先日話題にした「「お前ごときが魔王に勝てると思うな」とガチ勢に~」に続いて、「無自覚で最強の吸血姫が、人里に紛れ込んだ結果――」も百合要素有り&書籍化するとの事なので話題に。(情報を下さった訪問者様、ありがとうございます!)
Web掲載ページ
無自覚で最強の吸血姫が、人里に紛れ込んだ結果――書籍化告知
異世界ヤンデレ&無自覚吸血姫の二作が書籍化予定です!
— 緋色の雨@異世界ヤンデレ2月末発売予定 (@tsukigase_rain) 2018年1月1日
異世界ヤンデレは双葉社Mノベルスより二月末に発売予定。なんとなんとノクタ版ベースで、イラストレーターはつかこ様です!
無自覚吸血姫は色々未定なので、あらためて告知いたします。
詳しくは活動報告にてhttps://t.co/7R9b2TauIy
こちらも初見だったので、ざっと読んで見たのですが・・・こちらも百合百合しくて良いですね!
お話としては最強の吸血姫たる”リスティア”が本来生きていた時代よりも千年のちに目覚める事になり、”妹探し”(と言うより”妹作り”というべき?)に奔走する過程で、多くの人を助けていくというもの。
自分が大切と感じた人を傷付けるような人物に対しては冷酷な面を見せる事が有りつつもリスティアは天真爛漫その物で、ストーリーも基本的には明るく楽しく読み易いです。
管理人の知っている作品だと「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」に近い感じかな?
まぁ百合的な観点で言えば「スライム~」の主人公:アズサは気付いたら女の子に囲まれて家族になっていたのに対し、本作の主人公:リスティアは積極的に女の子達にアプローチしているのに望んだ関係とは微妙に違う関係になちゃっているのですが(笑)
まぁでもそこが本作のもどかしくも楽しいところですね。
百合的な方向性としてはリスティアが妹が欲しいという事で、どちらかと言えば親愛寄りなのですが、リスティアに助けられて慕うようになる女の子達はリスティアに心酔、崇拝に近い感じになるためラブいのが◎
特に孤児であり現時点の本作の中では一番過酷な状況だった”マリア”の、リスティアのアプローチに対する反応は本当にぐっと来ます(笑)
まぁちょっとお互いの認識にズレがある感じですけど(苦笑)、先ほど書いたようにそのズレ、すれ違いが本作の面白さなので良しです。
どちらかと言えばライト寄りの百合ですが、その分取っ付き易く読み易い作品。(マリアのように過酷な状況にさらされるキャラも居たりしますが、ちゃんと救われますし)
書籍版でどういう加筆や変更、イラストになるのかは分かりませんが、百合的に楽しめるのはほぼ間違い無いでしょう。今後の展開と合わせて楽しみです!