全2巻
言動が王子様で女子にモテる一条 蘭子と女子大好きな桜野 小町。
ひょんな事から百合ジャンルを愛する同好の士となる鳴海 あいと白浜 あん。
真面目で不器用な教師である南 沙希子とそんな沙希子を純粋な恋心と魔性とも言える魅力で振り回す園川 遥花。
生徒会の会長と副会長でガチなカップルである虹原 星奈と雨宮 瑞希。
三者三様という言葉が有りますが、本作では八者四様の百合ップル模様を楽しめる良作と言えるでしょう。
特にライト路線な百合と言える小町&蘭子とあい&あん、キッチリと恋愛を描いた沙希子先生&遥花と星奈&瑞希と、ライト路線と恋愛、両方の百合を楽しめると言うのは非常に贅沢。

変態的とも言える言動をする小町にツッコミ、しばきをかましつつも仲が良い蘭子
作中では二人のこの絶妙な関係は奇跡と言われる事も

ある意味、あいとあんの関係を端的に表してる1ページ
こんなエピソードがありつつも漫画の百合ップルの仲を心配しておまじないをする仲になります(笑)

落ちそうで落ちない、攻めきれそうで攻めきれない
この塩梅がこのカプの魅力

多少の波があっても結局はラブラブな星奈と瑞希
抜群の安定感で安心して百合を楽しめます
また各カプのキャラ達もそれぞれ相関があるためお互いのパートナー以外との絡みもあり、百合要素以外にもそれぞれのキャラの友情関係も面白く読めました。
個人的には遥花と瑞希の関係、特に恋愛相談をしている時が凄く面白かった!

個人的に一番印象に残った1ページ
瑞希が姉御なんて呼ばれる一幕も有りましたが、納得(笑)
お話の路線も良い意味で変わらず、最後まで非常に楽しめました!
強いて言えば2巻で終わりと言うのが物足りなさが有りましたが、お話として綺麗に纏まった一つの作品としてきちんと完結しており、そういう意味では不満は有りません。
むしろ良作であるが故に物足りなさを感じてしまうという所ですね。
先述したようにライト路線、恋愛両方の百合を楽しめますし、全2巻と手を出しやすい構成など初心者は勿論、百合ジャンルを深く楽しんでいる方にもオススメ出来る作品だと思います。