2024年7~12月 百合ゲーム発売日メモ
2024年1~6月 百合ゲーム発売日メモ
2023年7~12月 百合ゲーム発売日メモ
百合ADV「Clover Reset -クローバーリセット-」がsteamにて配信開始!
CF企画や2025年5月の注目作として話題にしていた百合ADV「Clover Reset -クローバーリセット-」がsteamにて無事に配信開始されました!
steamページ
青春百合恋愛ノベルゲーム「Clover Reset」オープニングムービー
体験版を通しての感想は以前の記事にて言及しているので繰り返しになりますが、作風は非常に王道な百合ADVという印象ですね。
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2025年5月 注目百合ゲーム公式では「甘さ99%×驚き1%」! とのアオリを付けていますが、体験版からもそうした要素は感じられており、良い意味で期待通りの内容と考えて良いかと。

以前の記事でも言及しましたが、一目見た瞬間に相手の娘の美しさに見惚れるのは非常に王道的な百合展開かと
対して”驚き1%”は茉鈴としずくの過去に何かあったと示唆されているので、その内容でしょうか。とは言え、1%という少ない数値にしてある事や作風からしてあくまで百合を盛り上げる要素であると思われ、そういう意味でも安心して良いと思います。
尖った要素や斬新やシステムなどの要素は薄いですが、それだけに万人向けですし、そうした要素の完成度が単純に高い・・・百合作品にも多数出演されている声優さんが参加されている事やCGは勿論、立ち絵の動きと表情は非常に可愛らしいのが◎
2025/6/14までリリース記念で10%OFFとなっていますし、王道的な百合が好きな方はプレイを検討されてみてはいかがでしょうか。
CF企画ページ(2025/01/27に181%達成で企画終了)
青春百合ノベルゲーム『Clover Reset』制作支援プロジェクト:campfireWebコミック誌「COMIC メテオ」更新!(2025/5/28)
公開の更新での注目作は「ニーナさんの魔法生活」ですね。
公式サイト
新連載続々!Webコミック[COMICメテオ]今回のエピソードはアイリスが帰省し、母の思い出の記録を見つつ感情の整理を付ける、と言うのが大まかな内容でしょうか。
アイリスの感情という意味では意義深いエピソードですが、物語の動き・・・現実世界の展開としては事件も無く穏やかな日常といった風情です。


母の記録を見て、感情の整理を付けていくアイリス
物語の当初よりくすぶっていたアイリスの家族の問題にこれで一区切りが付きそうです
で、以前のエピソードで色々と不穏な面も見せたニーナさんはと言うと、本の虫とアイリスから評されただけあって本が集まるアイリスの故郷エリュリオンにどっぷりとはまっている様子で、完全に観光客ですね(笑)


本漁りに夢中のニーナさん
ただエリュリオンが楽しいのは本の街というだけでなく、自分の事が知れ渡っていないという面もあるのが印象的です
以前のエピソードでは色々と気になる要素(アイリスの夢など)は多かったものの、今回は特に気になる引きも無く―アイリスの感情という面では大きな意味が有るものの―本当に日常回という感じでしたね。続きもこうしたエピソードになるのか、一気に劇的な展開になるのか。次回も楽しみです。
メテオ様関連注目作 単行本
AE(人工実存)と女子高生の百合を描く漫画「ゆりゾン」が連載開始
話題にするのが遅れてしまいましたが(苦笑)、AEと女子高生:天海との百合を描く漫画「ゆりゾン」が連載を開始しています!
掲載サイト
第1話 初恋(仮) / ゆりゾン - 倉田英之/森山大輔 | COMIC OGYAAA!! (コミックオギャー)|おもしろい、がうまれるところ
AIなどの機械もしくはそれに準じた存在とのラブストーリーと言うのは、テーマ的にはちょくちょく見かけますが、今作もそれに沿った作品ですね。
そういう意味では新鮮味は無いのですが、本作の印象的なのはAEである一葉が天海に一目惚れ、という非常に人間的な形で恋をしたこと。そして壮大過ぎるスケールで、でも非常に真摯に愛を表明する姿でしょう。

きっちりしっかり百合だと明確にしてくれた1シーン
最初から特定の個人に好意を持つようにする流れからAIなどと恋愛するという展開は多い印象ですが、非人間側の方が一目惚れと言うのは結構珍しい気がします
特に人間である天海が”一葉がプログラムの関係でおかしくなった”だとか、あまつさえ”女の子なのに女の子を好きになるだなんて・・・”などという「あ?ちょっとこっちに来て話し合おうか?」と言いたくなるような言動をしている返しにAEである真っ直ぐに愛を、自らの気持ちを”絶対間違ってません!”と宣言する姿は非常に対比的で心に残るシーンとなっていますね。

地球(諸都市の灯)を使って愛を、自らの気持ちを表明する一葉
そのスケールは勿論、機械である一葉が真っ直ぐに愛を宣言する姿は非常に印象的です
そして、もう一つ印象的なのは第1話と言う掴みが重要なエピソードで、ヒロインの立場である一葉が擬人化されていない=ヒロインとしてのビジュアルが無い事でしょう。普通は魅力的な外見のヒロインをばぁーんと見せて掴みに来る所ですが、少なくとも今回は最後まで一葉はアイコンとしての姿しか見せていません。
これが良い方向に作用するのかどうかは分かりませんが・・・天海にくっ付ている親友:縁に嫉妬する姿と相まって印象的だったのは確か。

世界規模の影響を与えうる一葉に一目惚れされた事で、ゴタゴタに巻き込まれ、ようやく家族と親友:縁の元に帰ってきた天海
心配のあまりずっと天海にくっ付いている縁に嫉妬している一葉は、アイコンの姿という事もあり可愛いです
この後、一葉が感情面は勿論、擬人化などビジュアル面は変化するのか?一葉の気持ちを完全には受け入れていない天海の気持ちは変わるのか?そして第1話時点ではヒロインっぽさは上な印象だった縁は今後も物語に絡むのか? 色々と今後が楽しみな作品です!
漫画の森山大輔先生は百合要素のある短編を描かれていましたね
原作の倉田英之先生は軽めの百合要素がある作品や百合要素のあるキャラが居る、という作品を手掛けた記憶は有りますが、百合がメインテーマの作品を書かれた事はほとんど無いはず。なので今回の「ゆりゾン」そういう意味でも注目作と言えるかと