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百合漫画について

※旧サイト(FC2ブログ)より転載


いきなり大仰なタイトルですが、要はいつもの駄文語りですr(^^;)
で、何故にこんな話題を振るかと言うと、以前に頂いたコメントに触発されたからです。

それはつぼみWebコミックに掲載された作品「ファミリア・ファミリア キヨコ結婚前」についての感想で
百合漫画に男性との関係がメインのお話はいかがなものか
と言った主旨のコメントでした。

管理人個人としては、この作品の
男性と結婚して幸せを感じつつも、いつも気にかける女の子がいる
と言うお話は、百合を表現する手法の一つとして面白いとは思いました。

が、読んでいて楽しくなかったのも事実なんですよね・・・。
この"面白い"とは思いつつも"楽しくない"と感じた理由を突き詰めていくと、今の百合漫画が抱えている状況みたいなのも見えてくるのかな~と思い、この記事を書こうと思った次第です。


では、その"百合漫画の現状"を語る前に良いストーリーの定義を一つ立てようと思います。
これは色々あるので一概には言えませんが、ここでは管理人が強く感銘を受けたネクロニカリプレイの一節を拝借して
・見る者の予想を裏切り、期待を裏切らない
とします。

TRPGがプレイ出来ない管理人にとってはゲームの雰囲気を感じられて非常に面白いです。
純粋に展開も面白いですしね。


この定義に則して考えていくと百合作品に限らず、あらゆる作品に「~なるだろう」「~なって欲しい」が存在する訳です。

これを先述の「ファミリア・ファミリア キヨコ結婚前」に当てはめると
「百合漫画なんだから女の子同士のお話になるだろう」と言う予想と「女の子同士のやり取り(百合)が見たい」と言う期待があったように思います。

ここに管理人が"面白い"とは思いつつも"楽しくない"と感じた理由があるのかな、と。
つまり「百合漫画なんだから女の子同士のお話になるだろう」と言う予想が裏切られ、その意表を突いた表現に面白さを感じつつも「女の子同士のやり取り(百合)が見たい」と言う期待が裏切られたから楽しくないと言う訳です。
で、ここに百合漫画の現状があるのかな、と。


え?話が飛び過ぎ?
すいません、飛躍し過ぎましたねr(^^;)

つまり"百合漫画"である事を意識し過ぎて"予想"と"期待"に対するテーマが絞られてしまっているのでは無いか、と。

例えば、管理人は百合姫やつぼみなど各種百合コミック雑誌の刊行を非常に楽しみにしています。
が、実は"先が気になっている"、"続きを早く読みたい"と思っている作品はあまり無かったりします。

と言うのも先述の通り、"予想"と"期待"が絞られている・・・この場合は被っていると言った方が良いでしょうか。
乱暴な言い方をすれば"予想"と"期待"が
「百合漫画なんだから百合を楽しめるだろう」
になっているためです。

こうなってしまうと製作側は身動きが取れません。
そりゃ当たり前ですよね、どちらも同じテーマになっているんだから片方を犠牲にせざるを得ません。

となると、先ほどの「ファミリア・ファミリア キヨコ結婚前」のように意外性・・・つまり百合関係を危険に晒す手法か、楽しさを優先する手法・・・水戸黄門的な作りにするしか無くなっていく訳です。

もちろん水戸黄門が悪いと言っている訳ではありませんし、百合関係を危険に晒す手法が悪い訳でもありません。
ですが、百合に興味が無い層へのアピールや多彩な物語を作る上で、これはかなりネックになるのでは無いかと思います。

実際、これだけの百合コミック関係作品が登場しておきながら「百合作品と言えば?」との問いに百合コミック関係作品を真っ先に挙げる方はどれだけいらっしゃるでしょうか。
百合コミック関係作品より「神無月の巫女」や「舞HiME」、「マリみて」や「まどマギ」、「スマプリ」などの方が百合作品として印象に残っているor萌えたと言う方は多くないでしょうか。
(漫画に限定すれば話は変わるかとは思いますが)

ここに百合漫画の現状があるかと。
"百合"と言う人間関係に固執するあまり、それ以外の"面白さ"に欠けてしまっているのではないか。
そう思うわけです。


「それでも面白い作品はある」と言うご意見があるかと思います。
確かに「エビスさんとホテイさん」などは百合と言う人間関係が内容のほとんどでありながら、先が気になる面白い作品でした。
では何故面白かったかと言うと、"予想が付かなかったから"だと思います。

