訪問者様から百合要素が有りそうな小説として「ステラ・ステップ」を教えて頂いたので話題に。(情報ありがとうございます!)
公式サイト
ステラ・ステップ | 書籍 | MF文庫J オフィシャルウェブサイト
まず公式の紹介文を引用させて頂くと
突如飛来した隕石により地上は荒廃。人々は新しい国家を建て、闘争や略奪を繰り返していた。
国家間の戦争の手段として「暴力」と置き換えられたのが、少女たち「アイドル」だ。
砂漠で覆われた「砂の国」に、国民からは崇められ、少女たちからは恐れられているアイドルがいる。
技術を高めることだけに関心を持ち、感情はどこかに置いてきてしまったかのような少女・レイン。
最強を誇る彼女の無敗記録はずっと続くはずだった。
だが、感情豊かに歌う少女・ハナによってその記録は止められる。
このハナとの出会いは、レインの胸にこれまで知らなかった感情を芽生えさせ――。
色のない世界で生まれた、少女たちの愛と絆の物語。
となっており、魅力的な女性キャラ・・・つまりアイドル達のイメージとは裏腹にかなり過酷な世界観となっています。
そんな世界観の中、アイドル用語がそのまま使われているシーンもあり、そこはもうブラックジョークの域。何せ勝負(ライブ)に負けると”特別訓練場”送りで、”卒業”は死亡の隠語ですからねぇ・・・。
そんな煌びやかだけど夢も希望も無い、ライブと言う名の戦いに勝つ兵器としての性能しか期待されていない”アイドル”として身も心も生きているレインが試し読みの範囲ではメインで、いかにレインが強くそしてアイドルを続けるための機械のように生きているかが描かれます。
と、この時点では百合要素は全く見受けられないのですが(レインをライバル視して食い下がるフレアというキャラは居ますが)、期待がかかるのがあらすじで紹介されている”ハナ”の存在。
試し読みの範囲では出番がほとんど無い-レインと出会ってすらない-ので確実では無いものの、挿絵も合わせて考えればハナのレインへの憧憬と歌がレインの感情を強く揺り動かす展開になるのはほぼ確実。
以上の事から少なくとも友情や憧憬的な百合は楽しめそうです。勿論、あくまで推測なので100%とは言い切れませんが・・・ここまでレインとハナの関係性を想起させる紹介の仕方をして、しかも”色のない世界で生まれた、少女たちの愛と絆の物語。”というアオリまで付けて、今の時代でいわゆる”百合要素”をぶち壊す展開にはしないだろうと思います・・・と言うか思いたいです。
ここは入間人間先生の推薦文通りに、氏と作者である林星悟先生を信じたいですね。
百合作品である「安達としまむら」が代表作の一つとなった入間人間先生に推薦文を書いて貰っている事から百合要素ありだと思いたいところ。と言うか、ここまで来て男性キャラ(レインのプロデューサーとか)がレインやハナとくっ付く話だったら暴動モノだと思う(苦笑)
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『安達としまむら』『私の初恋相手がキスしてた』の
— 『ステラ・ステップ』公式⭐︎1月25日発売! (@stellarstep_mfj) January 18, 2023
✨入間人間先生✨から【推薦コメント】いただきました……!!!
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『愛だよ、愛。作者と私を信じろ。』
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