さて今回はようやくアニマ登場となった2周目プレイの事を話題にしようかと。
2周目でのプレイは明確な分岐になるであろう行動・・・1周目のプレイでデイター司令から教わったメテオラの攻撃-ソーンウェイブ-を解析してからのプレイをすると大きくシナリオが1周目と変わります。
・・・クロエが夢?で1周目の事を覚えているような演出が入ったりと、プレイヤー視点だけでなく”クロエ視点”でも2週目プレイを認識しているような感じなのは気になりましたが現時点では全くの謎なので、そこはスルー。
1回目のメテオラ戦では解析を行うと逃げられる形になる、コーコとの思い出のエピソードが異なるなど細かい流れは異なるものの、スキップできるシーンが挟まれるなど大まかな流れは1周目と同じ。
それが大きく異なるようになっていくのはコーコを捕食したメテオラとの戦闘を経て、人型メテオラを調査する辺りから。
コーコに似ている人型メテオラを調査していくという大筋の流れ自体は1周目と同じですが、この辺りから全く違う流れが始まる・・・クロエがメテオラに襲われ、その際に人型メテオラが目を覚まして戦闘状態になるというシナリオ的にも視覚的にもダイナミックな展開になります。
人型のメテオラという未知の存在に加えて、メテオラ同士の戦闘という状況で浮足立つものの迎撃は必要。
相争っているならこちらに取っては漁夫の利だと主張するノアですが、デイター司令やジュリィ博士は人型メテオラを助けるべし・・・人型メテオラと共闘する形で戦えと命令されます。
選択肢が出たり、ノアが意見したりなどの紆余曲折はあるものの人型メテオラを助けるという事で出撃します。
色々と懸念は多かったものの、戦闘自体は共闘するような形に・・・人型メテオラがクロエを庇うような形で推移、人型メテオラが攻撃面でもアシストしてくれた事もあってレールガンを命中させ、撃破します。
が!倒したと思ったメテオラは健在、それどころか”分裂型”となり、動きの遅いクロエ=アルト・マキアは危険な状態に。後退しようとするも何故かアルト・マキアは機能を停止。更なるピンチに陥ってしまいます。
脱出装置も作動せず、同乗者と言えるノアも機能を停止してしまい、いよいよピンチという所で人型メテオラに再び助けて貰える事に。
その事自体は良い事&プレイヤー目線では予想通りなのですが、人型メテオラの髪型が変わっていたり、急に縮んだりとこれまた急転直下の展開でビックリ。
プレイヤー目線では「ようやくアニマ登場か!」という点で嬉しかったのですが・・・まさかいきなり襲い掛かられたのは驚きでした。
クロエは勿論ですが、こういう事をされるからプレイヤーとしても人型メテオラ(アニマ)=コーコという認識が正しいのかどうか分からなくなります。
と、プレイヤーとしては色々と考察のし甲斐のある展開ですが、クロエとしては命の危険に晒されているのは変わりなく、しかしだからこそ分かり易いとアニマに銃を向けますが・・・そこで1周目と同じくジュリィ博士からのストップが。
まぁ1周目で人型メテオラに強い興味を持っていたジュリィ博士ですから、変身して人間大になるメテオラに興味を持つのは当たり前。クロエを抑止装置で黙らせてメテオラを回収する流れに。
人型メテオラ(アニマ)を研究、調査するという展開は1周目と同じですが、人間大にしてほぼ人間と言える外見となった事からアニマを特別な部屋に閉じ込めて研究する、その調査内容が”コーコの要素が残っているのか?”が主軸になっている事などが大きく異なりますね。
そのためコーコの思い出の品をアニマに与える事になり、ここでクロエの葛藤やコーコとの思い出がまた語られます。
今回のプレイではコーコのリボンが重要と言うか、一番コーコを印象強くするアイテムという感じでしたが、もしかすると選択肢次第で変化する、かも知れません。
またコーコがクロエから物語の読み聞かせを好んでいたせいか、アニマもまたクロエの読み聞かせをせがむように。
この辺りはジュリィ博士のちょっと意地悪な質問-アニマにコーコを感じるか?-などは有りつつも不思議と穏やかな雰囲気で、プレイヤーとしても心地よかったですね。
まぁクロエは勿論、メテオラ殲滅派とも言えるヤマトなどは複雑な気持ちだったようですが。
そうした日々を送る内に何故か、アニマの部屋の扉が開き、クロエが入れる=今までホログラム越しだったアニマと直接対峙する機会を得ます。
読み聞かせ中にコーコとの思い出に想いを馳せている所、というタイミングがまた意味深。その辺りは謎ですが、クロエがコーコの面影を強く見せるアニマに囚われている事がよく分かるシーンであり、百合的に非常に美味しいです。
ただ、この邂逅でアニマから付けられた”傷”が思わぬ事態を呼ぶ事になります。
アニマとの邂逅は意味深でしたが、その時点では特に大きな展開は有りません。そして・・・そんな歪なような、でも安定し出した日常をぶち壊すのはやっぱりジュリィ博士(苦笑)
事の始まりは1周目と同じくサンプル・・・今回はアニマを解剖しようと言い出します。曰く「これ以上はコーコ成分が出て来ると思えない」から。
う~~~ん、解剖によってかなり情報を得られるというのは分かりますが、貴重な生体サンプルをそんなにあっさり殺処分する形にしてしまって良いのだろうかとも思いますが・・・あくまでアニマは危険な存在であるので、こうした結論に達し易いのも仕方ないのかも。
とは言え、もうアニマにかなりコーコの影を見るようになってしまったクロエは心穏やかではいられません。ジュリィ博士に意見するも・・・当然の事ながら取り合って貰えるはずも無く。
終いには心配したアオバ、ヤマト、ノアに家に帰って休めと連れて行かれる事に。
まぁこの辺りは3人の想いがお節介とも優しいとも思える訳で複雑な気持ちなのですが・・・ここでアニマの甘噛みで付けられた傷が決定的とも言える事態を招きます。