タイトルからしてエビスさんとホテイさんがくっ付くのは予想されていたことでしょう。
ですが、本作は冒頭からお互いの印象は最悪としか思えない状況。
ここで「この二人をどうくっ付けるんだ?」と言う予想が付かない状況が生まれる。

これが"面白さ"に繋がったのだと思います。
そして紆余曲折を経て、最終的には「百合を楽しみたい(エビスさんとホテイさんがくっ付いて欲しい)」と言う期待にも見事に応えてくれました。
(単行本の追加エピソードでニヤニヤしたのは管理人だけでは無いハズw)

が、やはり、これも拡大解釈すると"百合関係を危険に晒す手法"なんですよね。
(二人がくっ付かない可能性があるからこそ、予想が付かない訳ですから)

根っこが一緒である以上、この手法をうまく料理していくには限界があるかと思いますし、作者様の得手不得手もある。
となると「じゃあ、どうするんだよ?」となります。

ここまで来ると創作経験も無い管理人が答えられる領分ではありませんが・・・偉そうに語った以上、正しいかはともかく考えだけは述べさせて貰おうかと思います。


1.ハーレム物
しばくぞ(o ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)・;'うわらば
・・・冗談かと思われるかも知れませんけど、悪くない手法だと思うんですよ、これ。

何故なら"主人公が誰とくっ付くか分からない"と言う予想の付かなさや「この調子なら○○とくっ付くだろう」と言う予想を裏切るのも容易。
でもって百合作品である以上、主人公は当然、女性。
なら、この手法は「百合を楽しみたい」と言う期待を裏切る方が難しいくらいです。

問題点は百合好きさんは純愛を好む傾向が強いと思われるため、うまく製作しないと反感を買う恐れがあると言う事でしょうか。
一つには、百合作品として楽しんでいた作品が一般的ギャルゲーに改変された事が多々あったという苦い想いがあるからかも知れません。
(かく言う管理人もこれには何度煮え湯を飲まされたか・・・)

2.複数カップリング物
ハーレム物と近い理由で、これも良い手法かと。
「屋上の百合霊さん」は正にこのケースで、実際かなり面白いし楽しめます。

またPSP「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」みたく、プレイヤーがカップリング(人間関係)を操作できたりするタイプも面白い。
まぁ、これは基本的にゲームしか出来ない手法ですが。

こちらの問題点は必然的にキャラ数が多くなるので、キャラクターと人間関係の作り込みが大変と言う事でしょうか。
特定のカプのエピソードしか面白くないとか、各カプのエピソードが薄っぺらいとなってしまうと、辛いですよね。

3.百合とは違うテーマを乗せる
単純明快ながら、一番の解決方法だと思います。
と言うか先述した作品群は基本的に主軸となるテーマに百合要素が乗っかっているような物ですし。
(「神無月の巫女」は例外(百合関係が主軸)ですが)

なら話は簡単。
その逆にすれば良いと言う訳です。
が、これも「言うは安し、行うは難し」。

テーマの組み合わせやエピソードの分量などを間違えると、百合と言うテーマがブレる。
その点"flower*flower"は非常に面白い作品だったんですが・・・。
続き読みたいな・・・百合姫編集部は完結させる気あるんだろうか。


と話が逸れましたねw
ゲームでの感想記事でよく書いていますが、百合が楽しめると同時にゲームとして楽しめるかが重要なのと一緒だと思います。
特に百合に興味が無い層へのアピールを視野に入れるならば、この手法による作品作りは避けて通れないかと。


以上でしょうか。
色々と偉そうに語り、不快になった方も居られるかも知れません。
もし、そうなら本当に申し訳ないです。

それでも、こんな記事を書いたのは冒頭で述べた通りコメントに触発されたのと百合系コミックで印象に残る作品が少ないからです。
特に百合系コミックは短編や読み切りが多く、その場のみの楽しみで終わってしまうケースが多い気がします。

もちろん、それはそれで楽しいのですが・・・やっぱり百合作品を長期連載で長く楽しみたい、先が気になる面白さを楽しみたいと言う気持ちもある訳です。
では、何故そういう作品が発表されないのか・・・と考えると、と言う訳です。


最後に・・・。
色々と書いて来ましたが、管理人は現状の百合漫画を批判したり罵倒したりするつもりは全くありません。

と言うか、先述したとおり百合系コミックの刊行は毎回、物凄く楽しみにしていますよ!
でなければ、座るスペースの確保が難しくなるほど部屋が狭くなっていません!(笑)

ただただ、今後も面白く楽しい百合漫画作品が刊行される事を希望する気持ちが高じて、こうした記事になった・・・。
そう解釈して頂ければ幸いです。

生存圏獲得闘争

※旧サイト(FC2ブログ)より転載

土地・・・それは生物、いや全ての物が存在するに当たって必要不可欠な物。
人間もそれを巡って血を流し続けてきました。
そう"生存圏"を確立する・・・これはある意味、人間にとって至上命題なのです!


