時間がかなり経ってしまいましたが(汗)、訪問者様より小説「週に一度クラスメイトを買う話」を教えて頂いたので話題に。(情報ありがとうございます!)
Web掲載ページ
【書籍2/17発売】週に一度クラスメイトを買う話(羽田宇佐) - カクヨム
全てチェック出来た訳では無いですが、web公開版を60話ほど読めたので話題に。(ちなみに記事執筆時点で270話以上がWeb公開されています)
あらすじとしてはweb公開ページなどでも明かされている通り
ヒロインの一人”宮城”がひょんな事からクラスメイトの”仙台”に五千円を払って好きな事を命令できる権利を得る
というもの。ここだけを聴くと成人向け作品の出だしみたいですが(汗)、お互いに気まぐれと意地で始まったような関係である事と最初に性行為はしないなどの暗黙のルールがある事で、そうしたえちぃ要素がメインの作品とは言い難いです。
では、どこが見所、何がメインかと言うと・・・ある意味で歪とも言えるこの関係を通じて迷走とも言える動きを見せる宮城と仙台の二人の感情ですね。
仙台は宮城の部屋で宮城と過ごす事を好ましく思っているなど好意のような感情は有りつつもお互いに友達かと言われれば何か違う。しかし、恋人かと言われると・・・?といった具合に五千円で命令するというある意味で歪な関係を続けるくらいには好意を持っていつつも相手への感情を決めかねています。
それこそ相手の足を舐めたり、身体に痕を残したりする事があっても、です。
そんな迷走し変化する感情に呼応するように”暗黙のルール”も状況によって変わる事もしばしば。そのせいか管理人が読んだ範囲では性行為の一歩手前まで行ってしまった事も。
そんなドキドキするシチュエーションがある一方でお互いに相手への感情を決めかねている・・・つまり分かり易くイチャラブする訳では無いので、何とももどかしいです(苦笑)
そのため-少なくとも管理人が読んだ範囲では-そうした宮城と仙台のじれったい関係と感情を楽しめるかどうかが好みの分かれ目になりそうですね。