百合要素を含むノベル作品としては勿論、純粋なノベルとしても好評を博しながらも第3巻以降、続刊していない「聖クロス女学院物語」の続きが作者である南部くまこ様のnoteにて配信スタート予定とのこと!
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2020年、“くまこ5つの活動計画”。聖クロス女学院物語のnote配信もスタートするよ!|南部くまこ|note該当ツィート
[告知]メインは『ゆりぜん』と『聖クロス女学院物語のnote配信』です。1月25日の新月の日にスタートするよ!(^▽^)
— 南部くまこ (@nambukumaco) January 6, 2020
2020年、“くまこ5つの活動計画”。聖クロス女学院物語のnote配信もスタートするよ!|南部くまこ @nambukumaco #note https://t.co/p856K2FAJk pic.twitter.com/0ovxYz4uDF
まずは目出度い&ありがとうございます! これに尽きますね!
告知の中に”現時点では商業出版で続巻をお届けすることは叶いませんが~”と有りましたが、続きが読める場が提供されるだけで有難い事です!
「聖クロス女学院物語」はどちらかと言えば児童書に近い位置付けなので、百合的には突っ込んだ描写は少なめ(と言うより恋愛や性愛を想起させる要素が少ないと言った方が良いかも)なのですが、聖クロス女学院物語という舞台と”神秘”をテーマにした”雰囲気”が物語としても百合としても良いんですよね。
そして何より”優しさ”がさり気無く、でもリアリティを伴って描写されているのが素晴らしい。
個人的には、隻眼である花音が段差を高さや距離感が掴み辛いと言ってゆっくりと降りる際に陽奈がすっと腰を持って支えようとしたシーンが、印象的でした。
挿絵や花音の意外な所作を可憐と感じる陽奈が百合的に良いのは勿論ですが、隻眼であるが故の不便さをさり気無く示しつつ、陽奈の優しさ(更に言えば段差を事前に教える葵の優しさ)が描写されているのが、何だか妙に沁みましたね。
と、個人的な事はともかく。確定では無いもののKDP出版もしたいとの事で、長く続く事を期待したいです!
※余談ですが、児童書で非常に良い百合要素有り作品なので「狐霊の檻」もお勧めしたい