そして、ここにも生存圏を奪い合う空間が一つ・・・。
そうです!管理人の部屋ですっ!!!
押し寄せる漫画(主に百合漫画)、アニメソフト(主に百合アニメ)、ゲームソフト(百合ゲー多数)・・・。

部屋はこれらの脅威に常に晒され続け、友人&家族曰く
「足の踏み場も無い」
「どこに座れと言うのか」
「おおよそ、人間の居住するべき空間では無い」
等々の罵詈雑言を管理人にぶつけて来る始末。


しかし、幸福にも次々と発売、刊行される百合物件を前にして入手せずにおれましょうか!?
いや、出来ません。

それは居住空間を圧迫し大気汚染を広げると分かっていながら、ゴミを大量に出し続け処理場を肥大化させ続ける人類の業の縮図と言えるでしょう。

しかし、そうは言ってもこのまま行けば早晩、部屋から管理人が駆逐されるのは時間の問題。
それではせっかくの百合物件も満足に楽しめません。
正に本末転倒と言って良いでしょう。


「座して死を待つよりは、出でて活路を見出さん」

物件入手を止められない以上、何らかの手を打たねばなりません。
ちなみに「じゃあ買うの止めろよ」と言う意見は却下です。
それが出来たら苦労はしねぇんだよ!


では、どうするか?
一番、簡単かつ根本的な解決法は版図の拡大・・・つまり置き場所の拡大です。
ですが、これを実現するのは非常な困難を伴います。

家を増築する?
資金面から言って無理です。

では、部屋を一つ譲渡してもらう?
家庭内地位が猫以下の管理人にそんな発言力はありません(T.T)

では物を捨てる?
HAHAHAHA!それが出来たら、こんなに悩まないYO!

とまぁ我侭三昧な主張こういった苦悩の末に管理人が辿りついた結論。
それは・・・本の電子化!!

はい、ここでようやく本題に入りました~w

前振り長過ぎ、フザケンナ(o ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)・;'ゲフッ!

・・・スミマセン。
でもですね・・・実際、やってみるとなると結構大変なんですよ、これ。
こんな冗談でもかまさないとやってられないと言うかw


まぁ、そう言う訳で(笑)今日は本の電子化について語ろうと思います。
では、まず管理人が用意した物の紹介から。
・ドキュメントスキャナ「DR-C125」


本を取り込む(電子化する)訳ですから、これが無いと始まりませんね。
もちろんPCも必要ですが、管理人は元から持っているので割愛という事で。

ネット上では本の電子化(自炊)と言うと「ScanSnap S1500」が主流のようですが、管理人はこのDR-C125を購入しました。

付属ソフトによって価格が変わってくるようです


理由?
安いからだよ!!

と身も蓋も無い理由で購入したのですが、中々良い品だと思います、これ。
まず、意外にコンパクト。

これは物体その物の大きさもありますが、薄い紙なら排紙のスペースが要らないというのが大きいです。
また綺麗に揃った状態で排紙されるため、散ばりにくいのも◎
「ScanSnap S1500」の実際の大きさを目にした訳ではありませんが、これはかなり大きいのでは無いかと。

変形ロボみたいでカッコイイ(笑)
でも給紙補助版がヘボい・・・
スキャナ写真展開_01 スキャナ写真展開_02

で、これがスキャン中の画像
スキャナ写真スキャン_01 スキャナ写真スキャン_02
正直に言うと、この給排紙法はかなり不安(紙づまりなど)があったのですが、驚くほどスムーズに動作しました。
先述した通り、スキャンした原稿が順番に並んでくれるのは有難いです。
また重送や紙詰まりもちゃんと検知してくれ、今のところスキャンミスや原稿が大きく破れると言う事はありません。

とは言え、弱点も幾つか。
まず、給紙補助版がほんとにヘボい。

背の高い原稿を大量にセットすると、原稿が垂れる=給紙がストップするという現象が多発・・・
別に詰まったり、破れたりする訳では無いので、もう一度スキャンを開始すれば良いだけなのですが頻発すると流石にイラッとする事も。

