今月発売予定で百合要素が有る/有りそうな作品は「素敵な彼女の作り方」、「妖花の園Ⅱ」、「神獄塔 メアリスケルターFinal」ですね。
「素敵な彼女の作り方」百合ゲーと明言されているのは大きなポイント
まず注目したいのは百合ゲーであると公式より回答を頂いた「素敵な彼女の作り方」。(Sushi soft様、お忙しい中回答ありがとうございました!)
公式サイト
Sutekano | Sushi soft
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「素敵な彼女の作り方」公式より”百合モノ”、”男性との恋愛的な絡み無し”と回答頂きました
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中々はっきりと百合ゲーであると言える作品が少ない(少なくとも公式から明言される作品は少ない印象)中、百合ゲーであると確認が取れる作品は貴重で、そういう意味では確実に注目作の一つであると言えるでしょう。
ただ・・・現状ではやや情報量が少ない印象も有ります。上記の記事やTECH GIAN 12月号での記事によると
コンセプトは心の闇…”なずなが菫に付きまとわれ、次第に洗脳され狂気に陥っていく恐怖をとことん突き詰めた作品”
成人向け要素はパッチ対応=恐らくSushi soft様の他作品と同じくsteamでDL販売
価格は1,320円予定なので、規模としては恐らく控えめな作品と予想される
という事が分かるor伺えますが、まだ販売予告ページなどが公開されていないためか作品コンセプトである”心の闇”の描写をどう描いてくのかがちょっと分かり辛く感じる気も。
理由としてはそういったシーンと思われるCGが無いため、その闇・・・例えば菫の洗脳がどのように行わるかが分かり辛いという事でしょう。
成人向け描写に寄った作品ならえちぃ責めで屈服させていく流れになりそうですし、心理的な攻めに寄った作品なら様々な策を持って追い詰めていく流れになると予想されます。
そういった方向性がもう少し見えて来ると分かり易いかなぁ、と。まぁ心理的に追い詰めるという展開の場合、絵面(CG)より文章面が物を言うので情報を出し辛いという可能性もあり、そこは難しい所になりそうですが。(成人向け要素がパッチ対応だと考えると、この可能性は高いと思っています)
何にせよ、百合ゲーであるのは確かであると明言されているので”ジャンル”的に外れる事は無いでしょうし、個人的にはCGも好印象。
ラインナップを見る限りSushi soft様初の百合作品なので良いスタートを切れる事を願いたいですね。
「妖花の園Ⅱ」公式サイトを見る限り、前作からの正当な続編で期待が持てる
次は前作「妖花の園」に百合要素有りと情報を頂いた「妖花の園Ⅱ」。
公式サイト
妖花の園Ⅱ 公式ページ
成人向け作品では何故か妙に親和性がある触手と百合の組み合わせという作品ですね。
少なくとも前作では女性同士の関係性、絡みを中心に描かれているとの情報を頂いている事。そして公式サイトを見る限り、前作からの正当な続編である事を考えると、前作の作風が大丈夫なら百合要素を楽しめると思われます。
また物語としても”前作だけでは描写が不十分なのでは?”といった要素が今作でフォローされている可能性も有り、そういった点でも注目作と言えるでしょう。
そんな本作ですが・・・やはり触手という要素がハードルでしょうか(汗)
某漫画では「フタナリは邪道!」なんてセリフが有りましたが(笑)、そういう観点で見ると触手も受け入れ難いという方もいらっしゃるでしょうし、そこは好みが分かれるでしょう。
とは言え、これは事前に告知されている事なのでサンプルCGなどをしっかりチェックして自分に許容できる範囲か判断すれば、それほど大きく好みに外れるという事は無いかと。
「神獄塔 メアリスケルターFinal」量的にメインでは無いが、百合を期待させてくれる関係性(キャラ)は有り
最後はコンパイルハート様のダンジョンPRGのシリーズ作品にして最終作。シリーズ当初はジャックが主人公である事も有り、あまりチェックしていませんでしたが「2」で割と直球である百合要素・・・主人公がおつう&”お姫様”として人魚姫が登場、本作でも続投して登場するので話題に。
公式サイト
神獄塔 メアリスケルターFinale
「2」は記事執筆時点で管理人がプレイしている範囲ではおつう&人魚姫の関係性はほぼ恋人と呼べる物で十分に百合要素を楽しめます。
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おつうは本作では主人公枠からは外れてしまったものの、人魚姫との関係性は変わりないようであり、この二人がどういった結末を迎えるのか、という意味では百合的に楽しめるかと思います。
また新キャラとなるメアリー&シャーロットも前日譚となる”獄中童話前夜譚”などをチェックする限り、中々に美味しい関係性と言えそう。
ただ、百合的な観点から言えばおつうが主人公から外れた事もあり、百合要素のボリュームという点では控えめになる可能性も高いこと。また過酷な世界観であり、謎が多い事もあって結末が読めない事が有りますね。
そのため、百合だけを目的にプレイするにはやや冒険的な作品であると言えるかも知れません。
とは言え、個人的にはとある理由でやはり注目したい作品です。それは男性主人公(この場合だとジャック)と百合ップル(おつう&人魚姫)が共存している作品だということ。
ジャンルがキッチリと”ギャルゲー(男女恋愛が前提のゲーム)”なら女性キャラ全員が男性主人公に惹かれるのも有りですし、男女恋愛が前提なのも当然だと思いますが、それ以外ならば男性キャラと恋愛寄りじゃない関係性が築かれても良いと思いますし、その中に百合ップルが居ても良い。
そういった男性キャラと百合ップルが上手く共存出来る作品になると、今後の百合ジャンルに取っても良い事なんじゃないかなぁ、と思うので。まぁ個人的に男性キャラと女性キャラが登場すると、すぐに恋愛要素が出て来るのに疲れているというのも有りますが(苦笑)