いつもの如く視聴が遅れていますが、今回は「小林さんちのメイドラゴン」の感想です。
原作を読了している方ならお察しですが、トールの小林さんへの愛が凄いですね~。
特に自らのしっぽ肉を小林さんに食べさせようとする辺りは、しっぽ肉が美味しそうなので誤魔化されそうになりますが、自分の身体の一部を食べさせようとするって相当です。
人間に置き換えたら、ほぼヤンデレですよ(笑)
他にも小林さんの衣類を汚れだけを落とせる唾液が出るからと舐めたり、とかね(笑)
と、ここで本作が尊いのは小林さんがトールの愛を受け取るだけでなく、ちゃんと返していっている所ですね。
特に第2話で新たなドラゴンにして幼女”カンナ”が押しかけて来て、部屋が手狭になったのを機に大きな新居へ引っ越したのは流石。
地味かも知れませんが、一般人からすれば大きな新居へ引っ越すと言うのは家賃や通勤などの観点から決して軽く無い負担。
それを押しかけて来たトール達のためにさらっとこなすのは小林さんの優しさとカッコ良さですね!
まぁ酒乱の気があるのが玉に瑕ですが(苦笑)
第2話でトールを追って小林さんちへ押しかけ、そのまま小林さんとトールの娘ポジションに落ち着いたカンナですが、クラスメイトである才川リコとの関係が非常に百合百合しい!
その様は小学生ながら百合度では小林さん&トールよりも高いのでは?と思わせるほど。
当初は才川さんがカンナが好きになり過ぎて暴走しているという感じでしたが、カンナの方も才川さんへ結構積極的にアプローチしていますねぇ。
特にカンナが才川さんを押し倒した時は、原作の時でもそうでしたが「あれ、これ成人向け?」と思いそうになりましたよ(笑)
小林さん&トール、カンナ&才川さんの百合ップルストーリーであると同時に、本作は小林さん&トールの婦妻にその子供ポジションであるカンナとの家族ストーリー的な一面も有ります。
先述したようにトールとカンナのために引っ越した時点で小林さんはトール達を家族と同等以上だと思っていると考えて良い訳ですが、カンナを学校に送り出す支度をする姿は親その物。
百合好きとしては男性キャラである滝谷さんやファフニールさんの存在は気になるところ。
(トールも小林さんの同僚にして友人である滝谷さんには警戒してましたし)
が、滝谷さんにしてもファフニールさんにしても、あくまで良き友人として小林さん達に接しているため無問題。
原作でもそうでしたが、男は男同士でワイワイ楽しんでるって感じですからね(笑)
まぁトールが来なければ小林さんと滝谷さんは何となく一緒になる、という展開もあったかも知れませんが、トールが居る以上は滝谷さんは自分から小林さんとトール達の関係を崩すような事はしないでしょう。
原作でも滝谷さんは「コミュニティを維持したいタイプ」と言及されていましたしね。
それよりもトールに取って本気でライバルになる危険性があるのは、現時点ではジョージーさんだと思う(笑)
メイドレベルが高く、カンナ経由で接触する可能性も高い。
現在、中学3年生という年齢がある種の防波堤となっているとも言えますが、年の差という物はふとした拍子に飛び越えてしまうもの。
作中の出番が少ない内は良いでしょうが、出番が増えたらトールは要注意でしょう(笑)
あと気になるのはルコア(ケツァルコアトル)さんの「(同僚の策略によって)酔った勢いで妹を・・・」の辺りでしょうか。
この辺りは原作でも突っ込んだエピソードはまだ無く(単行本5巻時点)、姉妹の仲がどうなっているのか興味を引かれます。
姉妹百合の可能性という点でもそうですが(笑)、ルコアさん自体が捉えどころの無い所があり、彼女を掘り下げるという点においても、いずれ見てみたいエピソードです。
原作を読んでいるので、大体の内容は分かっていましたが、やはり良いですね!
オリジナルのエピソード(カンナの「マジ、やばくね?」の件とか)も有りますし、非常に楽しい!
まだエルマも登場してませんし、今後の展開が楽しみです!
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「小林さんちのメイドラゴン」第7-13話 百合的感想 – 百合ゲーム時々、他事語り公式サイト