またamazonなどのレビューでもよく書かれていますが、スキャン画像が斜めになる事があります。

ほとんどの場合は、そこまで気にならないレベルなのですが・・・。
たまに、かなり斜めっている上、見た目には真っ直ぐにスキャンしているのに全く真っ直ぐにならない時があります。

管理人の場合、雑誌表紙(カラー、厚めの紙)だと多く発生しました。
仕方ないので、その場合はフラットベッドスキャナで取り込む事にしています。

総合的には良い品だと思いますが・・・管理人は別のスキャナを扱った事が無いので比較対象が無いため、断言はし辛いですねr(^^;)
ただ、管理人が当初予想していた以上の性能を発揮してくれているのは確かです。


・裁断機「ブック40」
本の背中(背表紙)部分を切るために使用します。
小型の物なら学校で冊子作成などで使用した方も多いかと。

こちらは本の裁断が主目的なので、かなり大型ですが。
(重量が10kgくらいある)

今回の生贄w
saidan_1

そして裁断!
saidan_2
とまぁ、こんな感じで裁断します。
詳しくは公式サイトで見た方が早いでしょうw

と、ここで終わるのは流石に問題なので、色々と雑感でも。
ネットなどでもよく見受けられる感想ですが、ほんとに本を裁断する最低限の機能を充足させてコストを抑えた品、と言えるでしょう。

何せ、まず外箱からしてショボイw
そんな物はコストになるだけだ!と言わんばかりのダンボール感まる出しの外箱ですからねw

しかも発泡スチロールが少し割れていると言うオマケ付きw
そんでもって、説明書がまたショボイw

コンビニ行ってコピーして来ました!と言っても通用するレベルw
コミケ突発本かよ!?って感じですw

更に、刃にかなりの量の油が付いてます。
この辺りも「刃が錆びるよりマシだろ?」感が漂います。
ついでに油臭も漂いますw
そんな3Hitコンボを食らいつつ、組み立てる事になる訳なんですねw

・・・何か散々な事を書いているようですが(笑)、抑えるべき所は抑えてあると思います。
まず組み立てに必要な工具は付属しています。
(金槌だけは自前で用意しなければなりませんが・・・)

また説明書も作業に必要な事柄は充分に伝わります。
そして肝心要の裁断性能ですが・・・良好だと思います。
(これも管理人に他の比較対象が無いため、断言は出来ないのですが)

例に挙げた「チャンピオンREDいちご」(約600ページ)は流石に一撃で裁断出来ませんが、2分割すれば問題無く裁断できます。
また本を固定する装置ですが、必要充分な力があり、よほど裁断時のズレに拘らない限りは問題無いと思います。

公式サイトにある"ダブルカット"をすれば、かなりズレを抑えられますし。
手動なので、ちょっと大変な面はありますが、価格を考えれば妥当かと。

また裁断する(刃を下ろす)には安全装置のピンを引っ張らないと行けないため、一人で作業する分には、まず安全なのも◎
(裁断時に両手を使う=裁断部に手や指を突っ込む可能性がほぼ無い)
やっぱり、刃物は怖いですからねぇ。

以上のように本の裁断のみを追求するのなら、かなり手頃な製品だと思います。
(他の高価な裁断機になると、レーザー光で裁断箇所を照らしてくれるなどのお洒落な機能もあるそうです)

管理人のように、それほど拘りが無い方なら良い品かと。
まぁ、油に関しては本当に参りましたが・・・(-_-;*)

臭いもそうですが、刃に大量に塗られているため、最初に試し切りしないと原稿に油がベットリと付く事にOTL
最初の内は要らない紙を挟んで裁断する事をオススメします。


で、以上の品を使ってスキャンしたのですが・・・先述した通り、結構大変です!
特にスキャンのためのお膳立てが。

まず本が厚過ぎたらカッター等で分割する必要があります。
これは気を付けないと本や自分の指を破ります(笑)
(実際、管理人は指を少し切りましたOTL)

で、次は裁断するだけ・・・なのですが、やって見ると色々と落とし穴が。
これは漫画を読まれる方なら経験があると思うのですが、セリフ(ふきだし)が綴じ込みの方へ偏って読み辛い箇所があったりしますよね?
(酷い時には、それを読もうとして本を強く開いたら"ベリッ!"と言う不穏な音がしたり)

裁断の際、あまり深く裁断するとそういったセリフ(ふきだし)が途切れちゃったりするんですよ。
で、それを避けようと浅く裁断する訳ですが・・・そうなると、また問題が。


今回、裁断した「チャンピオンREDいちご」は、背中を糊で止めてあるのですが・・・裁断が浅いとページがくっ付いたままに('A`|||)
これが素早くスキャンする上で致命的なんですよね・・・。
重送したり紙詰まったり・・・OTL

こんなそんなで、結局裁断した後にちゃんとページがバラバラになっているか確認する作業が生じて来る訳です。
これが地味にキツイ!

