテーマのイチャラブドラマCD「りりくる」シリーズの記念すべき1作目。
各カップルがラブラブイチャイチャ状態&PCゲーム化まで果たした状況で改めて聴くと各メンバーがまだ仲良くなっていない・・・と言うか、一部のキャラ達に至ってはようやく直接話すようになるエピソードでもあるので、よそよそしさと言うか、ぎこちなさがあるのが懐かしい(笑)
そんな第一弾の中心カプはタイトル通り親友カプである彩愛&陽菜。
冒頭ではまだ甘さ控えめみたいな事を書いたが、初っ端から陽菜→彩愛の告白シーンから始まるスタートダッシュ振り。
今にして思えば、まだまだ「りりくる」シリーズが安心のブランドか分からず、裏切られる事がチャメシ・インシデント・・・じゃなかった(笑)日常茶飯事だった百合好きに対して非常に配慮した良いスタートだと思う。
まぁここで陽菜と彩愛が結ばれると百合的にはともかく、お話としては盛り上がらないので一旦は陽菜の告白を彩愛は"親友としての好き"として流してしまいますが。
勿論、イチャラブドラマCDなので紆余曲折あってちゃんと結ばれるので、そこはご安心を(笑)
聴き所としては親友同士から恋人同士へ、という王道が詰まった展開でしょうか。
・同性の親友という関係から恋人という関係へ移行する際の葛藤や戸惑い
・相手の・・・本作の場合だと彩愛の友達に対して嫉妬し、その感情に戸惑う陽菜
等々、親友百合ではよくクローズアップされる要素が詰まっています。
個人的に好感が持てるのは、こういう要素は一歩間違うと百合(同性愛)否定に繋がってしまうのですが、本作ではラストで「女の子同士だから良いんじゃん」と二人の関係をあっさりと肯定し、幸せになってくれるところ。
悲恋を否定する訳じゃないけど、"二人の気持ち"が否定されてしまうようじゃ素直に百合を楽しめませんからね。
もう一つの聴き所は陽菜と彩愛のテンション。
陽菜は控えめで優しいキャラなのですが、上記のように彩愛の友達に嫉妬したりとちょっとだけドロドロした所を見せる事も。
お蔭で中の人のフリートークや今後の作品ではヤンデレキャラ的な扱いをされる事が(笑)
でも、個人的にヤンデレヒロインは好きなので◎ですよ(笑)
一方の彩愛はそういう裏表は無い(笑)、真っ直ぐな娘。
その分リアクションが大きく、そこが楽しい♪
「(落ち込んでいるみたいだけど)机、美味しい?」
「食ってねーし!!」
の流れは妙にツボに入ってしまい、お気に入りです(笑)
あと、これは「りりくるシリーズ」全般に言える事ですが、キスシーンもある所が聴きどころ。
まぁシリーズ通して唇同士でのキス・・・とは中々行かないのですが、返ってそれが可愛らしさを感じさせて、それが「りりくる」らしさとも言える良さを出しているとも言えますね。
以上でしょうか。
ドラマCD発という、ちょっと変わったスタートを切ったシリーズですが、今ではPCゲームも出ていますしグッズも色々と展開中。
一応時系列は有りますが、どこからスタートしても全く話が分からないという事は無いので興味がある方は一度チェックをお勧めします。
作風の好みはあるでしょうが、百合であるという点においてハズレという事は無いシリーズですからね。
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タグ:りりくる -LIly LYric cyCLE- シリーズ
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