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「終末のイゼッタ」第12話 百合的感想

さて、大幅に遅れて、ですが(苦笑)最終話の感想です。

今回のお話を簡単に纏めると百合的(フィーネとイゼッタ)には最高だったけど、ゾフィーの視点で見ると「う~~ん」でしょうか。

いや、基本的には非常に良かったとは思います。

イゼッタとゾフィーの熾烈な戦闘はエンターテインメントとして非常に熱かったですし、イゼッタのフィーネへの愛、フィーネのイゼッタへの愛をビシバシ感じる事が出来る百合的にも良いエピソードでした。

「終末のイゼッタ」第12話より
ゲルマニア軍の兵器を交えた戦闘に続いて、あらゆる"物"と魔力をぶつけ合う激闘はラストバトルに相応しかったです

特に当サイト的に・・・つまり百合的にはイゼッタのフィーネへの愛は病的とも身勝手とも言えるほどで、恋愛と言うベクトルであるとは言っていないものの、百合要素のある作品全般を見てもかなりの物でした。

「終末のイゼッタ」第12話より
自らの全てを賭けて、自分とフィーネの望む世界を得るために魔力を放出するイゼッタ
正に命懸けの行動ですが、最後の幸せそうな表情が印象的

で、ここで美味しいのは対するフィーネもイゼッタを全力で好いている事でしょうね。

前回のお忍びデートでの決意は勿論ですが、重要な外交交渉の場で感情を爆発させ涙を見せるという、為政者としては決して良しとは言えない事をしでかしてしまう辺りなどは、基本的に冷静であるフィーネをイゼッタだけが揺り動かしているという事が印象付けられて非常に良かった!

「終末のイゼッタ」第12話より
イゼッタの命懸けの願いを最後は為政者として、皆の事を考える者として受け入れるフィーネ
前回の百合的ハイライトなシーンでしたが、今回も素晴らしいシーンです
「終末のイゼッタ」第12話より
重要な外交交渉の場で涙を見せるフィーネ
ほとんどの場面で気丈にしてきたフィーネの涙はその想いを察せるに十分な破壊力があります

ラストもイゼッタとフィーネが幸せに過ごしているであろうと感じられる〆でしたし、"現代のおとぎ話"として良い終わり方だったでしょう。

「終末のイゼッタ」第12話より
相当にドキドキさせられましたが、どうやらイゼッタは生き残る事が出来たようです
お世話をロッテがしている事など、色々と妄想が捗りますね(笑)

・・・ゾフィーの事を除けば

いや、ほんとゾフィーについては扱いが酷い。

最期の最後まで報われないと言うか、彼女の復讐を否と言い切るのは無理があると言うか。そりゃあ確かに今の時代の連中は関係無い訳で、それに対して復讐するのは筋違いでしょう。

が・・・彼女の感情を考えると、そんな正論受け入れられないでしょうよ、と。

イゼッタもそんな彼女の気持ちを「分かりません!」と言い切る辺りは変な同情を見せるより、よほど良かったのですが、ゾフィーを裏切った王"マティアス"とその国であるエイルシュタットを弁護するような言動は、そりゃあゾフィーの気に障っただろうなぁ、と思います。

イゼッタは「(フィーネのためなら)笑って火炙りにだってなれます」と言っていますが、イゼッタとゾフィーの境遇は根本的に違いますもん。

だってフィーネはどんな状況になってもイゼッタの死が必要なら面と向かって「イゼッタ、死んでくれ」と言うでしょう。

が、ゾフィーの場合は完全に不意打ちであり裏切りの末の死。

「終末のイゼッタ」第12話より
マティアスの裏切り(遺言)により自分が死した事を苦々しく話すゾフィー
この状況で恨まずに死ねるなら、聖人君子を通り越して狂気を感じますよ、管理人は