バラけないよう気を使うし、指はインクで汚れるし(T.T)
とは言え、やはり大量の本がゼロに近いスペースで収まるのは非常に有難いですね。

まだまだ処分対象の本はありますが(泣)、当面の生存圏は獲得出来ましたしw
まぁ労働力+約42000円(購入当時)の出費を考えたら外注した方が・・・と言う気もしますが!(爆)

でも、外注は法律上の問題も抱えていますし、管理人の処分対象の主力は外注の対象外である事が多い雑誌と同人誌ですから結局は自分でやらないといけないんですけどねw

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2012 三等百合佐の訓示

※旧サイト(FC2ブログ)より転載

諸君 私は百合が 好きだ
諸君 私は百合が 好きだ
諸君 私は百合が 大好きだ

純愛が好きだ 三角関係が好きだ ヤンデレが好きだ ツンデレが好きだ
略奪愛が好きだ 姉妹が好きだ 友情が好きだ 刃友が好きだ 百合ハーレムが好きだ
ゲームで 漫画で 小説で アニメで 映画で コミケで ネット上で
この地上で語られる、ありとあらゆる百合が大好きだ

秘めた想いを告白するシーンが好きだ
マミさんやほむらが、まどかに思いの丈を話すシーンなど心がおどる

ヤンデレ百合キャラが激昂するのが好きだ
悲鳴を上げて、窓から飛び出してきたソウマを千歌音ちゃんが射殺しようとした時など、胸がすくような気持ちだった

強気なキャラが、ふっと見せる弱さが好きだ
初音姉さまが奏子に温もりを感じるシーンなど、感動すら覚える

想い合う二人が結ばれる様などは、もう堪らない
ページをめくる毎にイチャラブシーンを見れる「ふ~ふ」などは、最高だ

哀れな男性キャラが小癪にも登場、百合キャラに懸想してきたのを
百合愛で木端微塵に粉砕した時など、絶頂すら覚える

ポッと出の男性キャラに百合展開を滅茶苦茶にされるのが嫌いだ
必死に願っていたにも関わらず「くっつきぼし」がNTR展開をしたのは、とてもとても悲しいことだ

男女恋愛もの、BLものの物量に押し潰されて、百合ものが駆逐されるのが嫌いだ
百合ものが男女恋愛もの、BLものによって押し退けられ、放浪者のように街を彷徨っても、百合ものを手に入れられないのは屈辱の極みだ

諸君 私は戦争を、地獄の様な百合ジャンル確立戦争を望んでいる
諸君 私のサイトを見てくれている、百合好きの戦友諸君

君達は一体何を望んでいる?
更なる戦争を望むか?
情け容赦のない、阿鼻叫喚の戦争を望むか?
百合脳力の限りを尽くし、三千世界に百合の魅力を振りまく、嵐の様な闘争を望むか?

よろしい ならば戦争だ
我々は満身の力をこめて、今まさに振り下ろさんとする握り拳だ
だが、百合ものが製作されない されても打ち切られる・・・そんな状況で、長年の間堪え続けて来た我々に、ただの戦争ではもはや足りない!!

大戦争を!! 一心不乱の大戦争を!!

我らはわずかに200人足らず 市場に何ら影響力を持たない弱小ジャンル愛好者に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと、私は信仰している
ならば我らは、諸君と私で総兵力20万と1人の百合軍集団となる

我々を弱小ジャンルへと追いやり、眠りこけている連中を叩き起こそう
「ごきげんよう」の大合唱で、眼を開けさせ、我々の存在を思い出させよう

連中に百合の素晴らしさを、刻み付けてやる
連中に我々の、百合ジャンル確立への想いを、情熱を、叩き付けてやる

天と地とのはざまには、奴らの哲学では思いもよらない素晴らしい世界がある事を気付かせてやる
200人の百合好鬼の戦闘団で、世界を百合もので埋め尽くしてやる

第二次百合ジャンル確立作戦 状況を開始せよ
征こう 諸君

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2011 リリーズ・メモリー

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2011 リリーズ・メモリー

※旧サイト(FC2ブログ)より転載

異性愛主義者、並びに百合好きの戦士に告ぐ。我々はリリーズ・フリート!
百合姉妹休刊によって百合ジャンル確立戦争が終わっていないのは、誰の目にも明らかである!
何故ならば、百合好きの百合ジャンルへの愛が尽きた訳では無いからだ!

