知人の方から「CODE VEIN」を有難くも頂いてしまったのでプレイしていたら、ちょっと百合っぽい所も有ったので話題に。(ある程度のネタバレが有るので、その辺りはご注意を)
元々、絵柄や世界観の雰囲気が好みだったものの百合的には「有ったら嬉しいよね」という程度の認識だった本作。(だからこそ購入していない=頂かなかったら当分プレイしなかったと思います)
女性主人公にすればちょっとは百合を楽しめる・・・はず!と思ってプレイを開始、チュートリアルを経て本格的に物語が始まると・・・中々に良い絵面が!!
と、喜びも束の間、公式サイトをチェックすれば分かりますが、世界観が
大崩壊と呼ばれる異変と”バケモノ”によって人類の半数以上が喪われる
”バケモノ”に対抗すべく死人を吸血鬼(レヴナント)化、その一環として行われたクィーン計画によって更に酷い戦災を巻き起こす事に
クィーン計画によって誕生した暴走吸血鬼”クィーン”を討伐後、赤い霧が発生し吸血鬼と人間は檻に入れられた状態に陥る
赤い霧の中”ヴェイン”では吸血鬼の渇きを癒す血の代替物である”血涙”を血税として臨時総督府に収める必要があるが、それを発生させる泉は枯れている物がほとんど
という酷い状態。
お蔭で世相が北○の拳のような状況で、主人公も野党紛いの連中に助けてくれた&膝枕してくれた少女”イオ”と引き離されて、血涙を集めて来いと言われる始末。
まぁ実は主人公は何故か枯れた泉を復活させる能力が有るので、何とでもなりそうですが・・・下手にそういう能力を見せない方が良いと判断したのか、素直に血涙を探しに行く事に。
で、ようやく本格的にゲームスタートですが・・・むずい!むずいよ!!
下さった方が「死にゲーっていうジャンルのゲームだから難しいよ」とか仰っていましたが、本当にむずいよ・・・。
まぁ途中でルイが加入するし、そのルイが下手クソな自分(プレイヤー)よりよっぽど強いので、割と楽でしたね。
なので、戦闘は相方(ルイ)に任せておけば良いや~と思っていたら、ボスにボコボコに・・・何回死んだか分からないよ!!
そんなこんなな状況で物語的にもゲーム的にも百合百合している場合じゃない状況が続きます。
ゲーム的には普通に難しいのに加えてマップが結構見辛いのに、やたら足場が悪い場所を通らされるし(崖っぷちとか)。
キャラ的な面ではイオは中々戦闘に付いて来てくれないし、途中で加入する女性キャラ”ミア”は打たれ弱いので管理人の腕じゃ連れて行くのは無理でしたし(苦笑)
いやまぁルイと同時期に加入する男性キャラ”ヤクモ”さんは頼れる兄貴って感じで普通に良いキャラだったので、それはそれで楽しかったですけどね。
と、こんな調子でぶつくさ文句を言いつつも(苦笑)楽しくプレイ・・・でも百合要素はほとんど無いかな?と思っていたら、脇役ながら妙に百合妄想を刺激してくれる人が!
主人公には様々な特殊能力が有るのですが、その一つとして”血英”と呼ばれる吸血鬼の記憶や想いの塊を通して、記憶を体験して能力(ゲーム的にはブラッドコード(職業のようなもの)や錬血)を覚える事が出来ます。
で!!
そんな記憶を垣間見る事が出来るキャラの一人としてアウロラという女性が居るのですが、その人が同僚である”カレン”に向ける想いが凄いと言うか、重いと言うか、百合脳には刺さって刺さって仕方ないんですよ(笑)
アウロラは”継承者”-公式サイトにも言及されていますが-というクィーンの身体の一部を封印する役目を担っています。
で、クィーンという存在自体がヤバイのでそんな封印方法が取られた=継承者の身もヤバイという事でアウロラも心身ともに非常に苦しめられるのですが・・・そんな役目を引き受けたのはカレンのため&苦しんでいる間も考えるのはカレンの事ばかりなんですよ!!
アウロラの記憶を垣間見る場面はいくつか有るのですが、ほぼカレンの事で占められているのを見ると、百合好きに妄想するなと言うのは無理です、ハイ(笑)
まぁアウロラさんのまとまった出番はこの辺りで終わりみたいですし、神骸の影響で姿がモンスター状態になっている&戦闘終了後も姿は元に戻らないんですけど(苦笑)
もう一つ百合要素とも言えるのが継承者に寄り添う者・・・イオを含めた”神骸の伴侶”と呼ばれる存在でしょうか。
理由などはまだ分かりませんが、彼女らは孤独な継承者に寄り添う事を使命としており、献身的に-あるいは妄信的に-継承者に尽くしてくれます。
そのためアウロラの伴侶であったレダの記憶を見て行くと、アウロラさんとの関係も中々・・・という訳ですね。
アウロラさんの伴侶”レダ”は血英を残して消えた=消滅してしまったので、今後の展開は望めませんが・・・物悲しい彼女達の運命も合わせて、この二人の関係性も良かったと思います。
という事で「CODE VEIN」の百合要素でした(笑)
今のところ、この辺り以外には百合的には目立った動きが無い、と言うか男女の関係性が主だっていますが(苦笑)、上記の分だけでも個人的には満足。
それに今回のイベントが終了するとようやくイオが参戦してくれますし。
イオの設定を考えれば女性主人公との関係は百合的に美味しくなる可能性は大。
それに期待しつつ、プレイを進めたいと思います!
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