フィーネのために戦って死ねるという恍惚に浸って逝ける(結果として助かりましたが)イゼッタとは―非業の死という結末は同じでも―雲泥の差です。

そんな自己陶酔状態の女に正論ぶってあんな事を言われりゃ、そりゃあゾフィーじゃなくてもブチ切れですよ(苦笑)

まぁそのイゼッタのある種の身勝手さがあるからこそ、百合的に美味しいとも言える訳ですけどね!(笑)

「終末のイゼッタ」第12話より
「(フィーネのためなら)笑って火炙りにだってなれます」
いや、アンタはそれで良いだろうけど・・・と百合好きな管理人でも思わず突っ込んでしまったシーン
見方次第でこれほど印象が変わるシーンも珍しいです

この辺りは意見が分かれるでしょうし、一人の犠牲で多くの国民が助かるなら・・・という判断が悪いとは決して言えません。(ヨナス君もエイルシュタットの機密保持のために犠牲になった訳ですし)

が・・・やはり恩人を売って助かったという結果が釈然としない。

恩人を助ける、守る。そんな意地も張れなくてどうするんだ! それにその恩人(この場合はゾフィー)が居なかったらどうせ滅んでいたのだろう? ならば、その意地を張って城を枕に討ち死にする覚悟で臨むべき・・・そう思ってしまう。

これは完全に管理人の価値観、考え方ですが、ここはどうしても素直に見辛く苦い物が有りました。

戦争という不条理をテーマにしている作品なので、そういった理不尽がある事は自然なのでしょうけども・・・フィーネとイゼッタとの百合という意味では素晴らしかったですが、こういった苦々しい点があったのも事実ですね。

他にも振り返るとちょこちょこと書きたい事は有りますが・・・そこはまとめ記事で言及しようかと思います。

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終末のイゼッタ – 百合ゲーム時々、他事語り

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「終末のイゼッタ」第11話 百合的感想

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Webコミック誌「COMIC メテオ」更新!(2017/1/11)

今回の注目作は「篠崎さん気をオタしかに!」です。

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COMIC メテオ

今回は番外編で、各キャラの入れ替わりネタですね。

百合街道をひた走っている小兎ちゃんが居ないのはちょっと寂しいですが、秋菜の楓の愛が良く感じられるのは◎

特に「私では楓の魅力を引き出し切れない」ってどんだけーって感じです(笑)

あと楓の中身がみーちゃんのパターンだと隙が無くて秋菜だと攻略出来無さそうのが笑えましたね(笑)

メテオコミックス新刊

「魔法少女育成計画 F2P」 第10話公開!

「魔法少女育成計画 F2P」第10話が公開されました!!

掲載ページ

魔法少女育成計画 F2P  |  このマンガがすごい!WEB

前半は凄まじい腹の探り合いでしたねぇ。もうこの辺は「まほいく」の恒例行事の感が有りますな(笑)

で、後半はまさかのサービスカットが!

「まほいく」でサービスかますのはラ・ピュセルだけかと思っていましたが(笑)、他にもサービス要員候補が現れたようです(笑)

とまぁ冗談はともかく、アルマはもう完全にレジスタンスサイドになっちゃってますよねぇ・・・。

良くも悪くもアルマの魔法は騙し合いでは有効な能力なので、これまた良くも悪くも活躍しそうです。

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「魔法少女育成計画」第7-9話 百合的感想

さて、新年に入り新しいアニメも絶賛放送を開始していますが「まほいく」の感想です(苦笑)

今回の第7~9話はバトルが激化してバカスカ死亡者が増えるというキツイ展開の連続になる訳ですが、当サイト的にはハードゴア・アリスを中心に語りたい!

もうこの娘、個人的には非常に好みだったのに出番は少ないわ、出番はあっても碌な目に遭ってないわ、なんですよ。

なので辺境の弱小サイトとは言え、少しくらい応援してあげたいってのが人情です!