我々は些かも戦いの目的を見失ってはいない。
それは、間もなく実証されるであろう。

私は日々思い続けた。
百合ジャンル確立を信じ、戦いの業火に焼かれていった作品達の事を。

そして今また、敢えてその火中に飛び入らんとする作品達の事を。

工画堂スタジオ『白衣性恋愛症候群』

百合好きの心からの希求である百合ジャンル確立要求に対し、異性愛主義者がその強大な力を行使して、ささやかなるその芽を摘み取ろうとしている意図を、証明するに足る事実を私は存じておる。
見よ、これがその証明だ。

この作品郡は、男性主人公が女性キャラを攻略する、いわゆるギャルゲーとして開発されたものである。
原作軽視のこの作品が、原作で複数の女性キャラと恋愛関係に成り得る男性主人公などいないにも関わらず堂々と開発、発売された事実を以ってしても異性愛主義の常識化を否定出来得る者がおろうか!

省みよう。何故百合ジャンル確立戦争が勃発したのかを!何故我等が百合と共にあるのかを!
我々は七年間待った。
もはや、我が軍団に躊躇いの吐息を漏らす者はおらん。

今、真の百合好きの熱き血潮を我が血として、ここに私は改めて異性愛主義に対し、宣戦を布告するものである。
偽りの表紙、パッケージに惑わされる事なく、繰り返し心に聞こえてくる百合の名誉の為に、ジーク・リリー!!

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2016年8月 百合注目ゲーム

今月の注目作は、まずは何と言っても「カタハネ ―An' call Belle―」でしょう!


約10年もの時を経てリメイク、復活する様は
「――再上演のベルが、いま鳴り響く――」
というキャッチコピーがこの上無く似合います。


元々が10年前の作品なので今見れば古い部分もあるかも知れません。
ですが、そんな作品が現代に蘇るという事はそれだけの支持があったということ。
そんな名作と評される物語をじっくりと楽しみたい方は要チェックです!


公式サイト
カタハネ ―An' call Belle― | 10mile


そして、もう一つ注目したいのは「戦国乙女 ~LEGEND BATTLE~」
こちらも結構前(2011年)にアニメが放送され百合要素有りのアニメとして話題になった作品ですが、アニメ版と今回のゲーム版とは設定や声優さんが色々と違うという古くて新しい作品となっています。


そのため百合的にはやや予想が難しい所が有ります。
とは言えメインは女性キャラであり、ヨシモト&イエヤスなど強い繋がりを伺わせる相関もチラホラ。


また特筆すべき点としてアクション、しかも2VS2形式という点が有りますね。
少しずつ増えてきてはいるものの、まだまだ百合+アクションなゲームは少ない中でのアクションゲーム。

しかもペアが重要となる2VS2形式のアクションというのは興味を引かれるところ。
バトル中にペア同士などの掛け合いなどがあれば、中々に楽しめそう
ストーリーモードも用意されているので、チェックしておきたい作品ですね!


公式サイト
PS Vita専用ソフト 『戦国乙女 ~LEGEND BATTLE~』 公式サイト

「レガリア The Three Sacred Stars」第03話 百合的感想

毎回百合百合してくれるお蔭で視聴する度に悶絶する(笑)本作。

そんな第3話は
前半は怒涛のバトル回!
遂にシリアスロボットバトル物へ転進か?と思いきや後半は安定の百合ん百合ん!
でした!!


ええ加減にせぇ!(o ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)・;'ゴフゥ!

・・・スミマセンr(^^;)
まぁ実際のところ、色々な伏線が張られた回では有りました。

イングリッドさんサイドの目的はレナの撃破or捕獲では無く、レナを暴走(?)させる事に有ったのでは無いか?
またそうだとして、レナは何故"暴走"するのか?

レナ、ティアはレガリアであり、恐らくはケイもレガリア。
何故に同胞であるはずのケイがレナに対して敵対的な行動を取るのか。

実に様々な伏線が見え隠れし、ストーリー的に一気に引き込まれた回でした。


が!!

ここは百合サイト。
ストーリー的な面白さは勿論重要ですが、最優先事項はやっぱり百合要素ですよ!!

いや~もうね
今回もユイレナ、イチャイチャし過ぎぃぃぃ!!