3人にその傷を見咎められた事により、回復の早いデザインドヒューマンであるクロエの傷が治らない=それだけ深い傷を付けたという事になり、増々アニマは危険であるとされます。
正直、そのケガに関してはプレイヤーの目線だと詳しく描写されないのでかすり傷くらいにしか思えないのですが・・・そんな小さい傷が治らないからこそ危険視されたのかも。
何にせよ、クロエは3人と仲違いに近い雰囲気に。特にヤマトは強くクロエに詰め寄り、話し合おうと言ってきます。
そこではヤマトがメテオラを敵視する理由なども語られ、お互いに気持ちは落ち着いてきたものの・・・気持ちの溝自体はほとんど埋まらないまま。
そして・・・決定的な状況へ推移していきます。
アニマの解剖を止めるには、コーコ成分をアニマから引き出す必要がある。そう考えた末にクロエが取った方法はアニマをコーコの部屋へ連れて行くこと。
クロエの心情はともかくとして、これは客観的にみれば超危険存在を外に出している事に他なりません。そんな状況で一緒に部屋を居るところ、しかも折悪くまたアニマがクロエを甘噛みしていた所をヤマト、アオバに目撃されてしまいます。
この時点でアニマの殺処分は決定したようなもの。
もうどうしようも無い・・・そう思える所ですが、クロエの監視役となったアオバが自身の心情、特に尊敬していたデイター司令の暗部に対する反抗心を告げ、クロエとアニマの脱走に協力してくれる事になります。
アオバの協力によってアニマの元に行く事が出来たクロエですが・・・ここでまたアニマがまた可愛いと言うか、いじらしいと言うかな事をしてくれるんですよねぇ。
それは自らの爪を切除・・・噛み砕いていたのです!
ああ・・・これはもうクロエじゃなくても心を掴まれちゃいますよ・・・。
と、二人一緒に脱走する訳ですが・・・プレイヤー目線からすれば、どこへ、どうやって逃げるのか?という疑問が湧きます。
そこへジュリィ博士の登場!う~~~ん、これは詰んだか?と思いましたが・・・ジュリィ博士は意味深な事を言い、むしろ協力的な事を言ってくれます。
「二人に興味を失った」、「これまでのご褒美」と言い、二人が逃げ出す手段・・・アルト・マキアを動かすプログラムをくれます。
正直、ジュリィ博士の真意はプレイヤー目線としては非常に気になりますが、クロエは急いでアニマと脱出する事に。
そしてプレイヤーとしては最も心揺さぶられたシーン、ヤマトとの戦いへ突入!
いや、もう、これ演出やBGMが素晴らしい上にヤマトが激しくも切々と思い出を語りながら「何でもない日だって楽しかったんだよ!俺は!!」と訴えて来るんですよ。
でもって結局はそんな彼にレールガンをぶっ放す事になり、力無く「俺の身体、動かないのか」なんて言われたら、もう・・・!
そして、アニマと共に逃げたクロエは1周目と同じく、アニメが変じた人型メテオラと一緒に”いってしまう”結末になります。
う~~ん、百合的に美味しく劇的な展開で非常に面白かったですが、悲劇的な結末とも言える訳で、やはりそこは切ないEDでした・・・。
と言う訳で「ALTDEUS: Beyond Chronos」2周目のプレイでした。
今回のプレイではアニマが登場したこと、予想以上に百合的に楽しめた事は勿論ですが、男性陣・・・特にヤマトの活躍に心揺さぶられたのは嬉しい誤算でした。
これは個人的な好みですが、ここまでヤマトに感情移入しちゃったのは-少なくとも今回のプレイでは-クロエを引き止める理由が”皆と過ごした日常が楽しかったから”だったからでしょうね。
管理人は自分がこうした友情に縁遠かったせいか、こうした感情を振り切る姿を見せられると泣けて来てしまうんですよ。
逆に惚れた腫れたな感じで引き止められてたら、百合目的でプレイしていた事もあって何の感慨も無く出力120%で撃ち抜いていたでしょうね(笑)
管理人、男女の恋愛要素に感情移入できる事がほとんど無いのでr(^^;)
しかし・・・プレイ時は色んな感情が沸き起こってメチャクチャな気分でしたが、こうして改めて振り返ると、アニマって結構あざとい気もしますね~(笑)
特にVSヤマト戦の時に攻撃を受けて軽く悲鳴をあげるシーンが有るのですが、あれってヤマトの目線からすれば「お前、ウル○ラマンばりにメテオラをぶん殴ってたじゃねぇか! クロエの前だからってか弱い振りしてんじゃねぇぞ!」って気になりそう(苦笑)
記事執筆時点ではPSVR版は出ていないものの、このルートのヤマト視点のDLCが配信されているので機会があれがプレイしたいところです。
さて、色々と謎も深まっており3周目プレイの話もしたいのですが、時間が取れない事もあって、まだプレイし切れていない&スクショなどを撮り忘れちゃった事もあって、また時間がかかりそうです(汗)
まぁ遅筆なのは今に始まった事じゃないですから、気長にやります。そもそも読んでいる人が居るのかという根本的な問題も有りますが(汗)
対応機種 : Oclus/steamVR/PSVR
ジャンル : ADV
プレイ人数 : 1人
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ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンドクロノス)『ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウスBC)』PV
『ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: BC)』アニメーションPV
steam版
Steam:ALTDEUS: Beyond ChronosPSVR版
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