「魔法少女育成計画」第7話、第9話より
原作の出番の少なさを考慮してか、それなりに出番はあったものの、このスプラッタ比率の高さよ(涙)

しかし・・・改めて見るとハードゴア・アリスの口下手さと言うか、コミュニケーションの下手さが悲しい(涙)

最初にまともに話す機会が有った時に、もっとスノーホワイトと話せていたら、例え短い時間だったかも知れないとは言え、もう少し幸せだったろうに・・・。

百合的な意味でも悲しい!

「魔法少女育成計画」第7話より
スノーホワイトが好き(間違った事は言っていませんヨ!)という事が上手く伝えられないアリスに対して、スノーホワイトはこの表情
好意が全く伝わっていません(。´Д⊂)

う~~~む。やはり以前発売されたドラマCDでハードゴア・アリスの出番が無かったのは納得いかん!

せめてああいう何でもあり設定な舞台でくらい出番をあげてよぅ(。´Д⊂)

そりゃあ中の人は出演してましたけどさぁ(苦笑)
※日高里菜さんは袋井魔梨華 役で出演

短編集でも微妙に報われていないと言うか、ちょっと切ないお話だったし・・・。何とか、もう少し救われて欲しいなぁ。

・・・段々愚痴っぽくなって来たので(苦笑)、他の面に話を移しましょうか。

今回の百合要素と言えば、やはりウィンタープリズンとシスターナナですねぇ。

回想シーンでは終始イチャイチャ(笑)、死に際も相手の事ばかり考えているという最強カップルぶりです。

「魔法少女育成計画」第8話より
イチャラブカップルだった二人ですが、ウィンタープリズンは切ない最期を迎える事に・・・。

あえない最期を遂げてしまったウィンタープリズン(雫)ですが、最期の最後までシスターナナ(奈々)を守ろうとした姿は正しく王子様であり騎士と言えますね。

余談ですが、我が姉上殿もウィンタープリズンが一推しだそうです(笑)

まぁ原作では描写されていたシスターナナ(奈々)の仄暗いとも言える心情があまり伝わってこなかったのは残念とも言えますが・・・こればかりは媒体の得手不得手という事でしょうか。

「魔法少女育成計画」第9話より
ウィンタープリズンの後を追うナナ
原作ではナナの複雑な心情にはっとさせられるシーンでしたが・・・

もう一つはリップルとトップスピードですね~。二人で協力してカラミティ・メアリを破った瞬間は確かに相棒としての絆が産まれていました。

「魔法少女育成計画」第9話より
二人で死闘を制し、確実に距離が縮まったのですが・・・

え?トップスピードは既婚者で、しかも子持ちになる予定だったから百合妄想し辛い?

バカヤロウ!!

世の中には人妻百合という物があってだなぁ!!

(o ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)・;'

し、失礼しました・・・。

真面目な話、百合云々を差し引いてもトップスピードは「まほいく」シリーズの中では珍しいと言えるほど気持ちの良いキャラだったので死んでしまったのは本当に寂しかったです・・・。

百合要素を中心に振り返っていますが、こうしてアニメ版、原作、コミック版と見比べるとそれぞれの特徴が出ていて面白いですね。

原作では心理描写が面白いですし、コミック版はバトルの内容や描写などがまたちょっと違っていますし。

まぁ読んだのがだいぶ前なのでうろ覚えの部分も有りますが・・・こうなると改めて、また読み直したい気持ちになりますね。

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「魔法少女育成計画」第10-12話 百合的感想

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「魔法少女育成計画」第4-6話 百合的感想

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「ねのかみ 京の都とふたりの姫騎士 後編」 DL版販売開始!

DL販売が開始されています!