暴走状態のレナをユイの愛の力で抑える(と言う事で良いよね 笑)、公私ともに大変な状況だったユイを労うケーキを作るレナ。

「レガリア The Three Sacred Stars」第03話より レナの暴走の詳細ははっきりしませんが、暴走が収まったのはユイの存在が大きいと思って良いかと
「レガリア The Three Sacred Stars」第03話より
レナの暴走の詳細ははっきりしませんが、暴走が収まったのはユイの存在が大きいと思って良いかと

ケーキをプレゼントする流れは、もう完全に婦妻の会話ですヨ!!
この二人、ケーキより遥かに甘過ぎぃぃぃぃ!!
レガリアep03_002_01ケーキプレゼント レガリアep03_002_02ケーキプレゼント
「レガリア The Three Sacred Stars」第03話より 「ユイ、いつもお仕事頑張っているから・・・」 「私のために・・・」 もう完全に婦妻の会話ですよ、これ!
「レガリア The Three Sacred Stars」第03話より
「ユイ、いつもお仕事頑張っているから・・・」
「私のために・・・」
もう完全に婦妻の会話ですよ、これ!

もうこれだけで昇天ものだったのですが、更に百合的に悶死するんじゃないかと言う設定らしきセリフが!!


今回、レナとティアが交わす会話は古くからの友人その物といった感じだったのですが・・・どうもその中にはサラも含まれるようなんですね。

特にティアの一連のセリフ
「(ケイと仲直りしたら)サラと一緒に帰ろう」
「また皆と暮らそう。ずっとず~っと」
「サラみたいにずっと一緒だよ」
を聞く限り、サラはかなり以前からティアと一緒だった様子。

ですが、ティアの容姿は少女その物。
ユイと同じく幼女の頃から一緒だったという可能性も有りますが、そうだと仮定したとしてもティアと一緒だった期間はせいぜい十数年。
「ずっとず~っと」という表現には少々少ない印象が有ります。

と、なるとティア=レガリアと"契約"すると年を取らない可能性が。
そう言えば12年前の事件が描写された第1話冒頭でサラ&ティアらしき姿が映りましたが、二人ともほとんど容姿が変わっていません。

「レガリア The Three Sacred Stars」第01話より サラ&ティアらしき二人 12年前だと言うのに二人ともほとんど容姿が変わっていません
「レガリア The Three Sacred Stars」第01話より
サラ&ティアらしき二人
12年前だと言うのに二人ともほとんど容姿が変わっていません

つ・ま・り。
レガリア&契約者はずっと一緒に生きる運命共同体的な関係である可能性が高いのです!

何ですか!その素敵設定!!
もう結婚どころか結魂レベルじゃないですかぁ!!

ある意味で永遠の伴侶を得る=喜ばしい事として「ユイちゃんも一緒に行こう!」とレナに勧めるティア。
一百合好きとしても当然の提案ですが(笑)、当のレナは
「それも良いかもね」
「でもユイは・・・ユイには・・・」
と、あまり乗り気では無い様子。

まだ"契約"に関して詳細は分かりませんが、恐らく契約者(ユイ)が長い寿命を得る事によって周囲から取り残されるリスクを心配しているのでしょう。


う~~~ん。
まだ推測でしか有りませんが、これって物凄く萌える展開じゃ有りません!?

ユイの事を気遣うレナというのは勿論ですが、これって裏を返せばサラは色々な物を投げ打ってティアを、ティアだけを選んだって事じゃないですか!!

は!
そう言えばEDイラストではサラ&ティア、そしてイングリッドさん&ケイも旅装といった装いでした。

つまりこれは、レガリアと契約者は二人とも年を取らない(もしくは凄まじく長寿)=容姿が変わらず一所に居られないという事を示唆しているのでは・・・!

ムッハー!!(*゚∀゚)=3

ある意味、残酷な設定です。
でも・・・
百合的にはメチャクチャ萌える!!!

・・・少々先走り過ぎな気もしますが、もし本当にそうなら凄まじい百合度ですよ、これは!
う~~~ん、早く続きが見たいです!!


あ、最後に余談を
前回の記事でユイの安全に関して言及しましたが、どうやら政府サイドも一応の監視体制は築いているようです。

「レガリア The Three Sacred Stars」第03話より 少なくとも監視体制は整っているのでしょうか?
「レガリア The Three Sacred Stars」第03話より
少なくとも監視体制は整っているのでしょうか?

