SEである女性”小林さん”の元にドラゴン娘”トール”がメイドとして押しかけ・・・もとい住み込む日常コメディ+ちょっぴり切ない要素もある百合ホームドラマ。
基本は原作準拠ですが、演劇や初詣のエピソードなど原作の雰囲気を維持しつつ、オリジナルのエピソードが盛り込まれていて面白いです。
特にドラゴン勢全員に加えて才川さんや翔太君まで参加したエピソードは原作を含めても多く無く(と言うか、無い?)、非常に楽しめました!
以前の記事でも言及しましたが、あのカオスっぷりはお腹を抱えて笑いましたよ(笑)
百合的にはメインである小林さん&トール。
見所としてはドラゴン達のような特別な能力は無いものの、持前の甲斐性と漢気で愛を示す小林さんですね!
トールのように強い愛情を示すキャラというのは他作品でも多数いる印象ですが、小林さんのような愛情・・・維持するのが大変な部類に入る愛情を示すタイプは少ない印象で、そこが尊い!
そりゃあトール達はドラゴンなので税金(住民税とか)などはゼロである可能性は高いです。
が!
それを差し引いても大きな新居に引っ越したり、娘(カンナ)を学校へ行かせたり、と言うのは少なくない負担が常にかかってくる訳です。それをさらっとこなす辺り、何だかんだ言って小林さんの愛情は深いです!
あともう一組のカップルであるカンナ&才川さん。
これは、既に婦妻感漂う小林さん&トールとは違う初々しさが有りますね(笑)
ぱっと見は「ぼへぇ~!」と才川さんが一方的にカンナを慕っているように見えますが、カンナも才川さんを好意的に想っている所がポイント。
時には才川さんをカンナが押し倒す(!)シーンも有り、何かの切っ掛けさえあれば、この二人はすぐにでも結ばれるでしょうね。
基本的には日常コメディですが終盤ではトールのお父さんである終焉帝に対して、小林さんが文字通り命懸けでトールを連れて行くなと説得するという劇的な展開も。
これは原作でもあった展開ですが、動きがあるアニメで見ると更に迫力があると言うか、相当に怖いシーンだった事が分かります。
そして、そんなピンチを乗り越えた後でも、トールが「小林さんと同じ時を生きる事が出来ない」と想っているのが切ない(。´Д⊂)
この種族間の差異は本作の隠れたテーマの一つであり、途中でもちょくちょく触れられてきたテーマ。分かってはいますが、やっぱり切ない気持ちになります。
と、大満足だった本作ですが、原作(第5巻時点)で登場済みであるイルルの出番が無かった点などはちょっと残念。
イルルがメインのエピソードは小林さんとの絡みのお蔭で百合要素も結構有りますし、是非アニメでも見てみたいエピソード。今作が好調で第2期が実現する事を期待したいです!
当サイトの以前の記事
「小林さんちのメイドラゴン」第7-13話 百合的感想 – 百合ゲーム時々、他事語り公式サイト
原作
スピンオフ作品
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