公式ブログ該当ページ

黄昏時の記憶綴り: DL版の発売開始と店舗展開の様子

DLsite様販売ページ

ねのかみ 京の都とふたりの姫騎士 後編 フルパッケージ

パッケージ版に少し遅れてのDL版販売開始ですね。

ミニサントラが付属していないのはちょっと残念ですが、在庫切れを心配せずに購入していけるのはやはり助かります。

あと公式ブログにてDlsite様の前編フルパッケージ版をver.2にアップデートしました。と告知されていますね。

恐らく他のバージョン(パッケージ版など)も順次アップデートされていくと思われますので、忘れずにチェックしたいところです。

サークル様公式サイト

ねのかみ_バナー200*40

後編公式サイト

ねのかみ 京の都とふたりの姫騎士 後編

前編公式サイト

ねのかみ 京の都とふたりの姫騎士

前編DL販売ページ DLsite.com様/DMM様

ねのかみ 京の都とふたりの姫騎士 +Hシーン追加アペンドディスク【フルパッケージ 】

2017年1月 注目百合本

今月の注目作は思いっ切り私情丸出しで「ガールズキングダム」第5巻ですね!!

中々続きが出なくて、でもいわゆる同人誌なので、それも仕方ないな~と思っていた所へイラストレーターさんの変更など、ある種のリニューアルをしての続刊ですからね!

いやぁ~長かった。でも待ってて良かった!

さて「ガールズキングダム」ですが、旧サイトでも話題にしていたのでご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、お嬢様(社交科の生徒)がメイド(家政科の生徒)を選び、学校を卒業してもその関係を維持し続けるという素敵設定の小説なのですヨ!

多彩なキャラ(主従)の相関関係が面白く、個人的には大好きなシリーズなので、興味を持たれた方は是非読んで見て欲しいですね。

まぁ基本的に電子書籍オンリーに近い状態(元が同人誌なので)なので、紙の本派の方にとっては、そこがネックですが・・・。

あと同じ作者様の作品「雀姫達の宴~すずめと燈~上巻」も楽しみです。

美少女+百合+麻雀って「咲-saki-」かよ!?って感じですが(笑)、「ガールズキングダム」以外の作品も楽しく読ませて貰ったので、こちらも期待したいです。

あと注目は・・・「百合妊娠2」でしょうか。電子書籍版は既に配信されていますが、1/20発売予定の紙の本版では描き下ろし漫画が1本(20ページ予定とのこと)が追加されているらしく、電子書籍で既に読了済みの方も要チェックです。

ちなみにタイトルから、ふたなりなどの要素を連想して敬遠されている方は勿体無いので是非チェックをお勧めします。

内容的には純度100%の百合作品ですから。本当、あの手この手で純度100%の百合と妊娠を結び付けようと努力されている先生方の努力に感謝です。

2017年1月 注目百合ゲーム

今月の注目作は「NEW GAME! -THE CHALLENGE STAGE!-」でしょうか。

冬コミ明けという事で、同人系では直球の百合ゲーも多く出ていますが、個人的には本作を推したい・・・と言うか興味を引かれているので。

と言うのも、本作は百合と明言していないものの、かなり百合を意識している感があるから。

いやまぁきらら系では大体そんな感じと言われればそうなんですが(苦笑)、「NEW GAME!」は原作者の方が「コウりん以外は百合を意識していないけど、(他のペアも)良く百合と言われる」といった回答をされている記事を見かけた事があって、明言していないだけで百合を意識しているんだな、と。

で、そんな作中百合ップル代表であるコウりん・・・特にりんにも青葉ちゃんとしてアプローチを掛けられるであろう本作は非常に興味深いのです(笑)

原作やアニメのイメージだと青葉ちゃん→コウ←りん な感じだったのですが、ゲームではこの図式が色々と変わるかも知れないのが楽しみなんですよ~。

りんが「コウちゃんだけじゃなくて、最近は青葉ちゃんも気になる・・・」みたいな展開があるかも知れず、そこは大いに期待しています。

いやまぁ普通にひふみ先輩とのイベントが楽しみというのも有りますけどね!!(爆)

公式サイト

PS4/PS Vita「NEW GAME! -THE CHALLENGE STAGE!-」公式サイト