ただ・・・それでもザルな気はしますけどもr(^^;)
もうこうなってくると、これはユイもしくは王家の矜持や伝統の問題かも知れません。
例え危険が有るとしても民衆から距離は取らない、といったような。

まぁ、だとしても何らかの説明は欲しいところですが・・・
百合的には関係無い点では有りますが(笑)、個人的には引き続き気になる点ですね。


当サイトの次の記事
「レガリア The Three Sacred Stars」第04話 百合的感想

当サイトの以前の記事

「レガリア The Three Sacred Stars」第02話 百合的感想

公式サイト

TVアニメ「レガリア The Three Sacred Stars」公式サイト

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CD(OP/ED)



「アンジュ・ヴィエルジュ」第02話 百合的感想

女の子オンリー&盛り沢山なお蔭でカプ候補も多く、中々に楽しい「アンジュ・ヴィエルジュ」。

そんな第2話ですが
序盤から怒涛の展開!
百合的には良い意味でピンチ!で、先が気になる!

といった感じでした~。


前回のラストで衝突気味だった紗夜と天音でしたが、やはり衝突・・・より正確に言えば紗夜が天音に苛立ちをぶつける展開に。
元々生真面目で不器用な所がある紗夜は天音の気楽な所が許容できないのでしょう。

・・・他の面々は天音のそんな所が気に入っているみたいですけどね(笑)

「アンジュ・ヴィエルジュ」第02話より アルマリア、アンタにはソフィーナ先輩が居るだろうに・・・(笑)
「アンジュ・ヴィエルジュ」第02話より
アルマリア、アンタにはソフィーナ先輩が居るだろうに・・・(笑)

そんな紗夜ですが、フニャフニャしているようで陰で天音も並々ならぬ努力をしている事を知り、天音の事を何も知らないのでは・・・と思うように。
「アンジュ・ヴィエルジュ」第02話より 天音は天音でかなり努力している様子・・・訓練内容が「アタッ○No.1」みたいだと思ったのは秘密ですw
「アンジュ・ヴィエルジュ」第02話より
天音は天音でかなり努力している様子
・・・訓練内容が「アタッ○No.1」みたいだと思ったのは秘密ですw

う~~ん、普段はお気楽しているキャラが実は・・・と言うのはお約束ですが、こういうすれ違いは百合的にも楽しく今後の二人の関係性に期待が・・・と思っていると、敵の襲撃が!


実は今回、敵拠点へ主力部隊による一大攻勢が行われたのですが、その裏をかく形で敵の襲撃が行われたのです!

勿論、居残っていた天音ちゃん達は必死に防戦しますが・・・実力的にはまだ発展途上の娘達ばかりの戦力では如何ともし難く天音ちゃん達αドライバー達はとんでも無い事に・・・。

「アンジュ・ヴィエルジュ」第02話より 水晶?のような物に閉じ込められた天音ちゃん達αドライバー 瞳からハイライトも消え、ただならぬ状況のようです
「アンジュ・ヴィエルジュ」第02話より
水晶?のような物に閉じ込められた天音ちゃん達αドライバー
瞳からハイライトも消え、ただならぬ状況のようです

という訳で、天音ちゃんと紗夜のすれ違いが解消される兆しが見えた途端に大ピンチで引きとしては非常に気になるエピソードでした!

天音ちゃんは助かるのか?
そして天音ちゃんと紗夜はちゃんと仲直り出来るのか?

ある意味、お約束では有りますがやはり気になる展開で続きが楽しみですねぇ。


で、話はちょっと変わりますが・・・敵さんである"ウロボロス"って非常に知性が高いですよねぇ。

囮による陽動、手薄になった敵本拠地への奇襲、最重要要素であるαドライバーへのピンポイント攻撃・・・言葉で言うのは簡単ですが、これを組織的に実行するとなるとかなり大変。

囮を実行させるための組織的な命令系統は勿論のこと、αドライバーという存在が居り、それが重要な役割を果たすという情報を入手していなければならないし、ピンポイントで攻撃するならαドライバーがどんな特徴を持っているかも知らなければならない。

ちょっと思い付くだけでも様々な困難が伴うこの作戦を遺漏なくやってのけるのですから、相当に手強い。
流石に世界を滅ぼそうとするだけの事は有ります。

ただ・・・ちょっと気になるのはαドライバーは殺害された訳でも無く、連れ去られた訳でも無い。
ぱっと見はただ閉じ込められただけ。

これだけの作戦を実行した割には拍子抜けするような"戦果"な訳ですが、戦力低下が狙いなら何故にこんなまどろっこしい事をしたのか?

天音ちゃんは助かるのか?という点とも被りますが、非常に気になる点ですね。
・・・天音ちゃんがいきなり殺されたら百合的にも色々な意味でも困るだろ?というツッコミは勿論無しです(笑)


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