幸いにして毎月毎月、百合作品が多数出ている出版業界。
全てが注目すべきで有りますが管理人の独断と偏見(笑)、そして新しい作品を応援したいという意味も込めて記事を書きたいと思います!
まず今月で注目したいのは兎月 竜之介先生の「私たち殺し屋です、本当です、嘘じゃありません、信じてください。」でしょうか。
百合好きな小説家として知られており「ニーナとうさぎと魔法の戦車」シリーズは大規模なメディア展開こそしなかったものの、百合(と言うか女性主人公)に厳しいと言われるラノベ業界において全8巻まで継続と大健闘しました。
そんな兎月 竜之介先生が女の子ペアのお話を書かれるというのだから期待しない訳が有りません!
しかも女の子が過酷な目に遭う事に定評がある(苦笑)先生の作品で、まるでコメディ調なあらすじ!
曲がりなりにも殺し屋女子の二人旅という物騒な設定とは思えませんが(笑)、これが真実なのかそれともブラフなのか。
百合的にどのくらい楽しめるだろうという期待と共に読んで見たい作品です!
作者様公式サイト
そして、もう一つ注目したいのは「餡さんぶるっ!」。
テーマが和菓子という、ちょっと珍しい作品ですが百合的には王道なガールミーツガール。
過去に負ったトラウマのせいで和菓子を嫌う主人公 星波(せな)と和菓子への愛情を通して星波の心を解す留学生のアン。
二人の出会いと関係性が百合的な見所で、終いには
「愛の告白ならよそでやってください」
などと揶揄される仲にまでなります(笑)
他にも星波の友人である仁乃&景や星波に辛く当たる詩星との関係なども◎ですね!
以上のように恋愛までは行かないものの好印象な作品なのですが、2016年6月以降 公式サイトでは連載がストップしており、今回の単行本の反響が今後に強く影響してくるのでしょう。
まだまだ星波とアン達のお話を読みたいので、応援したいところです!
公式サイト
管理人様こんにちは。いつも楽しく読ませていただいております。
遅ればせながら、新サイト開設おめでとうございます!
「私たち殺し屋です、本当です、嘘じゃありません、信じてください。」ですが、アクションコメディーとしても、百合小説としてもおもしろかったです。「ゆる~い旅物語」といっても、世界観はかなりハードで、キャラクターの性格で明るくしている、といった印象でした。実際、主要キャラ5人はいずれも「ニーナ」ばりの壮絶な過去を持っていますし、敵組織もえげつない連中が多いです。まあそれをヴィクトリアとシャルロッテ(と師匠)が豪快に打ち破ってくれるんですけどね。「これが私を恥ずかしい目に遭わせた罰だッ!」は処刑ワードです(笑)。
ヴィクトリアとシャルロッテの2人は、もう序盤から親友を超えたものが伝わってきますし、1つの街で戦いを終えるごとに絆が深まっていくのがわかります。「私はヴィクトリアとずっと一緒だよ?」「そ、そうか!それなら、私もずっと一緒にいてやる!」。終盤でこれですから、この先はもう結婚の約束しかあるまい!と勝手に思っています(笑)。他にも、食べさせあいっことか、キス未遂とか悶絶物の展開が盛りだくさんでした。
エクレールとシエル、ライバルキャラかと思いきや、宿敵だったとは(^-^; ヴィクトリアたちをガチで殺しにくる怖い人たちでした。とはいえ事情を考えると彼女たちも純粋な悪役ではないんですよね…ヴィクトリアの説得が効いたのか、終盤で少し希望の見える展開になりましたが…幸せになってほしいです。
未解決要素を残しつつも、これで完結ともとれる終わり方をしていましたが、もし続篇があるなら、これまでと逆に、シャルロッテのピンチを助けるヴィクトリアとか、エクレールとシエルとの和解&共闘とかが見てみたいですね。そして4人でダブルデートとかやっていただきたい(*´▽`*)
ではこの辺で。これからも応援させていただきます!
コメントありがとうございます!
新サイトでもよろしくお願いします!
そして返信が遅れて申し訳無いです。
試し読みの時点ではコメディ色が強かったですが、やはり兎月先生の作品という感じですね。
かなり百合的に飛ばしていますね!
ニーナもかなり良かったですが、百合度はこちらの方が高い印象ですね~。
兎月先生のツィッターによると続刊には「悪くない売上ながら、もう一声必要」といった感じのツィートが有りました。
まだkindle版は出ていないので(9/25予定)、その辺りの売上が考慮されるならチャンスは有りそうですが・・・。
まだ読めていない・・・と言うか小説作品はかなり積んでいる状況ですが、読む時が楽しみになりました!
教えて頂いて&応援ありがとうございました!
コメントありがとうございました!
またお暇な時にでもお越し下さいませ。
それでは失礼致しますね。